2004/1/30日(金)晴れっていいね♪


だから、私はそのためにも、その人が何を想い、何を考えているかを知りたい。全てを知りたい。それを話してくれない人とは、やはり深く付き合うことは無理なんだなあって。

と、昨日書きました。

賢明な方ならお分かりだと思いますが、このことは私の理想であります。
もちろん、全てを話してもらったからといって、相手を100%理解できるなんて私だって思ってないですし、全てを話してくれなくても深く付き合えることはできると思います。ええ、私と旦那との関係がそれですよね。というか、全てを話すことなんか無理でしょう。
ならば、無理なことを書いていると言われるかと思いますし、自分で自分の書いたものに突っ込みを入れている、いわば言い訳書いてるよと言われるでしょうが、これが私の抱える矛盾であるとも言えるんですよねえ。

私の感覚では、「全てを話してもらうことで深く付き合える」というのがしっくりくるわけなんです。
けれど、少ない経験から考えて「全てを話したからといって深いところまでは付き合えない」というのも正しいと思う気持ちも持っている。

私だけではないと思います、こういうことを思っているのは。
理想と現実の狭間で葛藤しているのは、私だけではない。
私はそういう人たちを知っていますし、たぶん、そういう人たちには私の持つ「矛盾の塊」を理解できると思う。同じ苦しみを持っている仲間として。

とまあ、そんなわけで、昨日の日記は訂正はしないし、これが正直な私の気持ちということで、わかってもらえなくても、わかってもらえても、私はこのままの私で走り続けます。

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ある人の日記を読んで思ったことなんですが、きっとその人も私も「一人ぽっち」ではないと思います。かつてはたくさんの方々が書き込みに来てくださった掲示板。それが今は閑散としていても、以前そういうのがどんなに淋しいなあと思っていたとしても、今の私は「一人ぽっち」だなんて感じてないし、誰かに何かイヤなことを言われても、私はウェブで日記を公開することを今は嫌だなんて思っていません。ちょっと疲れて「やめたいかも…」と思うことはありますけれど、きっとそれも本心ではないでしょう。
私は書きたい人、私は読んでもらいたい人、なんですから。
そういうてんでは、私は根っからの「表現者」なんだと思います。

だから、私は書き続けます。自分の信念の下に。

たとえ、「天慈さんの日記ってほんっと何が言いたいのかわかんないわ」と言われようとも。(爆)←ここらへんが天慈さんですよねえ。(^^;

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昨日も書いた佳作を取った「空への解離」だけど。

本になったときに、とある本屋さんに旦那と行ったら、友人夫婦にバッタリ出会ったんですね。ちょうどその頃奥さんは身重だったんですが、私の小説が認められて本になったんだよって話したんですよ。けれど、書いてる内容がああいう内容なので「妊婦さんは読まないほうがいいかも」と言ったのを覚えています。
それはまあ考えすぎではあるんですけれど、でもやっぱりなんというか、後ろめたい気持ちっていうのがあったんだと思います。

そうですね。あの小説は、やはり一番反応を示してくれたのが子供を持つ母親の立場の人たちでした。

もちろん、我が子に手を焼いてもそれを苦とも思わない、むしろその苦労も幸せなことなんだという方もいらっしゃると思います。だから、泣き止まないから、言うこと聞いてくれないから「いなくなってほしい」と思う母親しかいないのだというのはありえません。
そして、そういう苦労をも幸せだと思う母親には、子供なんていなくなってほしいとつい思ってしまう母親の気持ちはわからないんじゃないかなあと思う。
けれど、人間には想像力というものがあります。
その想像力で「こう思ってるのだろうな」というのは察することはできると思う。
だから、私も、子供を持っていない独身の若い女性でも、そんな母親の心の闇のことも理解してくれる人はいると思っています。「子供なんか持ったことない人にはわからない気持ちだわ!」などという暴言を吐くつもりはないです。
でもやっぱり……そういう、「この子さえいなければ…」という、世間で言えば「自分勝手なワガママな子供みたいな思考」を持った人にしか、心の闇の根源的なところはわからないのではないかと思ってしまうものなんですよね。

