2009年07月16日(木)06:53
曇り。

昨日の朝はけっこう晴れてたんだけど、9時くらいから急に雲が集まってきて雨が降り出した。それも昼までに上がったんで出勤するころには降ってはなかったんだけど。昼からは雨という予報ではあったんで帰る頃も降るかなと思ってたら結局降らなかった。よかった。 昨日の仕事は5時まで。






2009年07月16日09:27
昨日は10時半くらいに寝たんだけど、旦那が戻ってきたのも気づかなかった。ふと気づいたらすでに旦那は隣で寝ていて、それが何時頃なのか時計見てないんでわからなかったけど、たぶん5時半か6時が近かったんじゃないかな。6時に目覚ましで目が覚めて、それから10分くらいうだうだしてたんだけど起きて、息子が登校する8時過ぎまではそんなに体調も悪くなく、なんだか今日は悪くないみたいだぞ、今日は三者懇談が12時35分からあるんで、この調子だといいなあと思ってた。けれど、息子が登校してしまってから今まで「聖者の行進」の残りを読んでしまって、どうもまた具合が悪くなってきたみたいだ。なんだかイヤだよなあ、こういうのって。いろいろと考えたくないことまで考えてしまって、そのせいで悪くないものも悪くなってしまいそうだし。更年期の症状が原因だってことにしても、そもそもクヨクヨしてしまう気質じゃなければ更年期障害なんて出てこないだろうしね。わりと気分に左右されているということを頼りにして、何とか楽しいことだけを考えていきたいもんだ。

とはいえ、読み終わった「聖者の行進」は、その楽しい気分にさせてくれるような内容ではなかったんだけど。後味が悪いというわけじゃないし、むしろ感慨深くさせるものではあって、いろいろと私も語りたくなる内容ではあった。けれど、それだけであって、精神的にちょっとヤバめの私にはキツイ内容ではある。現に、ただの偶然とはいえ、体調が悪くなってしまったわけでもあるし。
一世を風靡した店の衰退は、その繁栄時代を知っている者からすれば、あの頃は本当によかった的な思いを持ってしまうものだ。それは私でさえもそんな店を知っていたりする。私もまた20代前半にはそれなりに夜遊びをしていたこともあって、毎晩のように入り浸っていた喫茶店なんてものがあったからね。今住んでるところの近くにそんな店があった。まだ付き合う前の旦那や他の友人たちと通った店が。今でもその店はあるし、潰れていないんだからそれなりに流行ってはいるんだろうけれど、何年か前に実家の母とまだ小さかった息子と三人で入った時には、昔の面影もないこともないけれど、あの頃の懐かしさは感じられなかった。あの頃大好きだったメニュウも名前だけはあったけれど、いつだったか試しに頼んだら、昔好きでそればかり食べてた頃のものとは違ってしまってたし。だから、もうあの店には二度と行かないと思う。私の知っているあの店は、20を過ぎたばかりの娘だった私が通っていた頃の店だけであって、今の店じゃないから。

それにしても「聖者の行進」のあとがきに梓さんこんなこと書いてました。

『「夜の町」というものも、本当に、私にとってももう以前のようではないようです。いつか時間があったら、エッセイにでも自分の「酒乱時代」のことを書いてみたいなあと思ったりしますが……』

それを読みたかったと思います。けれど、書かれることはもうないんですよね。本当に残念です。さあ、次は「陽気な幽霊」です。








画像提供サイト/Pearl Box

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