2004/8/27(金) 曇りのち晴れ、風強し。 今朝、息子が言った。「ノート買ってきて」と。 なんか、なんとかノートとかグダグダ言ってたんですが、よーわからんので「自分で買ってきなさいよ」と言い捨てました。 つーかね、中学生にもなってノートの一冊も一人で買えんようじゃいかんっしょ? あたしみたいな大人になるよ?(って、どーゆー大人だ?) 私はそんなじゃなかったというのは禁句なんでしょうけど、でもやっぱりそう言いたくもなりますよね、ごく一部の子供たちに対しては。 いやまあ、これも私が勝手にそう思い込んでるだけで、世の子供たちはみんなしっかりしてて自分のことはキチンとでき、一人で何でも助けなくても生きていける子がほとんどなんでしょうけどね。でも、ごく一部には何もできない子供もいるんじゃないかなあ、まったくいないとは限らないと思うけど。 私もだったんですが、私の弟も男のくせして(そういう言い方もまた差別になるんでしょうが、あえて言います)買いたいものがあっても、入ったことない店など自分ではよー買いに行けずに母様についていってもらったヤツです。親があまりにもしっかりしてると子供が何にもできなくなる典型的な家庭でしたな。もちろん、親だけのせいにするつもりはないんですけど。私はどちらか一方に原因があるという考え方には賛同しかねる人間なんで。私たち子供にも責任はあると思っています。育て方がどうのこうの、子供がそうなってしまったのは親にも責任があるとは言いますが、あまりにも酷い親でない限り、私は子供の気質に一番問題があるんじゃあないかと思います。完璧な親なんてどっこにもいませんですからね。他人の親を非難するその人自身もまた誰かから非難される立場であるということをゆめゆめ忘れないでいただきたいと思います。 「だってお母さんの子だから」と最近の息子はよく言います。 まったく…確かにそうですよ、あたしゃあんたの母親さ。あたしのミニチュアみたいなヤツだとはあたし自身も身に沁みてわかってることだ。けど、それを理由に努力しないなんて…そんなとこまで似んでもよろしい。(爆) 旦那にはよく言われます。子供に言う前にまず自分が直せって。そうなんだよねえ。棚上げで言うのが嫌いな私なのに、努力もしないのに息子に「努力しろ」って言っても説得力に欠けるわな。うん。 でもなあ、私としては、息子にも言ったんですけど「こんな親にだけはなりたくね〜って思わなくちゃ」というふうに、反骨精神持つ人間になってほしいよなあって。これはただ私がそう思ってるだけなんだけど、他人がやってるから自分もきちんとしよう(ここでは親の背中を見てってやつね)というよりも、「なんだ、それ。そんなのダメだよ、オレはそんなことしねーぞ」という間違いを間違いとして自分から気づいて成長していくほうが人として強く生きていけるんじゃないかなあなんて思うわけであります。他人に言われる前に自分で気づけよって。 もちろん、これが正しいというわけじゃないですけどね。私はそう思うってことでし。 でまあ、本題なんですが。(笑) いろんな方もご自分の日記で書かれていましたが、私もトリビアの種、見ましたよ。(^^; 母親が子供を叱るときの言葉の第一位「ウチはウチ ヨソはヨソ」は言葉は違えども、私も息子に言ったことありますねえ。てか、いつも言ってるかも。 「うちは貧乏だから」(爆) まあ、貧乏というのは言い過ぎなんですが。借金があるわけじゃないですからね。けれど、何でもかんでも買ってくれと言われるのを阻止したいがためにほんとに小さな時から言い続けてきたもんです。おかげで息子はうちにはお金がないということがインプットされてたからか、何か買ってくれとは言わないし、買って〜とダダをこねたことはないです。よくスーパーなどで見られる泣き喚く子供に困り果てる親御さんを見ては「大変ねえ」と人ごとのように思っていました。今でも息子は週に200円のお小遣いでモンクも言いません。 