2009年07月09日(木)07:01
雨。

まだ梅雨真っ只中な今日。46回目のバースデーがやってまいりました。昨日は仕事4時半で終わり。

昨日は旦那は夜出勤だったから送り迎えをしてもらったんだけど、仕事に行くときに下の郵便受けを見たら届け物が入ってた。こんなことしてくれるのは一人しかいないと思ったらやっぱりそうだった。これから出勤だったんで中身は見れなかったけれど、仕事から戻って開けてみたらアロマオイルだった。おおー日記見てくれてるなあって嬉しくなった。

そんな今朝、昨夜は10時に寝ようと思ってたけれど過去日記ブログの予約記事を二つほど時間までに書こうと思ってたのに途中で繋がらなくなってしまって、それに時間取られてしまって寝るのが10時半になってしまった。そのせいかどうか今朝もちょっとあまり体調はよくない。まあ天気もよくないし、それも体調に関係してきてるんだろうとは思うけれど。誕生日ではあるけれど、まったり過ごせたらいいなあと思う。あ、この間録画したガクトさんも見なくちゃ。でも今日お休みの旦那がいるからなあ。見れないかもしれないな。






2009.7.9 09:49
2005年4月にがくふらに以下の文章を私は書きました。

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ちょっとね、言い訳なんだけどね、このアルバムのほとんど全部をテーマにして恋愛小説を書こうと思ってたわけだし、今だって書きたいとは思ってるんだけど、なかなか書けない天ちゃんでし。ガクトさんから回し蹴りされちゃってもしかたないかなあとか妄想ドリームこきながら、ちょいと語ってみるっち。もちょっと前に書いた分とダブってたらごめんね。


*****「精一杯のサヨナラ」*****

一曲目だったからなのか、最初に聴いた時にはサラリと流してしまい、何か残るってことはなかった。当然、何かエピソードが浮かぶということもなく。
ところが、何度も聴いていくうちに、とあるエピソードが浮かんできた。
ガクトさんが言ってたように、強がってる男のお別れソング、そのまんまのエピソード。
まあ、こんなふーにおちゃらけて書いてはいるけれどね。でも…

はっきり言って号泣もん。(あたしはね)

*****「Tea cup」*****

最初、あたしも「なんでティーカップ?」となった。
でまあ、雑誌にも書いてあったティーカップが棚の中で寄り添ってるという感じは「抱き寄せた肩」で表現されてるとあたしは思った。
抱き寄せるということは二人仲良く並んでると思うんだよね。
今までずっと一人で泣いてきた女の子に「一人で泣くな、ずっと傍にいるから」と肩を抱いて囁く。
この物語はちょっと私にとっては特別な思い入れができると思うな。うん。

*****「etude」*****

アルバムの中では一度聴いただけで印象に残った曲。メロディがキレイ過ぎ。歌詞なんかなくても好きになったと思うよ。でも、曲よりもやっぱり歌詞がめっちゃストライクゾーンにぶち込まれてしまった。
どっちかっつーと、これ、あたしが書いた小説「遺書」のテーマソングにしたいくらい。つーことで、これで恋愛小説は書かないかもしれない。
「遺書」はちょっと特殊な作品なんで、まだサイトでは公開してないんだけどね。
そのうちこっそりUPしてると思うよん。ただ、あんま楽しめる小説じゃないってことだけは付け加えとく。いちおー純文学路線の作品だから。

どうしても届かない想いってあるよね。
どんなに想っても血反吐を吐く思いで想っても届かない想い。
この想いが君に届くようにと。
どうすれば届くのかと。
そして<彼>は<彼女>に手紙をしたためる。
この愛しい想いが届くようにと。
自らの命を捧げて───
それでも<彼>の想いは届かないかもしれない。
それでも届けずにはいられない、そんなこの世で最も純粋な愛。

届かないからこそ美しい───あまりにも悲しすぎるから。

とまあ、そんな感じ。えへ♪

*****「ありったけの愛で」*****

これはシングルで先に出たときに「これだーーーー!」というエピソードがすぐ浮かんだ。言っとこー、これは天ちゃんの実体験を盛り込みます、入れるったら入れるのっ! しかもっ、実際にはうまくいかなかった片恋だったんだけど、きっちり成就させちゃるっ!(≧◇≦)ノ

*****「ピース」*****

これはねー、書きやすいテーマだよね。つーか、この歌詞そのまんまで書けるから〜。だからこそ、勢いで書けないかもなあと思ってる。たぶん、書くとしたら一番最後になるかなあ。この曲については一言だけ感想をガクトさんには送ってある。届いたかどうかは知らんけど。(^^;

