NEO HIMEISM

2017年10月29日(日)07:01



昨日は息子は9時に自分で起きた。おや、珍しい。いそいそと着替えて矢島へ。10時過ぎたったかに戻る。11時前に旦那さんが仕事に出ると、息子とプラントへ。買物して帰ってご飯。1時半過ぎには遊びに出た。と、思ってたら、2時過ぎには戻った。頭がスッキリして。あら、散髪だったの。その後、遊びには出ずにそのまま家にいる。わたしは刑事ゆがみを三放送分をぶっ続けに見たあとに日記の転載作業。その後、「彼方から」を読む。で、最終巻の14巻は寝る前に読んだ。寝る前に読めば夢に見れるかなって思って。見なかった。残念。旦那さんが戻ったあとに寝た時に見た夢は最悪。あんなの見たくないのに。夜は早く寝たかったけど、レイダース、失われた聖櫃を見たいがために起きてた。とくにラストが好きだから、そこが見たくて。1981年、わたしが18歳の時に見た映画。まだ父も元気で仕事していた頃のことだ。あの頃の自分を思い出す。今、当時の日記を読み返してきたら、レイダースは翌年1982年の1月2日にひとりで見に行っていた。大画面から小さい画面に移動してて不満だと書いてた。まあ、放映された12月5日はまだ受験を受ける前で、それが終わってからじゃないと見れなかったわけだからしかたないんだけどね。合格したことを知った父が、鳥女、当時はまだ女短だったんだけど、大学に寄ってからケーキ買って帰ろうとしたけどなくて、それで鳥のモモ肉を買って帰ってくれたと書いてた。父は父なりにわたしを心から愛してくれたんだよなあって今なら素直にそう思える。

さて。今回の「彼方から」の読み返しは、ずっと涙ぐんでばかりだった。いちいち内容に感情移入して泣きたくなるんだよね。しかたないことなんだけど。やっぱこういっちゃなんだけど、「彼方から」以上のマンガはないな。おじゃるがおもしろくないわけじゃないんだけど、やっぱりわたしにとっては「彼方から」がダントツに一番だと思うもの。この世で一番の物語だって。ひとつだけ選べって言われたら、わたしは「彼方から」を絶対に選ぶ。とくに、父も母も亡くなった今のわたしにとって、この物語はまるで自分のために書かれたものだと思えて仕方ないもの。もちろん、いつもの妄想なんだけど。でもね、母とのことがあったあとでこんな箇所を見つけるなんて、やっぱり運命ってあるんだなあって思ってしまった。ノリコが元の世界で子供の頃に母親のおつかいをして帰ってきたら、母親に「ノリコがいてよかった」と言われて嬉しくなったという箇所を見て、わたしは号泣しかけた。ひとりでいたら絶対号泣してた。なんとかガマンして涙ぐむだけでガマンしたけど。マジで号泣したかった。わたしも母が死ぬ少し前に言われた言葉だから「おまえがいてよかった」って。主人公の名前、そしてタイトル、それだけでもうわたしは、ああ、わたしもラチェフと同じく世界に愛されてるんだなあって信じられる。何者かが作者を通してわたしにエールを送ってくれていると信じられる。「彼方から」を読むと本当にそう思える。わたしは世界に生かされてるだって。

がんばらないとな。ね、お母さん?





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