2004/5/22(土)気持ちのいい晴れです、けど、適当に曇ってくれたらいいな、明日はね。(^^;


2002年の本日の日記にも書いた地元鳥取出身パリ在住の画家さんの足羽俊夫さんの書かれたコラムがまたしても新聞に載っていて(というか、随時掲載なんだけどね)、またそれについて書いてみたいなあと思った。

無駄なことである芸術をやるということは、一番人間的な行為なのだ──と書かれていた。

「無駄なことにはお金を使わない」という女性がいるそうで、そういう人はどんな楽しみがあるんだろうかと言う足羽さん。
まあ、これは推測だけど、たぶん、そういう無駄なことにお金を使わない生活っていうのを楽しみにしているのかもしれない、とは考えられないだろうか。
どんなに他人から見て「ほんとに楽しいんかいな」という生活でも、本人にとっては楽しい場合だってある。
現に、お金になりそうでいてその実本当はそんなにならないと言われる芸術だって、芸術に楽しみを見出せない人から見たら「そんなことしていて楽しいか?」と思われてることだろうし。

足羽さんは、自分の生活のことを「まったく無駄だらけ」だと言う。
お金にならない芸術やってるし、しかも旅が好きであちこち行くし、うまいもの食べるのも好きで外食もよくする。演劇やバレエも好きで劇場にはよく行く。友達を呼んでは料理を作り、しかも食器まで凝ってみたり。果てには一文にもならない文章まで書くという。(笑)
いいご身分だと人は言うだろうけど、恐らく、他人が思うよりそんなに彼は裕福というわけじゃないんだろう。けれど、そういう、一般的に見たら無駄だと言われることをする、それはなぜか。

前にも書いたけど、漫画家の萩尾望都さんのエッセイ「思い出を切り抜くとき」に書かれていたことが思い出される。

そういう無駄なことから創作が生まれるのだと──

それはやはり、同じように芸術に携わる者にしかわからない心境なんだろうね。
だから、前述の無駄なことにお金はかけないという女性は、絵も描かない、音楽もやらない、文章も書かないのではないだろうか。もっとも、100%そういうわけじゃないよね。絵も音楽も文章もやってるよという人なのかもしれないし。
実際、萩尾望都さんがエッセイに書いていた女性なども、萩尾さんがバレエを見るのが好きだということを聞いて「創作をするために見ているのかな」と言っていたということだ。つまり、ただ楽しみたいからバレエを見ているのだということが彼女にはわからないわけだ。そして、全ては創作をするための「勉強」なのだと思っているわけだ。そんな彼女の作品は技術的には決してマズイわけじゃないのに、作品が堅いと萩尾さんは評価している。
だから、足羽さんの言われているその女性がたとえば芸術を嗜んだとしても、きっとその人の生み出す芸術は、何の魅力もないだろうということは確かだと思うよ。

足羽さんは、一番無駄なものに「花火」を上げていらしたけど、くだんの女性は花火も無駄だと思っているのだろうか。お金を使う、たとえば何かを食べるために、とか、着物を着るために、とか、そういうのでお金を使うということは、身にはなるし物が残ったりするので完全に無駄とは言えないけど、花火なんて何にも残らないじゃないか。せいぜいキレイな物を見た満足感だけだよね。
けれど、その無駄な花火を人々は毎回楽しみにして見ているわけだ。
ということは、案外無駄なことが好きな人間が多いってことかな。

『無駄なことができ、無駄を楽しめるのが人間の本性である』 by 足羽俊夫

まったくだと思った。

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マイ日記才人に私の日記を登録してくださった方の日記に、現代美術家、村上隆氏の代表作である美少女フィギュア「Ko2ちゃん」をサトエリ(佐藤江梨子)がコスプレして写真を撮ったという記事のリンクが貼ってあった。(記事はもうありません)

