2009年01月09日(金)09:45
曇り、のち雨の予定。

今は雨が降るような空模様じゃないけれど、予報を信用するなら昼から雨。まあ、今日は大丈夫かな。今のところ。昨夜7時に出勤して一本になる予定だった旦那だったんだけど、無事、今朝は旦那帰ってきた。私が5時半にトイレに行くために目が覚めた時に旦那はご飯食べてて、その時には送り迎えしてもらえそうな感じだったんだけどね。これも時間になって起こしてみないとわからないことだし。その時の旦那の体調によっては、いつものように自転車で行かないといけなくなるかも。今日も旦那は夜に出勤。明日は昼に戻るのかな。まだ聞いてない。
私は昨夜からどうも喉が痛くて、寝る前に一応風邪薬を飲んでおいた。それと、なんでか左腕が痛い。左手あたりも。どうも神経痛みたいなんだけど。腹痛はだいぶよくなった。今朝は風邪薬飲んだけど、お昼は鎮痛剤飲んで仕事行こうかと思ってる。

今朝、ずっと読み返していた「アマゾネスのように」を読み終わった。やっとのことで。これで、やっとグインの124巻が読める。(笑)

乳がんを患って、手術をする前に旦那さんに書いた手紙の中で引用して自分語りしたい箇所はたくさんあった。それを言ったら、この本の中のすべてで取り上げては語りたいことはたくさんある。ただ、それをすべてするほどの気力は今の私にはないし(左腕も痛いし^^;)とりあえず、気になってしおりを挟んでるとこだけでも。

『私の病気、というのは私を苦しめるばかりではない、私のまぎれもないこの他の人間と私を限りなくへだてている力の源にほかならなくもあったのですね。あなたが私に魅せられたことのなかには本当は私の持つこの幻想にあこがれる力、詩人の力、夢見る力がたしかにあったのに違いない。』

↑の言葉に至るまでに、梓さんは、自分の精神の病気について、それがなおるのかなおらないのか、なおっていったおかげでか、生きるのが楽になったとか、そういうことばかり考えていた自分のことをあげ、そして、その上で↑のような言葉が出てきたわけで。
乳がんも精神の病気も、できれば罹らないほうがいいんだけど、罹ってしまったらそれはそれで受け入れる気持ちも大切なんだと彼女は言っているのかなと思った。それは本文中でも出てくるしあとがきでも出てくるけれど、たとえ乳がんになっても落ち込まないでといったようなことを書かれていたからね。

私自身は彼女のような特異なものは持っていない、ごく普通の人間。今ならごく普通のおばさん。そんな私であるから、彼女のような魅力というものは私にはない。だけど、そんな私でも「おまえじゃないとだめ」と言ってくれる旦那がいる。それは旦那が私に魅せられているということだよね。まあ、私が彼の好みにマッチしているからというのもあるんだけど、こんな私を求める人は彼だけじゃなく、ネットでの友人にだっていてくれたりする。「あなたが大好き」と言ってくれる人たちが。こんな、普通な私でもいるんだってことだけは誇りに思わないとね。

最後のほうで梓さんこんなこと書いてます。最後といっても病院日記としての最後であって、これ以降もたくさん文字は書かれているんですけれど。(笑)

『この入院のおかげで何というか、あなたの愛情をとても感じることが出来ました。幸せだと思っています。いまだにどうしてこんな気の荒いこんなしょうもないこんな人格破綻者に愛情を感じたり献身したりすることが可能なのかよくわかりませんけども』

そうなんですよね。私もいつもそういうことは思ってた。彼女の場合は特異な才能があるからというのもある。けれど、それでも彼女はかなりのこだわりのある人間でもあり、ご自分でもこんな自分の相手が自分だったら投げているみたいなことを言っているわけで。それでも旦那さんのように愛し続けてくれる人はいる。そのことはすべての、自分はモテないんだと思う人は忘れては駄目なんじゃないかと思う。必ず誰にでも受け入れてくれる人がいるんだってことを。


