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Little Eden



6月27日

今日、家庭科の時間、Yを好きな人をHに言いかけるところだった。(ほんとうはFがYを好きだった)
ほんとうに私は口がかるいものだ。
その時、T子が「そんなこといって、いわれた人がかわいそうじゃない」と、なんかおこったような口ぶりでいった。
それをきいた私は、むっとして、心の中で(なによ。そりゃあ、私だってT子の好きな人をSにいったわよ。でも、こんなことまでに口だすひつようないわ)と思った。
しかし、私も、Fがかわいそうだと思い、ちょっとはなしをそらした。
それからというもの(その家庭科の時間)T子は「あー、もうはらがたった」と、なにか私にあてつけるようないいかたでいうしまつ。でも、私は、そのことは、気にしていなかった。だが、そんな中で「ねえー、テンコー」とはなしかけてくると(おこってるのなら、つんつんしてればいいのに。そんなやさしそうにきいてくるなんてはらたっちゃう)と思った。
今日はS(私の好きな方)もいなかったし、T子はこうだし、つまらなかったわ。

Yは病気がちだった同級生の女の子で目の大きな色白のかわいい子だった。あまり学校には出てこなかったけれど、かなりモテていましたね。それにしても、本当に私って口が軽い子供だったんだなあと思います。まあ今でもけっこう口は軽いと思うのだけど。口が軽いというか、知ってしまったことは、得た知識として広く伝承したいという気持ちがあるからなんだろうと思います。といっても、そういう物言いはただの言い訳にしか聞こえないんでしょうけどね。
T子は近所に住む女の子で、トレードマークのように長い髪の毛をお下げにしたぽっちゃりとしたかわいい女の子でした。日記では○○さんと苗字を書いていましたが、ここでは下の名前でT子としています。大好きな女の子だったんですけど、中学に上がったときに決定的な別れがくるとことになります。その話はまたいずれということで。






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