おおっ、これよ、これっ、探してたのよっ!(≧◇≦)ノ

私は村上氏も知らないし、このKo2ちゃんも知らなかった。旦那にも聞いてみたけど、知らんと言われた。( ̄▽ ̄)
等身大の写真なんだそうだけど、一枚300万だと。ひょえ〜それはすげー。けど、その大元のフィギアなんか6千万するっていうんだから、もう、ヲタクの世界はすごいよ。てか、すでにフィギアというものがただのおもちゃじゃなく美術になってるんだからねえ。昔では考えられんことだ。いい世の中になったよねぇ。(しみじみ)

でまあ、そんなに関心があったわけじゃないんだけど、なんで取り上げたかというと、サトエリと言うたらガクトさん、なんだもーん。ほら、CMで共演したことあるじゃない?……確かそうだったよね?(ヲイ)
あの時は、このスタイルのええおなごはいったい誰ぞえ?となったあたくし。顔はタイプじゃないんだけど(爆)あのスタイルには脱帽でした、負けました。(あたりまえです、勝ち負け以前の問題です、天慈さん、身の程を知りなさい)

とまあ、それだけだったんですが。(笑)

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ある日記で知ったんだけど、もののけ占いというのをやってみました。→こちら

私は「閻魔大王」と出ました。( ̄▽ ̄)

閻魔大王なあなたは実際の閻魔大王のように色んな人(魂)と接することから、社交的で威厳があり皆から頼りにされています。←いや、違うと思うぞ?
何事があっても落ち着き悠然としているため、周りから一目置かれることが多いでしょう。←それも違う
ただし、頑固で思いこみが激しいため敬遠する人もいるかもしれません。←これは言えてる(爆)
恋愛に関しては閻魔大王のように嘘は自分にも他人にも許さず誠実です。←う〜ん?
しかし嫉妬深く独占欲が強い為、我の強い異性とは反発するでしょう。←きゃははは、言えてるし〜
閻魔大王同様、相手の面倒を見ることが良くあるため、勘違いが発生することもしばしば。←( ̄▽ ̄)あえてノーコメント(爆)

閻魔大王な人はまじめだということだけど、それはいいとして、好きな言葉が「真実一路」って…嫌いな言葉が「いいかげん」って……なんか違う気が。(^^;
旦那はフランケンだった。相性はいいようだ。め、珍しい……(爆)
てか、ガクトさんをやってみたら……(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!

ヴァンパイア

ヴァンパイアな人は「負けることが嫌いで常にスーパープラス思考です」だと。
言い得ててすげーやー。(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!
一番というわけじゃないけど、ヴァンパイアは閻魔大王やフランケンとも相性はいいようだよ。一番いいのは「九尾のキツネか雪女」だって。

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ちょっと一週間ばかり読みに行ってなかった中島さん日記に、

『作家の人たちが、昼間寝ていて夜になって動き出して、世界が寝静まってから仕事をする、というのは、その気持ちはとてもよくわかるような気がしますねえ。』

ということが書かれていて、うん、そうだよねえと思った。

中島さんもだけど、私も手術してからこっち、夜中起きて執筆なんかするとてきめん体調が崩れてしまう。もう夜中のあの雰囲気を満喫することもなかなかできないよなあと。もっとも、時々それやってしまって(執筆のためってわけじゃないけど)、ステキな気分を味わった代償に吐き気のオンパレードになってしまうんだけど。(^^;

はぁぁ…やっぱ年だよねえ……って、たんに運動不足ってことだったりして?(^^;

というか。この言葉。激しく同意というか共感してしまったので一応私自身のログとして残しておきますが。この言葉についてあれやこれやと語ることはちょいとできないのでご勘弁を。(謎)

『少なくとも、親に食わせてもらったことはないですけどね、デビュー以来一度として。そのかわり親の面倒みたこともない、まあ、親は親でしっかりしててくれた、というのもラッキーのうちかもしれませんが。』 by 中島梓

けどひとつだけ。(笑)
子供も親も相手に期待しないこと、これが平和に生きていくということかな、と。(しみじみ)

さあて、明日は草刈りだけど……今からドキドキだ。(爆)
去年は厚生部でドキドキだったけど、今度は班長でドキドキ。なんでかってーと、ちゃんと点呼が取れるかどうかで。(^^;
名前と顔を一致させることが果たしてできるかっ!……ちょい自信ない。(T▽T)




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