第二位の「あなたはお兄(姉)さんなんだから」──うちは一人っ子なのでありえないです。(笑) 第三位「どうして叱られてるのか分かる?」第四位「いつまでもそうしてなさい」第五位「お母さん そんな風に育てた覚えはないわよ」第七位「あなたのためを思って言ってるのよ」第八位「ああ言えばこう言う」第9位「私の子どもの頃はそんなことしなかったわよ」はいずれも何回か言った覚えはありますけど、最近ではほとんど言いませんねえ。 で、第十位「謝って済むなら警察は要らないの」が唯一、一度も言ったことがない叱り方でした。 ということで一番言ってる言葉、そして、今でもよく言ってしまう叱り言葉は。 第六位の「お父さんに言うからね」でした。 だってね〜これが一番効果あるんだもん。うちでは旦那が一番偉い人なんです。だから、息子にとってお父さんが一番怖い存在なんですよ。でも、息子はお父さんが一番大好きで。ま、そういうもんでしょ。(^^) あと、私が息子によく言う言葉には「早く寝なさい」とか「早くグシュ(歯磨き)しなさい」とか「早く風呂入りなさい」とか「早く〜しなさい」っていうのが多いですね。 で、同じようなことをご自分の日記で書かれていた方がいて(「ポチッとな!」子どもを叱る私の口癖。)それはせっかちな性格だからだって。 ふうむむ……やっぱそうか、私はせっかちな人間なんだな。というか、私の母親がせっかちな人間だったんだよね。そういやいつも言われてた、早くしなさいって。これがまた、私って今やってることが片付かないと次に行けない子供だったんで(まさに、今の息子と一緒!)なんというか…遺伝子ってオソロシイ…いやいや、そんなこと言ってる場合ではないぞ。どこかで誰かがこれを断ち切らなくちゃねえ。つーか、せっかちであることも、自分の思うとおりに作業は進めていきたい性格も、私や息子を形作る個性ともいえなくもない。誰に迷惑かけてるわけじゃなし。ちょっとヤな思いさせられるだけだったら、何も目くじら立てんでもいいか─── でもやっぱり言ってしまうだろうねえ。 天慈「早くしてよ!」(`´メ) 息子「う〜ん…もうちょっと…」 あ〜なんとも平和だ。( ̄▽ ̄) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 親切過ぎて涙出るし(嘘)(爆) 13:59 ふろふろとblogさまよってて、同じじゅげむ仲間のとある人が書いていたことに「なぬ??」と反応した天慈さん。 キヌガサってなんだろうって思ってたんだよねえ。。。 ほぉぉぉぉ〜SNSのことでしたかっ! ……つか、気づけよヂブン。(−−; 思いっきり恥ずかしいエッセイをカダスで書いちゃいましたね。→「SNS」 ほーそうですかい、じゅげむ民族は招待していただけると、な? 実はどんなもんだろうという好奇心は無きにしも非ず。 けれど、やっぱやめとこう。うん。 とまあ、ちょっとツブヤキ天慈さんでした。 さあ、ちょっくら買い物に出てきます。 帰ったら本館の日記カキカキだな。 ------------------------------ キヌガサ・・・。 あれ以降すっかり放置してるヂブンであります。 そういや大騒ぎしてたわ、はづかしー(^_^;)。 あたしって、ネット友だち少ないのねーと 再認識したくらいですよ。 つか、みんな若すぎるのよ!(爆 posted by yachi | 2004/08/28 1:26 PM | え? ああ…そういや日記でやちさん書いてたよーな?(^^; てか、それも何のことか気づいてなかったかも、天慈さん。(爆) たまたまある人が「誘いがきたー」とか騒いでて、 なんのことかと思ってたら新聞で記事見たんですよねえ。 ああ、なるほどこのことかと思って。 でまあカダスで書いたんだけど。 ちっ…あたしには来ないのかと ブルーになってたこともありました。σ(^◇^;) ふふふ…やちさんも仲間ですな。