2004/8/28(土) 相変わらずの風の強さ、でも晴れてるよ〜。
ということで、初めてのお休みの旦那さんです。(笑) 今日と明日はお休み。 昨日はお昼に電話来なかったので残業なしかなと思ってたんだけど、夕方「残業になった」と(T_T)つきのメエルが入ったのでした。(^^; ご苦労さまです。 一日中の立ち仕事なので、毎日「足いて〜、だる〜」と言っており、お風呂上りに足にアンメルツをヌリヌリしてあげてますです。腰も痛いということなので、腰ももみもみしてあげてますです。 旦那さん、一度腰痛めてますのでちょっと心配ですが、まあ腰を使う仕事ではないので気をつけてれば大丈夫かなあ。 夕方はいつものようにプラントにお買い物。その前に、私の母様から「玉葱取りに来い」と電話が入ったので取りに行ったのですが、旦那の再就職のこと報告忘れてて叱られちゃいました。(^^; +++++++++++++++++++++ 毎日快調にブログ遊びは進行してる天慈さんです。(笑) 才人を通じていい感じだな〜と思う日記の多くはexciteユーザーさんなんですよね。けっこう才人登録はさせてもらっております。 あと、何となく登録しちゃったじゅげむさんですけど、ここも知り合いの多くが登録してるってことで登録してみたわけですが、まあ、デザインがいいなあってことで登録したんですよね。それはまあ、ライブドアさんもなんですけど。ライブドアさんは、なんだかんだいっても(何?)けっこう好みなデザインだなあって思ってます。ただ、やっぱし重い。じゅげむも重い。重いのはやっぱヤだなあって思いますね。まあ、それ言ったら、マイぷれすも重いんですけど。 一番むっかーとくるのが、じゅげむさんの記事を書き込むフォームかな。確か、知り合いの人もぼやいてたと思うけど、表示されるのに時間かかる。私は気づかなかったんですけど、なんですか、絵文字のせい? で、その人も言ってましたけど、私も絵文字必要ないです。顔文字があればけっこう。あれのせいで表示に時間かかるなら、いらないし、せめて選択できるようにしてほしいなと思いますねえ。 夜なんかに書きたいと思っても、あれじゃあむっかむっかしていかんですよ、まったく。 +++++++++++++++++++++++ さっきまで鳥人間コンテスト見てました。今年は台風の影響で途中中止になったみたいですね。来年も楽しみにしてます。 ++++++++++++++++++++++ 視線の威力 13:48 方法的懐疑 | 初恋 (9) 〜その視線の先に、いた〜 ***************** どこでトラバしようかと思案して、ここでトラバ。(笑) AZさんの初恋日記のほとんどに触れない内容になっちゃうけど、そこはご愛嬌。(^^;
あたしにはこれと同じ経験がある。 あたしの場合はとんでもない勘違いだったわけなんだけどね。 高2年の時、ちょっといいなあって思ってた男の子がいた。 その人は顔に似合わず柔道部で、そして英語がペラペラな渋い声した少年だった。 けど、その人の好きな人は知っていたのであきらめなくちゃなあって思ってた。 そんな時、とある授業中のこと。 同じクラスにS君がいた。 彼は吹奏楽部でトランペットをやってる少年。 とにかくどこがいいんだか、そんなにいい男でもないのに中学のときからモテまくる人だった。 もっとも、あたしの趣味じゃないってだけで、けっこういい線だったのかもしれないけれど。 で、あたしは窓側に座ってて、S君は教室のど真ん中に座ってた。 何となくふっと彼の方に顔を向けたとき、視線が合ったんだ。 今思うと、彼は別にあたしのこと見てたわけじゃない。 たまたまこっちを向いただけだったんだと思う。 ところが、あんときのあたしはとにかく何でも運命と感じたい乙女な少女だった。(爆) (彼はあたしを見てた?) そう思い込んだんだねえ。 いやもう、折り紙付きの「思い込み野郎」は昔からだったな。わはは。 それからあたしの人生最大の苦しい苦しい恋が始まった。 後にも先にもS君との想い出だけは特別だったなあ。 幸せでもあり、苦痛だった日々─── よく想い出を美化してしまう傾向があるとは言うけれど、彼に限っては美化してるつもりはない。 もうずっと逢ってないけれど、きっと彼はあの時のままそのまま年取っていってると思うよ。 うん。きっとね。 今はもう亡くなっていない当時の音楽の〇〇先生のように、熱く熱く音楽のことを学生たちに語っている姿が目に浮かぶな。 「俺は音楽が好きだ!」 「音楽はいいぞー」 時々口をとんがらせて「最近の音楽は、よ〜わからん」とかブツブツ言ってたり?(ありうるありうる^^;) -------------------------- >(彼はあたしを見てた?) >折り紙付きの「思い込み野郎」 ここだよね、ポイントは。