曇り。

せっかく体調よくなったのに、また今朝は体調悪い目覚めだった。あああ、寒さのせいかなあ。早くぬくくなってほしい。

昨日は結局雨ばかり降ってた。それでも５時で帰って旦那と買い物して帰る時には雨もあがった。それからは降らなかったみたいだけど。今日は一応曇りになる予定。昨日は月曜だったんで５時では終われなかった。なので、５時で私だけ帰ったんだけどね。旦那は夜に出勤して今朝明け方戻ってきた。本来なら昼までだったんだけど、今日のＴ君のお父さんの葬儀のために一本上がりに変更してもらったんだって。寝る時間がなくなるから心配してたんだけど、よかった、変更にしてもらえて。明日はできれば午前中に市役所にいけたらいいなと思う。授業料減免の書類に添付する所得課税証明書がいるから。

さて、今朝はアカデミー賞で大賑わい。(笑)「おくりびと」と「つみきのいえ」が賞を取ったということで。「つみきのいえ」は短編アニメーションだって。そのアニメがちょっと流れてて、それと「おくりびと」と二つ見てると、昨日見た「ヴォイス」の内容に何となくシンクロして切ない気持ちになる。

その昨日見た「ヴォイス」なんだけど。

以前も「ヴォイス」で夫婦の片割れである旦那さんが亡くなるっていうので、自分に重ねて見てしまって泣いたんだけど、昨日のも夫婦の片割れ、今度は奥さんが亡くなるっていうのだったんだけど、これもまた泣けてしょうがなかった。ほんと今の私の泣きどころって夫婦の死別のなんだなあと再認識。今回は、４０年連れ添った奥さんが突然亡くなるんだけど、死因が不詳なので解剖するっていう段階で、旦那さんがそんなことはやめてくれと止めに入るわけ。痛いことが大嫌いだった奥さんの身体を切り刻むのがいやだという。死因なんてどうでもいいからとにかく遺体を返してくれ、と。
けれど、死ぬ間際までの最近の奥さんの行動が不審だということで、調べていくうちに、ダンス教室では毎日座ってるだけ、苦手だった犬を飼い出したこと（犬が苦手だってことは旦那さんは知らなかった）、旦那さんの好きな肉豆腐を毎日のように作ってたこと、死ぬ直前に時計屋さんで目覚まし時計を買ってたこと、最新式の洗濯機まで購入したこと、これらが実は自分がいなくなってしまったあとの旦那さんのためにやってたことだということが解剖してみてわかった。奥さんは末期の胃がんだった事実も。つまり、奥さんは、自分が長くないということを知った上で、これらの準備をしていたらしい。直接の死因は、その肉豆腐の材料の牛肉をタイムセールで買うさいに転倒し腹部強打のための内臓破裂だったんだけど。

ただ、これを見てあとで私が思ったことなんだけど。もし奥さんが自分の思いを言うことがあったら、きっと解剖して自分の身体の状態を教えたいとは思わなかったんじゃないかなあって。だって、そうじゃなきゃ、自分の病気のことを隠してあんなことをしなかったと思う。すべて、旦那さんに心配かけたくなかったから、旦那さんに悲しい思いをさせたくないからだったんだと思うと、解剖されて自分の病気を旦那さんに知らせたくはないと思うんだけどね。そりゃ、ちゃんと家族の身に何が起きたのかを知ることは大切で、それが正しいんだってわかってても、それでも知らなくていい事実だってあるはずだもの。ドラマでは、知ったあとでも静かに暮らしてるふうに描かれていたけれど、すべての人があんなふうに暮らしていけるかといったら違う。ウツになってしまって後追うか、そんなふうになってしまうことだってあるだろうし。

だから、すべて知らせるべきじゃない。その人その人に即して対処してほしいよなあって。

それにしても、もし私がこの奥さんの立場になったら、とてもじゃないけれど、病気を隠してなんて暮らせないだろうと思う。大騒ぎして家族に散々迷惑かけて死んでいく気がする。いや、絶対そうだ。

そういや、ドラマに出てた目覚まし時計、声を録音してそれを目覚ましにできるってやつだったんだけど、あれいいよねえ。ああいう目覚ましで、ガクトさんの声が入ってるのだったら欲しいなあ。それ、ガクトさん売り出してくれないかな。(笑)マイスペからガクトさんに「こんなんどうですか〜」って進言してみよっか。（￣▽￣）