2004/7/15(木) 暑い〜こればっかり〜けどクーラーはつけないぞー(−−;/


語るということは自分がとにかくしっかりしてないとできないことです。
私はとくに3年前はいろんなことを語り尽くしていました。
けれど、私は自分の思いを語るだけで精一杯だったような気がします。
3年前はコメントもらって意見は違ってても議論とかできればいいなあと思っていたけれど、議論ということ自体がよくわかっていなかったような気がします。
議論ってこんなに延々と続くものなのか?という思いも持ったし、話せば話すほどドツボに陥りそうになって、結局私は議論向きな人間ではないのだと判断してしまったわけです。ようするに逃げたということですな。

だから、私はガクトさんや中島さんが好きなのですよ。

何というか、逃げようが立ち向かおうが、それでも自分の意見はキッチリと語る、語って語って語り尽くすというところが潔くて。
たとえ、「それってどうよ」みたいなことを言ってたとしても、いいなあと思うのです。

とまあ、そんなことを、kさんの日記で思い、それから、今朝読んだゆずさんの日記の最後に書かれていたこの言葉を読んで思いました。

『とんでもない「不幸」の変わりに手に入れた「幸せ」って感じがしました』

またまた突拍子もないと当時議論を交わした方々は言うのでしょうけれど、これが中島さんも私も言いたいことだったのですよ。(中島さんもそうだったのかは決め付けられないんですけど)
あんなに不幸な目にあった方だというのに、それでも彼女の「その愛」がうらやましいと、彼女のことをうらやましいと思う人もいるんですよってね。
物書きじゃなくても、普通の人でもそう思うんです。
だから、どんなに不幸であっても、その人を「かわいそうだから」という目で見てはダメなんじゃないかと思うのですがねえ。

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朝一で読んだあーちゃんの日記に書かれてあったこと。
それはあーちゃんの友達があーちゃんに言った言葉なんだけど、いつものごとく私は勝手に自分に言われたと思い込んで感動してた。(爆)
もちろん、そのまんまの言葉じゃなく、今の自分の状況に置き換えて、だけど。

『ウジウジ言うんやったら、やめれば?
 自分のための執筆やろ?やめれんやろ?
 罪悪感あるのは、当たり前やろ?』

『完璧な人なんかおらんで?
 執筆してなかったら、あんた壊れてたやろ?』

『罪悪感でいっぱいになったら、もうやめとき。
 それじゃ、子供も小説も、あんたも可哀想や』

赤文字のとこが別の言葉だったんだけど、ほんと、私は自分勝手に解釈して、自分に言われたかのように読んでしまいました。(^^;
万事にこうだから、だから読解力ないだの、頭悪いだの言われるんだろうなあと思いつつ、それでも、そんな自分がやっぱりかわいいから、頭悪くてもいいじゃんかーと開き直ってみたりして。(どーしよーもないですなっ)

けど、あーちゃんは子供が一番だと思ってるわけだけど、私はそういうわけじゃないんですよね。
そういうことでいい子ぶっても自分の気持ちには嘘はつけないからなあ。ああ、もちろん、あーちゃんがいい子ぶってると言ってるわけじゃないよ?
それはここを読んでくれてる人にはわかるとは思うけど、どうしても誤解してしまう人は出てくるっていうのは、今までに何度も経験してるから、子供に言い聞かせるように一応書いておくけれど。
あーちゃんはほんっとに子供を大事にしているっていうのがわかる。
だから、子供も彼氏さんも大事で、そのことを思うと自分はズルイんだと思ってしまうのもわかる。
私も私なりに息子が大事だと思っているけれど、けれど、自分自身も好きで大事に思っているんだよね。
で、そのことでものすごく罪悪感を感じてしまうことがある。
それは、私の中の常識っていうか、たぶん、他人が世の母親に対して思っている母親像というものに自分が沿っていないからだと思うけど。
つまり、母親は自分を殺して子供をまず第一に考えなくてはならない、とか、子供のことを優先しなくちゃという理想像があるからなんだと思う。
私は駄目だ。
私は子供より自分を一番に考えているところがあるから、だから、母親失格なんだと───
だってね、子育ては嫌で仕方なくて楽しいなんて思ったことがないんだもの。
けれど、どんなに執筆で苦しい思いをしても、その苦しみさえも楽しいと感じることがあるんだよね。
普通の母親って、子育てに苦しんでも、それを楽しく感じるって言うじゃない。それが私にとっては執筆することだった。
だから、つい思ってしまうことがあるんだよね。やっぱり私は子供を持つべきではなかったのかなあって。
けれどね、息子が大事な気持ちは本当です。この気持ちだけは嘘じゃないってわかります。

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今朝は、あーちゃんの日記だけでなく、一通のメエルからも救われた。
本当は以前の日記でこういうことを書いたために自分で自分を制御しきれなくなってたくさんの人を傷つけてしまったから、だからもう書いちゃダメだろうなあと思ったのだけれど、やはり私は根本的に変わることはできないのかもしれないなあと思っています。
けれど、それでも繋がりっていうのは交代があったとしてもなくならないんだなあとしみじみ感じているところです。
3年前に、『自主的にせよ不可抗力にせよ、出会いと同じ数の別れが存在します』と言ってくれた友達は、今でもずっと私に寄り添ってくれてるけれど、すでにあの頃の何人かの友達は去っていたりします。でも、新しい友達はまたできつつあるし、そして、これからもまた出会いと別れを繰り返していくのだろうなと思うけれど、以前よりはだいぶそういうことに対して大人な態度を取れるようになったような気がしています。

