二人にはかなわないから、というより、二人に拒絶されたことで、拒絶した二人を見返したいという思いだけを励みにしていろいろと頑張ってきたものだったのですよね。あれ以来ずっとそうです。今でもその傾向はあると思います。見返す対象が彼女たちだけでなくほかにもできて、その都度「私だって…」という思いを支えにして頑張ってきたわけです。それがなくなったら、恐らく私は崩れ落ちて生きる屍みたいになることでしょう。まあ、これは言いすぎかもしれませんが。ただ、生きる意味を見失うんじゃないかと思います。 だから、私には嫉妬心は大事なのかもしれない。私を生かすものとして。 | ||