2004/2/28日(土)晴れ


ヤバイです。

どうも体調がよろしくない。けどまあ、こうやって日記が書けるのでまだいいんでしょうけど、ほんとは日記なんて書いてる場合じゃないような気もする。
けどねえ、書きたいことはいっばいあるんですよね。。。つらいですよねえ。なんて言いつつ、書き続けてますが。(ヲイ)
まず、これからいくかな。

さすがの私も一言書こうかなと思いまして。例の死刑判決のこと。(^^;

さっき中島さんの日記を読みに行ったのですが、各新聞で被告の名前の記載が違うっていうことを書かれてました。で、別に本名で書かなくてもいいじゃないかと。
それ読んで思い出したのですが、昨日ニュース見てて、あるコメンテーターの人が「彼は麻原彰晃になったとき、本名である松本智津夫は死んでしまったのです」って言ってました。なるほど、と思いました。

なんで本名書くんでしょうね。

作家とか芸能人とか、そういう人は新聞に掲載される場合PNとか芸名とかで記載されるでしょ。それと同じようなものじゃないかなあって。
けど、中島さんも言ってましたが、それでも本名とか年齢とか載せるのも新聞ですよね。必ず()で本名や年齢書いてるじゃないですか、芸能人でも。
そういえば、いつだったかガクトさんが何かを受賞したときに新聞に載ったですけれど、同じ受賞者でも他は全員年齢が載ってたのに、ガクトさんだけは載ってませんでした。ほ〜と感心してましたが。

ところで、死刑判決。

当然と言えば当然ですが。やはり私個人の気持ちとしては、あれだけのことをしてあっさり死刑というのにはどうも納得がいかないと思ったり。まあ、これもね、麻原が死ぬことを一番怖がっているというのなら、彼に対しては極刑ともいえることなんでしょうが、私の正直な気持ちとしては、同じくらいの苦しみ痛みは味わわなくてはならないんじゃあないかと思ったりして。
ただ、死刑をまぬかれた場合、果たして苦しんで生き続けるかどうかなんてわかりません。とくに今の刑務所って居心地いいような話も聞きますし。そのうち恩赦なんてものが適応されてしまったりして(そういうのって日本じゃないのかな?よくわかんないけど)、いずれは社会に戻ってくることも考えられる。しかもどうやらすんなり終わりそうにないみたいですしね。これからまたズルズルと裁判が続きそう。

中島さんがオウムがまだ存続しているというのを不思議に思っていると書かれていました。
それ読んで思い出したのですが、同じくTVでコメンテーターの人が、死刑にしてしまうのは簡単なことだけど、どうして麻原という人物が普通の人間から神へと変わっていったと思い込んだのかを解明しない限り、これからも同じような事件は起き続けると。ふむ、それもそうだなと思った。
麻原を殺してしまうことは簡単なんだけど(いや、簡単じゃなさそうだけどね、今の段階では)死んでしまったら、その麻原自体を研究することはできない。まあ、つまり、ぶっちゃけ研究対象として生かすっていうのもアリかなあと。ま、それこそ、人権侵害だとか言う者たちが出てくるかも。うむむ、難しいことだ。

さらに、そういえぱ。新聞のコラムに批評家の東浩紀という人がこう書いていました。

『オウムはオタク的な想像力で、世界の終末や救済という大きな物語をねつ造した。非常に幼稚なものだが、信じないと自分のアイデンティティーのよりどころがなくなる。ねつ造がねつ造のまま突っ走り、本当に人を殺してしまったということです』

オタクが引き起こしたテロだと言う。そして、

『変わった信念と価値観の下に、変わった遊びを延々と続けている集団が、いかに多く存在するか、を社会に突きつけた』

と言います。
そういう人が存在する限り、こういったことはまた起こり得る。けれど、間違いなく、そういう変わった人たちも同じ人間であり、どんな人間であれ、蔑視されるべきではないと思う。

『日本社会はオウムの時と同じように、まだそうした人たちを特殊なものとして例外視している。それでは何の解決にもならない』

誰でもね、疎外感を感じれば、何かを引き起こしてしまうことはありうる。それが他者に対しての害意か、己自身に対しての自傷か、その人の気質によって違うとは思いますが、何もかも排除しようとする「一般人」こそが、一番こういった事件を引き起こすのに一役買っていると思います。
私も、少なからず、特殊な人々と似たような人間でもあると自覚しているので、認めてくれなくてもいいから、敵対視だけはしてほしくないなあなんて思います。
なんかバカなことやってるな〜くらいの寛容な態度で見守っててほしい。こういう人間は攻撃されると攻撃を返してしまいますから。
そういう性質であるということも忘れないでいないと、排除するだけが最善策だなどと考えることは愚かであると、もうわかってもいいと思いますけどね。

久々に時事ネタいってしまいました。(^^;

そういえば、くしくも2002年の今日の日記にも似たようなもの書いてましたね。「春奈ちゃん事件」あれでも、人間は否定され続けたらどうなってしまうかの見本のようなものだったし。まったくそうはならない人間だっているでしょうけど、けれど、少なくとも、変わった人間に対してもっと社会が寛容であれば、もしかしたら避けられたかもしれないのに───なんて思います。

それにしても、やっぱりこういう話題って、なかなかに神経使いますな。

最近ではこういう話題はあまり書かないようにしてたんですが、ちょっと物思うところもあったりして……そんな感じで書いちゃいましたが。うーむ……体調やっぱり悪い…なんかどうも熱っぽいかも。。。でも、まだ書きたい。(爆)

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今日はそういうことで、例の喉の異物感が昨夜からありまして、吐き気がおさまりませんでした。今はだいぶよくなってますがね。午前中はホットカーペットでダラダラしてました。

昼からは息子の中学の指定ズックを買いに出かけました。本当いうと学生服なんかも出来上がったと電話きてたんですが、それは明日にしようかなと思って。とにかく、昼から無事出かけられるかなあと心配してましたが、何とか出かけることできました。天気がよくてよかったです。

息子の足のサイズ、もう24だって。ほ〜さすが私の息子。私も小6の頃から24.5でしたからねえ。(爆)
ズック買って、息子はそのまま友達の家に遊びに行ってしまい、私は近くのパティオで買い物して帰りました。

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うう…まだ書きたいことあったけど、とりあえず、今日はここまでにします。


2004.02.28 17:30



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