で、ずっと続いてる友達の中の一人である今朝メエルくれた人が言っていたことなんですが。(自主的にせよ…と言葉をくれた人とは違う人です)

彼女が、現実逃避で作ったサイトでは弱音は吐かずに楽しく物語を書いてたつもりなのに、結局は弱音を吐いてしまったということにみんなが励ましのメッセージをくれたのだと言ってたのです。

『まずは、あなたが楽しんで小説を書けばそれでいいと。例え現実逃避でもなんでもいい。それであなたが楽になって、楽しいと思って小説を書いているのなら、受け止める側も楽しいと感じて読めるからって。だから、新作を待つ気持ちになれるのだと。苦しいと思う今は、書かなくてもいい。』

それでも、現実の彼女の状況が変わるわけではないと、その彼女は言ってた。けれど、確実に彼女の中のもう一人は救われたと彼女は言ってます。
私は私で、またまた私に言われたわけじゃないのに、勝手に私自身も救われました。
何というか、これをまた言ってしまうと、またきっと確実に傷つく人はいると思いますけれど、けれどあえて私は言います。

私の場合は励ましてはいけないなあと。

わかります? 私の言ってることが。
私の場合はやさしい言葉だの励ましの言葉では駄目なんですよ。
私はこんなふうに他人さまが書いたもので、勝手にやさしい言葉をかけてもらった気になったり、励ましてもらったんだーとドリームこいて妄想してるだけでいいんですよ。
私には、たとえば旦那とかが私に言うような「本当に作家になるつもりがあるのか」とか「何にやってんだよ。這ってでも書けよ」とか「書かなきゃぶっ飛ばす」とか、そういう言葉がいいのかもしれないと。
根が甘ちゃんだから、尻叩かなくちゃ駄目なんじゃないかなあなんて思ったんですよ。
あと、「私はここまで書いたよ。さあ、あなたも頑張って書きなさい」というように、私の自尊心に訴えかけるとか。
とはいえ、これも本当にそうなのかはわかりません。(爆)
人によっては言われたがためにやる気なくしてしまう場合もあるしね。
つまりは、静観するのが一番であるということですかね。
というか、ここまで熱く語っておきながら、結局はそんな陳腐な終わり方ですか、やっぱり、これってただのグチだったのですかねえ。(ダメじゃん)

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とまあ、なんだかワケのわからんことをグダグダと書いてしまいましたが(まるで昔の天慈さんが戻ってきたみたいですが)、鳥取文芸の原稿よりもマイぷれすで連載している原稿ばかりが進んでしまって、いいやら悪いやらでってことなんですよねえ。
楽しいんですよ、面白いほど進むんですよ、連載小説が。
でも、鳥取文芸も書けそうな気がしてます。
確かにね、ちょっと焦ってきてはいるんですが、たぶん大丈夫かなと思い始めてます。
つーかねー、昨日から玉姫さまがご来訪されたんですよ。(爆)
いきなり何だとお思いでしょう。(^^;
本当なら7月最初頃にお渡りがなければならなかったのですが、遅れちゃったんですね。
たぶん、これは予想ですけれど、精神的にちょっと凹んでいたせいで玉姫さまが遠慮してしまったのかなあと。(^^;
まあ、察しのいい方なら私の精神状態はわかると思いますので、詳しくはここには書きませんけれど、玉姫さまってほんっとメンタル面に左右されやすいんだなあやっぱりと思ってしまいましたよ。

でも〜昨夜は熱帯夜だし、夜中に旦那のケータイに迷惑メールがきて起こされちゃったし、腹は痛いし(爆)、さいってーだったんだけど、まあ気分的に楽になったなあと。状況はいいわけじゃないけどね。
とりあえず、私も目標ができたので、その目標に向かってとにかく今書いてる連載小説をきちんと最後まで書き上げるぞと思っています。まだちょっと続く連載小説ですが、書きあがりそうになったらその目標について聞いてくださいね。(謎)
さあ、まずは鳥取文芸の原稿頑張るぞ〜。

てか。
プレッシャー大いにかけてくれたまえ、それが私には必要なんだよ、愛するキミよ。(思い切り私信だ〜)

最後にキミからもらったこの言葉、涙が出るくらい頑張ろうって思ったよ。

『辛いこと、苦しい事。
誰にでも訪れる人生の転機。山も谷も、誰にでもあることだから。
だから負けちゃダメなんだと思うよ。
頑張らなくちゃと思わなくてもいい、だけど負けちゃダメなんだって思う。
逃げても、いつかはぶつからなくちゃいけない敵ならさ。
一度は回り道して、英気を養って。それから挑んでもいいと思う。
戦い方は人それぞれだから。
満身創痍で勝ち抜く人もいるだろうし、計算ずくで戦いに出る人もいる。
それぞれのやり方で、ひとつひとつの問題を潰していこう。』

うん、潰していこう。
私は体当たりでぶっ潰す。
そういう戦い方が一番性に合ってるんだ。
なにせ、ウサギのくせして猪突猛進天慈さんなんだから。(爆)

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