塾の試験で点数のよかった人は塾が発行している新聞に名前が載ったんですよね。で、この時はフジタニさん、イシダさんは名前が載ったんですけど私だけ載らなかったんですよ。中学時代はそんなに成績が悪かったという印象はなかったんですけど（高校ではあまりに悪かったので）こうやって昔の日記を読んでみると、それなりに成績って悪かったんだなあと思いました。まあ、勉強は嫌いだし、努力することも嫌いだしねえ。やればできるという人間でもないんで、ほんと私って馬鹿だったんだなあと思います。あの頃の友達は「昔のあんたは賢かった」と言ってくれますが、たぶん、賢い人間を演じてただけなんじゃないかなあ。本当の私は賢くもない頭の悪い人間なんですよ。よく賢い人は頭悪いことを演じることはできるけれど、頭悪い奴は賢い人間を演じれないとは言いますが、私の才能ってそれなのかもしれない。頭悪いのに賢さを演じれるっていうのが。でもそれってあまり自分のためにはよくないことかもしれませんね。いざっていうときにとんでもない恥をかくことにもなりかねないもの。思い出してみれぱ、確かにそういうの何度も経験してきたように思います。