卒業文集には開きで2ページ分の「今年のあゆみ」というのがあって、その2ページを私が作成した。イラストとか描いて。好きに書かせてもらったわけで。当時の卒業生たちは今でも持ってる人はいると思う。ただ、あの2ページを書いたのが私であったというのは覚えてる人はほとんどいないんじゃないかな。ああいったページっていうのは先生が書いたと思うだろうし。 あの時文集に書いた夢は叶うことはない。ただ叶える手段はないわけじゃない。現実に叶えることはできなくても、叶えた気分にすることはできるのだから。現実ばかりを重視する人々にはその気持ちはわからないだろう。人というのはどんな状況でも夢を叶えて幸せになることはできるのだと。それは自分の気持ち次第なんですよね。だから、一番の幸せ者っていうのは、想像力で幸せを獲得することを何より重視できるその思考能力を持った者なんだと思います。そして、私はそれを持っている。だから、誰よりも幸せなのです。私以上に幸せな人はいないと、そう私は思っています。 | ||