(笑) よおーくわかりました。 天慈さんと僕は、 折り紙付きの「思い込み野郎」という点で共通項なんだね。(^^) でも、思い込み=イメージ豊富ということで、 小説を書くには必須の能力かと思います(自己完結)。 すたすたすた・・・ posted by AZ | 2004/08/28 5:14 PM | あはははは。 確かにね〜 あたしも思い込みが 全て置いて悪いなんて思っちゃいないよ。 それでも時々 他人を傷つけてしまう思い込みもあるから 気をつけなくちゃな〜とは思うけどね。 posted by 天慈 | 2004/08/28 9:56 PM | ++++++++++++++++++++++ 私を月まで連れてって!《6》vol.51 赤いガラスの宮殿 **************** これで最後かな?(笑) 小川未明という作家は知らなかった。 当時「私月」を読んだときもこの作家が現実に存在した人であるとは信じていなくて、竹宮恵子が作り上げた架空の作家だと思ってたのね。 でも、今はネットの検索で簡単に調べられる。 もちろん、ネットのなかった当時でも図書館だとかで調べようと思えば調べられたと思うけど。 「私月」ではダンがニナに彼のことをこう言っている。
「赤いガラスの宮殿」という童話はとても悲しい物語のようだ。 タイトルでもある「赤いガラスの宮殿」は現実の修羅を消してしまう場所で、子供を亡くした母親や悲惨な思い出を持つ人たちが、まるで不幸がなかったかのようにそこでは優雅に幸福そうに笑いさざめいているという。 そして、最後は中にいる人々もろとも赤いガラスの宮殿は粉々になって風に散っていく───ということらしい。 「弱い人間はつらささえなければやり直せると思っている」というダンに、ニナは「失敗を恐れたらまた失敗を繰り返す。不幸だって認めなければ勝てやしない」と言い切るんだけど、ダンがそういうニナを「健康だ」と言うのももっともだなあと思った。 ニナのように考える人も多いだろう。 けれど、目の前のつらさから逃れたいと思い、赤いガラスの宮殿を求めてしまう弱い人間だって同じくらい多いはずだ。 折りしも、ニナたちの世界では「神隠し」というものが頻繁に起こっていた。 それも結局はその童話のような「赤いガラスの宮殿」を作為的に誰かが作り出したせいだったのだ。 そこでは思った通りのものが見え、思った場所に行け、思い通りの暮らしができる。 それを望み、自らの意思で入っていった異次元空間。 けれど、それはお八重さんが言ったように「現実に戦うことをしない人だけが見られる夢」だった。 現に、バリバリ現実で戦っているダンには思い通りの夢は見られなかったわけで。 ニナ曰く「どうなるかわからない未来を出たとこ勝負で決着つけようとするよーな人間は、しょせん現実の夢しか見られないのよ!」 まあ、だからこそ、ダンはあの彷徨える吟遊詩人をも現実的に目覚めさせることができたわけですからして。 また、そうでなきゃ、超現実的な宇宙で生き残るための宇宙飛行士は勤まらないということだよね。 けどまあ、宇宙飛行士は超現実的だけでもダメだと思うし、夢ばっかり見てるのもダメだし、つまりはバランス感覚のいい人間が一流のパイロットということなんだろうね。 ただ、その場所で本当に平和に笑って静かに暮らしている人たちを見たニナは、その宮殿がなくなってしまった後に「あの人たちはあのままでよかったんじゃないか」と呟くんだけど。 けれど、ダンはこう言っている。
そう、可能性がないものなどこの世にはない。 「赤いガラスの宮殿」を書いた作者小川未明が、この作品をどういう思いで書き上げたかは誰も知らない。 ダンが言ったように、宮殿を求める人々を作者が否定したかったのか、あるいは肯定したかったのか、誰にもわからないのだ。どんな解釈もできる。 私はこの物語を読んではいないけれど、それでも最後に宮殿が粉々になって風に飛ばされるということを知った。だから、ただ単純に考えれば、作者はダンが言ったように「気づいてほしい」と思っていたのかもしれないと思った。 それとも、作者は己自身に対して突きつけていたのかも─── なんてことを思っちゃいました。 ************** ところで。 検索で辿り着いたHPで知った事実。 小川未明は早稲田大学卒なんだってね。ほほ〜。 しかも、最初に出版した童話集が「赤い船」だって。へ〜。(謎)(爆) わかる人にはわかるよね?(^^; お友達から小川未明の情報ゲット。(笑) 何でも彼を知る人によれば彼をこう言ってるそうです。
教えてくれたお友達も「なんだかシンパシィ」と言ってましたが、あたしも一層身近な存在に感じられました。 いや〜長い物語は書くの好きなあたしですが、短気は短気ですので、短気な作家というだけでお仲間〜って思ったり。(爆) 以上追記でした♪ |