昨日は「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカル」を見終わったのが1時半くらいだったかな。それから旦那は夜の出勤のために一眠りするからと仮眠。起こすのは5時前。で、夕方、旦那を起こして夕飯の買出しに。その時に女性自身を買った。それを旦那が出勤したあとに読む。前半は緒方さんのことについて語っていたけど、後半は理想の女性のことや離婚した経緯や結婚観について語っていた。お相手は横内正さん。へーガクトさんって横内さんのことも一目置いていたんだ。つーか、横内さんもだけど、録画していた「MUSIC FIGHTER」を見たら、五歳の時に幼稚園の保育士さんに恋したということを話してたんだけど、その保育士さんの名前が「くるみ」先生だったということ。横内さんにしろ、くるみ先生にしろ、ガクトさんってば、やっぱり私たちはシンクロ率高いですよ。って、横内さんはいいとして「くるみ」は?(爆)
横内さん、実は私も子供の頃から好きでねえ。水戸黄門さまのドラマで横内さんがかくさんやってたときからのファン。あの声が大好きで。なんかちょっと嬉しかったな。くるみ先生にも恋してたってことも。(笑)

話戻して。女性自身に載ってたガクトさんの結婚観で彼はこういうことを言っていた。

『僕らのような表現者の妻になるのはもちろん世の中の男性にとっての妻とは、それ自体が「大きな仕事」ではないかと思います。それを一生かけてやっていく自信があるかないかという問題になってくると、恋愛的好き嫌いの問題だけではないんですよね』

ああ、私の考え方と似ていると思った。私も結婚と恋愛は別だという考えを持っている。もちろん、結婚するのに「好き」というのが基本にはあるんだけど、この人となら一生やっていけそうだと思える相手じゃないと駄目だなあって。まあ、ガクトさんの言うような自信っていうのは、正直私もなかったんだけどね。でも、私は「この人とじゃないといや」っていうのは持っていて、それはもう私にとってやりたいことがちゃんとやっていけるかだけにつきた。私の場合だと創作活動なんだけど。この人なら「書くな」とは言わない。むしろ応援してくれるだろうって。まあそれでも、最初はけっこう気持ちも揺れることもあって、「やっていけるだろうか」と不安に思ったこともあったけど、今では絶対この人とは別れることはないと思っているし、この人のためなら嫌なことでも我慢できると思えるようになっていった。嫌なことっていうのはいろいろあるけれど、その中でももし仮に「小説なんてもう書くな」と言われたとしても、それを言うからには何かのっぴきならない事情が出てきたから彼は言うだろうと思うんで、私も受け入れることができるだろうと思うしね。あと、一番嫌なことでも我慢できるかなあって。それは何かというのはさすがに公では書けないけれど。
妻というか、結婚を「大きな仕事」と捉えているガクトさんは、つまりは愛だけでは結婚はできないのだと思っているということで、結婚にロマンチストな感情を持っている女性にとっては夢もへったくれもないって感じにはなるでしょうけれど。でもまあ、彼には彼なりのロマンチックな感情もあるんでしょう。それを理解してくれる人を彼は求めているんじゃないかな。

さて、その彼の好みの女性についてなんですが、好みっていうのはそりゃ私だってあるわけで、それについて物申すっていうことはできないとは思うんですが、正直言って、私は彼に苦言を言いたいと思っています。(爆)
でもまあ、これは日記などでは明らかにしません。いつか、小説の中で表現しようかなと思っています。できれば、何かゲクトシリーズでショートを書きたいなあ。

でもまあちょっとだけ。

ガクトさん、こだわりは行き過ぎもいけないんですよ。そのこだわりを多少捨てることができれば、私のように確かに理想ではないけれどそれでも幸せになれる相手って見つかると思うんです。まあ、他の人に比べて段違いで出会いの数が多いガクトさんですから、いつかはあなたの思い描く女性は現れることでしょうけど。それが私じゃないっていうのは残念です。って、だからー私はすでに人妻ですから。残念っ!(爆)




画像提供サイト/Pearl Box

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