*****「この夜が終わる前に」*****

これはいまだにエピソードがなかなか浮かんでこない。まあ、聴きこんでいけば何か浮上してくるかもしれないけれどね。
雑誌では「実体験っぽい」とインタビューされて、ガクトさんが「いや……ま、そうなんだけど(笑)」と応えてたのが印象的だったなあ。つーか、あれだね、その「一人で逃げ出してしまおうかな…」というセリフは、あたしにも経験ありますからっ…って天ちゃんは男だったのかっ!(違)

*****「君に逢いたくて」*****

これは小説で表現しつくしたから、ここではパスね。(笑)

*****「Dears」*****

これについても、書いたけど。それでも一言。

出逢えたことは忘れないし、間違った出逢いなんてどこにもないと思う。
再びまた巡り合えるかどうかといえば、たぶん無理なんだと思うけれど、それでもキミを想う気持ちは本物だし、絶対に忘れない。
ボクとの濃密に過ごした優しい日々を忘れないでほしい。たとえ、ボクを憎んでも。
キミにもらった優しさも、そして笑顔も。
ボクにとってはとてもとても大切な宝物。
そして、ボクもキミに捧げた気持ち、ボクの笑顔もキミの心の底の宝箱の中にしまっていてほしい。それがボクの願い。

…って、全然一言になってないし。(笑)

それと、これは恋愛小説は書けねーべ。(^^;

*****「サクラソウ」*****

これはガクトさんの言葉がグザグサグサっときたよ。(爆)

『若い頃って、どうしてもわかりやすい華やかな花に引かれるでしょ。でも、実は道端に咲くようなその花があったおかげで、自分はその道を歩くことができたって気づく』

そんなに大きな存在じゃなくても、自分にとっては大切な存在だったのだと、あとで気づくことがあるとガクトさんは言った。そういうのって誰にでも経験あると思うんだよね。それは男に限らず、女にも言えることだよねえ。あたしだって身に覚えがバンバンあるし。(笑)

けれど、そういう経験は決して悪いことじゃない。
それを積み重ねて、あたしたちはみんな「いい大人」「味のある魅力的な大人」になっていくんだと思うよ。まあ、それもね、相手にとってはいい迷惑なことだったかもしれないけれど、それは相手も同じことなんだよね。相手も他の誰かとの間で似たような経験してると思うし。
だから、それを非難されてもね「あんたに言われたかないよ〜」となると思う。
お互いさまなんだよねえ。うん。

この曲はオルゴールの音色が切ない。
オルゴールってこんなにも切ないと感じるものなんだって感じたよ。
ほんといい曲だ。

*****「Love Letter」*****

これは以前に書いたと思う。
この歌詞で切ない小説書けたらいいなあと思う。
ガクトさん自身もこの曲はアルバムの中で最高の一曲と言ってるしね。
なんかさ、この曲が出来上がった時に、握りこぶし付きで「ジ〜〜ン」としてるガクトさんが目に浮かんだよ、ホント。(笑)

つーことで、駆け足で感想いってみますた。
これからは、こういった感じの優しさ路線は一旦終了して激しく行くらしいガクトさんだけど、この雑誌にも3年に一度くらいは「Love Letter」シリーズは出したいとゆーことを言ってたので、おーいいねーと天ちゃんは思ったよん♪

やっぱ、ガクトさんからは目が離せない。
まあ、天ちゃんの場合は激しく偏った見方ではあるんだけどね。
それでも、他の人たちの気持ちには負けねーと思ってるよん♪

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去年の夏にガクトさんが米子にもライヴに来てくれるということを知り、それでご恩返しをしなくてはと思った私は2005年にも書いていた「Love Letter」のアルバムに収録されているタイトルすべてのタイトルで小説を書くぞと言っていたことをここで完成させないといけない、そして、それを製本してガクトさんにお贈りするのが私なりのサプライズだと思い込んだのでした。その時点で「精一杯のサヨナラ」「君に逢いたくて」「ありったけの愛で」「Love Letter」の四つのタイトルで小説は書き上げていたので、残り6作品をガクトさんのライヴツアーが始まる前に書き上げてしまおうと決心し、それを果たした私でした。そして、それを少しづつサイトで公開していき、この度最後に書き上げた「Dears」を公開することになりました。それぞれの作品についてはそれぞれのあとがきに書いたので詳しくはここでは語りませんが、2005年当時の時点では「君に逢いたくて」だけしか執筆していなかったので、↑のようなことを書いていたんですよね。それでちょっと語ってみようかな、と。

