2015年04月28日(火)10:02

晴れ

喉が痛い。これってやっぱり黄砂アレルギーのせいなんだろうな。風邪ではないもの。マスクして防衛対策してるつもりだけど、やっぱ完璧じゃないんだろう。とはいえ、そういうのもしてなかったらもっとひどくなってたんだろうからなあ。去年みたいに咳がひどくならなければよしとしたい。

昨日は旦那さんがお休みなんで5時で帰る。他部署はたいしたことなかったけど、うちだけはすごい量だった。今日は棚卸。まあ、旦那さんは二本なんで5時以降も仕事するつもりだけど。昨日は天気もいいしマスクして自転車で通勤した。それにしても暑いよなー。

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今日は本当についてない日だった。暑いのはしかたないとして、黄砂アレルギーのせいで喉が痛いのも…まあしかたないとして、仕事でミスはするし、夕食の時に餃子のタレを飛び散らかしたり、息子の大切なコップを割ってしまったり、あー今日はほんとーについてないー、これはもう今気になってるマンガでも読んで寝るべー明日は休みだしーと思ってたら、そうは問屋が卸さない、で、最後の最後で泣きそうなくらいにショックな出来事が待っていた。本当は泣きたい。おいおい泣きたい。けれど、それはできない。昔みたいに一人で今いたら泣いてただろうけれど、それは今はできない。

本来ならもう寝るつもりで、パソコンも立ち上げるつもりはなかったんですよね。

そして、5巻のあとがきでこう書かれてあった。(唐突に語る天慈さん)

「自由になりたいが口癖で生きてきました。ある日妹から『いや、あんた自由やで』と言われ、その時初めて自分が誰より自由人として生きていることに気付きました。」


これを肴に何か書けるなあと思った昨日でした。それまでの2巻、3巻、4巻とあとがきが書かれてあったので、次の6巻でもあとがきが書かれてあると思っていたのですが、なかったのですよ。あら、あとがきないわーどうしてかなー残念と思ったんだけど、それ以上はそんなに気にもしてなかった。で、7巻で終ることは知っていたので、あー次ので終わりだなーどうなるかなーとそう思いつつ、さっきまで読んでいたわけ。でまあ、1巻でワケありで出てたキャラがとーとー出てきたので、あ、あいつ出てきたなと思って、でも、それにしても話の進み具合がこの巻で終るのかしらと思ってたわけで。で、本編がキリのいい感じのところで終わったはいいんだけど、うーん、この終わり方はちょっと納得がーとなって、番外編を読んで、まあこれはありだろうけど、でもなー、もちょっと話が「めでたしめでたし」にできなかったのかなーと、それまでがワクワクして読んでたんで、多少はガッカリしてたわけで。それでも、いろいろ心にクル話だったし、それ以外にもちょっとここで語れないようなことも心に刻まれたもんで、これはそれでいいのかなーとムリヤリ納得して最後の最後のページをめくったとたん……。

「忘却の首と姫」の作者である惣司ろうさんが去年亡くなっていたことが書かれてあった。

あーそうか、それで6巻のあとがきは書かれてなかったんだ。それであんな終わり方をしたんだ。そうか、そうだったのか……7巻のあとがき、つまりは編集部の書いたことによると、リリアが正式に王妃になることや子供も授かること、そして希望に満ちたエンディングを迎えるはずだったと書かれてあったので、容易に想像ができたので、7巻のラストから最終話までの補完はわたしの脳内ですることにしました。しかたないですよね、作者が書けないのですから。たぷん、それほどの巻数にはならなかったでしょうし。せいぜい10巻までくらいかな。グインみたいなことにはならなかったとは思うので。(笑)

それにしても、人の死でこんな記事を書いてしまうわたしは酷い人間ですかね。わたしは今のこの気持ちをただ書き留めておきたいと思って書いたに過ぎないのですけれど。まあ、酷いとは言われてはいないんですが、人の死を話題にしてブログを書くことを非難するような声も聞いたことがあるので、ちょっとそんなことを思いました。まあ別に言われてもいいですけど。わたしはいい人じゃないですから。悪い人とも思ってませんが。

それにしても、この7巻の最後に掲載されている「ガンジス川でさようなら」は、読んでいる時は思わなかったんですが、最後の作者は死んだということを知った後に読み返すと感慨深く思います。内容は死と生に関することでもあり、今のわたしにとって本当に「呼ばれた」のだなあと思います。一瞬、「忘却の首と姫」という作品を読まなければよかったと思ってしまったものでしたが、この作品を、これを書いた作者を気になったからこそ読んでしまったのだということは、間違いなく、何かの縁があったのだなあと思います。

だから、わたしも書かなきゃ。この作品を読んだことは、何者かがわたしに「書け」と言っているのだと思います。何を? それは今書いているものを。何かは言いません。もっと早くに書き上げられるはずだったのだけど、あとからあとから書かなきゃと思うことが出てきてなかなか書き上がりません。む、むずかしい…でも書く。天慈さん、がんばるっす。






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