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Little Eden



10月16日土曜日はれ

あしたはマツモトケイコ先生が大学に帰っちゃうので、みんなじゅう所やサインをセンセに求めた。教育じっしゅうでいちばん人気があったのは、このセンセひとりおいてほかにはいますまい。学活にもでてたし、国語をならわしてくれたセンセ。(おもに竹の落葉)とにかく、思い出にのこるいいセンセだった。

 私たちの組に国語を教えに来た実習大学生マツモト先生がいた。そのほか、学活にも出ていたせいか、私たちと友達になった。
 そして、明日は先生も大学に帰らないといけなくなったので、今日の国語の時間が最後の授業になった。そして、午後、帰る時のこと。
「先生、住所教えて!」
「先生、サインして!」
 みんなが先生のまわりに集まった。
 私も住所を紙に書いてもらった。いままで私たちの組にきた実習生で、マツモト先生ほど人気のあった人はいない。美人だし、話をするのもうまかったし。はじめのころ、他の子が「あの先生、あんまり好きじゃないな。担任の先生の方が好きだよ」なんていってた。私も最初そう思ってたけど、今思うと、どうしようもなく好きだったんだなあって思う。

中一の時の担任も女の先生でした。しかも新任の先生。ということは、教育実習できたマツモト先生とそれほど年が変わらなかったはず。私は担任もそんなに嫌いというわけじゃなかったんだけど、旦那はあの先生を嫌ってたそうです。
マツモト先生、もうあまり顔は覚えていないのだけど、確かに美人だったことは覚えています。あれからしばらくは年賀状も送ったように記憶していますけれど、いつの頃からか送らなくなりましたねえ。
私らより10歳近く年上ですから、もし学校の先生になったとしたら、今でもまだ教師として学校に勤めているかもしれません。






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