(逃がさへんで) てか。 やちさんが「みんな若すぎる」って叫んだら、 あたしゃどーすりゃいいんですかいっ! おーまいがっ!(T〇T) posted by 天慈 | 2004/08/28 2:14 PM | ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 私を月まで連れてって!《5》vol.46 完全なる結婚 *************** ダンとニナはとにかくよく喧嘩する。(笑) 17も歳が離れていると普通は年上の者が大人で子供相手に大人気ないと思い、それほど喧嘩になるということはないとは思うんだけど。 このダンは大人な部分と子供な部分が上手い具合にミックスされてて、そこが女性にモテる要因にもなっているんじゃないかと思う。私もそういうタイプには弱いしね。(笑) で、性懲りもなく二人は大喧嘩するわけですが。 ニナはダンが無神経だと怒る。 それに対してお八重さんは「そういうところがご主人(ボス)らしさだ」と言う。 でもニナは「悪いところは直すべきだ」と言い、お八重さんは「そういう欠点があればこそボスの鷹揚さがある。モトは同じ」と諭すわけ。 でもニナにとっては、大事な人には完全になってほしいという気持ちがあるわけで。 そして、その気持ちは誰しも持ってしまうわけで。 だからこそ、恋人、あるいは夫婦間で争いごとは尽きぬわけでありまする。 するとお八重さんはこう言います。
よく短所は長所とは言うけれど、もちろん著しく他人に害を成す短所はやっぱり直さなくちゃならないよね。 ただ、ダンの場合の短所はどう見てもニナにとっての不都合な短所であって、本人にとっては一番それが気持ちよく生きていく生き方なのであって、それは我慢できる範囲の短所なのだ。 まあ、ニナはまだまだお子様なので、そこらへんを我慢しろと言うのも酷なことなんだけどねえ。 笑えたのが、ニナと同年代の女の子たちの考え。 ズラズラっと紹介すると。
まあね、これもひとつの生き方。 一番は納得できる関係を築けばいいわけで。 それこそ、どうしても納得できなきゃ、ガクトさんじゃないけれど「別れれば?」でいいわけだ。 完全なる人間。 そんな人間なんていない。 いや、いないわけじゃないと思う。たぶんね。 「私月」では一人、完全な人間として、お八重さんの過去の恋人が彼女自身の語りの中に出てくるけれど、お八重さん曰く「完全なる人間なんかくそくらえ!」なんだって。 彼女にプロポーズしているハリアンの兄が彼女のかつての恋人だったわけなんだけど、死んでしまったわけです。 大財閥の後継者として、学生として、男として、完全な人間を目指していた彼を彼女はずっと心配していた。 で、その彼は、自分で自分の面倒をみ、自分を守るよりも他人のため指導者の立場で動き回り、結局自らの命を落としてしまった。 彼を愛する彼女としては、他人なんかどうでもいい、彼さえ生きててくれれば世界中を敵に回してもよかった、それほどに愛していた。 そんな彼女の気持ちを踏みにじる行為を恋人はしたわけです。 これが怒らないでいられますかってんだ。(爆) でも、たぶん、お八重さんはそんな彼だから愛したんだろうなって思う。 ニナに言ったように、どんなに彼に意見したとしても忠告したとしても、彼はそれを聞き遂げなかっただろうし、そしてまた、それを聞き入れる彼だったら愛さなかったと思うし。 ニナは、意外なほどに情熱家だったお八重さんにびっくりしてたけど、こう言ってます。
ごもっともです。(笑)
これは自分の意志だとニナは言った。 けれど、その気持ちは女であればみんな持つものじゃないかなとも思った。 ただ、女によっては男にも女のために世界を捨ててほしいという気持ちを持つ人もいるだろうと思う。 それはそれでいいんじゃない? それもまたその人らしさ。 男と女の物語は星の数ほどあるんだから、ね。(きまった!)(爆) |