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Little Eden



9月27日月曜日くもり

きょーは新聞部に入部した。学活がおわると、急いで6組のユミコちゃんの所へいこうとしたら、かいだんでユミコちゃんとツキモリさんがきたので、部室までつれてってもらいました。部室は北校舎の三階。せまい部室につくえがひとつと黒板があった。かべにはらくがきがしてある。でもま、いっけんらくちゃく。そーじ当番の日は、私は水曜日なのだ。部長さんらしき人の名前、モトコさん。

剣道を辞めて新聞部に入ったわけですが、なぜ新聞部に入ったのか、実はよく覚えてないのです。たぶん、ユミが入部していたからという理由だったんじゃないでしょうか。もっとも、ユミは入退院を繰り返し、後に養護学校に転校してしまったので、一緒に部活をする時間はなかったんですけどね。あと、途中からテニスに入部するには根性がなかったということもあり、文化部なら何とか溶け込めると思ったんでしょう。

「きりーつ、れい。さよーなら」
「さよーならー」
 学活が終わった。私は急いで6組にいった。すると、階段でユミコちゃんに出会ったので、私は一緒に部室までいった。
 そう、今日は新聞部にとうとう入部することになったのだ。
 ユミがいないのがとても残念だが、私はユミの分までがんばるつもりだ。
 部室は北校舎の三階。せまい部屋に机がひとつと黒板があった。壁には落書きがいっぱい書いてあった。
「ちゃんとしてもらわないとこまりますよ。ずっとここが新聞部の部室になるわけではないから」
 そういう声が聞こえてきた。先生が新聞部の先輩たちにもんくをいっているのだった。
 そして、あれこれ悪態をついてから階段をおりていってしまった。
「先輩。新入部員」
 ユミコちゃんが言った。
「あ、そう、名前は?」
「コクケンテンコです」
 私は言った。
「コ・ク・ケ・ン・テ・ン・コっと」
 先輩がそう言った。
 しばらくしてみんなが集まったころ、先輩が、今度の新人戦でインタビューをするから、それぞれどこにいくか決めようといったので、私はバスケットをインタビューすることにした。相手は1年7組の人で、名前を忘れたから「メガネさん」と呼んでおこう。その人は銀ぶちのメガメをかけている背の高い人だ。
 また部活に出るようになって、私は今、はりきっている。

今思い出しても、確かに新聞部の部室はすごかったと思います。最近見たアニメ「げんしけん」の部室みたいな感じだったんじゃないかな。先生に注意されていた場面なんて、ほんとマンガみたいな状況だなあと思ったものだし。
でも、結局は、一度か二度ほど運動部にインタビューしたくらいしか活動した覚えがありません。部活をやめたという覚えはないんですけど、どういった状況になっていったか、まったく記憶にありません。日記にも新聞部のことをまったく書いてないので、本当に覚えてないんですよねえ。






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