「精一杯のサヨナラ」はこの時に思い浮かんだエピソードをそのまま書きました。「Tea Cup」も「今までずっと一人で泣いてきた女の子に「一人で泣くな、ずっと傍にいるから」と肩を抱いて囁く」と書いたように、それをモチーフにして以前ネットで知り合ったとある女性をモデルにして書いたんですけれど、結局物語では死んでしまう設定にしてしまいました。どうしてこうも死なせちゃうんでしょうね。「君に逢いたくて」でも死なせちゃったし。もっと死なない方向で物語を設定したいと思うんですけど、そこらへんが私の才能の限界なんでしょう。
「etude」に関しては当時は「遺書」のテーマソングにしたいとか書いてましたけど、結局はそのテーマと似たような設定で書きました。恋愛は恋愛だけどちょっと毛色の違った恋愛物ってことで。マリスを出そうと思ったのはちょっとしたお遊びだったんですけどね。ただ、その時に書いた詩もどきはちゃんと表現できてると自画自賛。(笑)
「ありったけの愛で」は私の実際に体験したことをそのまま設定として使ったし、それは「ピース」でもそう。ただ、「ピース」のプロットは、本当にギリギリまで思い浮かばなかったんですよね。そして「この夜が終わる前に」もなっかなかプロットが思い浮かばなかったんですよねえ。
「Dears」についてはここではなくあとがきで書こうとは思います。ただ、↑に書いた詩もどきは「Dears」の歌詞を読むにつけ思い出してしまうことではあります。「キミ」というその相手は一人だけじゃなく、今までに仲違いで別れてしまった人たちへの懺悔みたいなものです。たとえ私のことを許してくれなくても、それでも私が「キミたち」のことを忘れないでいることだけは許してほしいなあといった願いをこめて。そんな感じかな。
「サクラソウ」については、ガクトさんの実体験とは全然遠いところのプロットを私は考えついて書いたわけです。とにかくこの曲を聴いた時に、私の目の前には私が幼い頃に見たその風景しか浮かんでこなかったんですよ。だから、その風景を描写するためだけにプロットを作り上げました。でまあ、これもまた人死にがテーマとなっていて、ほんっとそれしか書けないんかいって自分突っ込みしてしまいましたけれども。(笑)
「Love Letter」は何とか死なせないで書き上げられた物語です。ただ、これも普通の恋愛とはちょっと違ってましたよね。いわゆる不倫をテーマとして書いたものだから。ガクトさんは不倫に対してはそんなに辛口なことは言ってはいません。他の男に心を奪われて浮気してしまうっていうのは、その浮気した女性が悪いのではなく、女性の心をちゃんと掴んでいない男が悪いというようなことを言ってましたからね。つまり、男が常にかっこよく女を自分に惹き付ける努力をしていれば、女性は浮気なんてしないんだっていうことをガクトさんは言いたいんだろうと私は思ったのです。そして、私もその考えには賛同してるんですよ。とはいえ、そういうこと関係なく浮気をしてしまう人っていうのも確実にいると思うんで、必ずしもガクトさんが言うように浮気させないように努力していたとしても浮気をしてしまうような尻軽な女とか女好きな男っていうのもいるとは思います。でもまあ、こうも言えるかな。相手がどんな異性に惹かれてしまうかを熟知して、相手の気持ちを他に向かせないように演出してあえて「こんな異性」を演じるということもできないわけじゃないと思うんです。とすれば、どんな相手だろうが浮気なんて絶対にさせないようにもできないわけじゃないんだろうなあって。だから、浮気するほうじゃなく、浮気されてしまう方が本当は悪いんだって言えなくもないかなあと、ね。

まあ、そんな感じで、「Love Letterシリーズ」完結しました。如何でしたでしょうか。このシリーズ。ガクトさん本人にはどう思ってもらえたのかは知りようがないんですが、これからもガクトさんの提供してくれるもので小説を書いていけたらいいなあと改めて思いました。

それにしても今回の4週連続リリース、全部で9曲でしたけれど、これ確かにアルバムになりますよね。またしても「Dears」入れてアルバムなんか出してくれたら嬉しいかもしれない。で、それでまた小説書けって?なかなかこのシリーズは小説書くのは難しいなあとは思うんですけれど。単発で書くことはできないわけじゃないよあとは思っています。どうなるかはわかりませんが。てゆーか、その前にやっぱり「ガーディアン・シリーズ」を完結させてしまわないとなー。








画像提供サイト/Pearl Box

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