私は息子がお腹にいるときに切迫流産をしかけて緊急入院したことがあります。
朝会社に行ったら急にお腹が痛くなり、出血したのですね。
ですが、私にはそうなった原因っていうのに思い当たることがあったんです。(確か先生には言わなかった気がするけれど)
その前日、私は2キロの米袋を抱えて歩いて家まで帰っていたのです。考えたら恐ろしい話です。安定期に入っていたとはいえ、身重なのに米袋を持って歩くなんて───正気の沙汰ではないです。
無意識のうちに、私は子供なんてどうでもいいと思っていたのではないかと、私はずっと思い悩んでいました。
決心して子供を作ったとはいえ、本当は子供なんてほしくなかったという気持ちが心の奥底にはあったに違いないからです。
不妊治療がイヤでイヤでしかたなくて、それで治療しなくてすむのならと妊娠することに躍起になっていたあの頃。私は自分のことしか考えてなかった。親になるという覚悟がまったくなかったわけですから。
案の定、出産直後に「産まれましたよ。男の子ですよ」と我が子を見せられたときに、はっきり言って何の感動もなかったのです。でも、いい子ぶりっこの私は、こういう時TVとかのドラマとかドキュメンタリーでは「ありがとうございました」と言って涙を流すのが普通なんだと思っていて、感動も何もないのに「ありがとうございました」と言いました。涙は……流れませんでした。ただ、もう今まで苦しかった痛かったことから解放されたことでホッとしたというだけで。

ずっとずっとそれらのことが私の心にわだかまっていました。

そんなことを思っている自分に自己嫌悪を感じまくり、私は人間としての感情がないのかもしれないと、そんなことまで思っていました。
私がキチンと生理が来ない身体であるのも、もしかしたら、私には子供を産む資格はないのだと、神さまがそう言っているのかもしれないと、そんなことまで本気で信じ込んでいたこともあります。
子供を産めば、ホルモンバランスも安定して生理もちゃんと来るようになるかもしれないと思っていたのですが、結局、息子を産んでからも生理はキチンと来なかった。そんなわけで、やっぱり子供は出来にくく、周りにいくら「一人っ子はかわいそうだよ」と言われても、私はもう産婦人科には行きたくなかった。もうあんな痛い目には遭いたくないから。もう子供が一人でもいるんだからこれ以上産まなくたっていいじゃないと。一人も二人も同じだよって他人は言うけれど、そんなこと簡単に言うなよ、一人でも泣きそうに辛かったのに、これ以上あたしに何を頑張れって言うんだよ、あたしはもうできないよ、やめてよ───何度心でそう叫んだことか。少子化?そんなもんあたしには関係ないよ。たくさん子供産んで、その全てが悪人にでもなったらどうするよ───なんて思ったり。

手書きの日記にはこういうことを書き続けていた。これはほんの一部。さすがの私でも全てをさらけ出すことはできないですよねえ。私の手書き日記は「呪いの日記」とまで自分で命名してたりしますから。(^^;

私は、私以上に心の闇を抱えている人はいないと思っています。

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さて…めちゃめちゃマジメな話が続いたので、ちょっとくだけて。(^^;

中島さんサイトで2546300カウント踏みました〜。けどさ、これだけカウント数がデカイと、なんかキリ番って感じじゃないでよすねえ? それに百番代はちゃんとしたキリ番じゃないはずだし。。。でもま、これを口実にメエル送っとこっと。(爆)
というか、おおおおっ!! 「別冊宝島」として「グイン・サーガパーフェクトブック」が発売されたのですか? むむむ…買いに行かねばねばねば〜。今日は昼からチャリコロに乗ってツタヤに行ってくるかな。月間ピアノもほしいし。

というか……うーむむむ……中島さんの今日の日記、昨日から今日にかけての私の日記に、微妙にシンクロしてますねえ。(^^;
今読んでて「あたたたた」と思いましたもん。いつものようにご興味ある方は中島さんの日記読んでみてください。

『ひとに何か伝える、というのは、「本当の自分をさらす」ことなしには決して共感を得られないから』 by 中島梓

とはいえ、中島さんも言ってますが、人にはどうしても見せたくない見せられないものっていうのもありますから、それを晒しなさいと全ての人に強要するわけにはいかないんですよね、うん。
ただ、やっぱり私個人の意見としては、そういう見せたくないものさえもギリギリなところで表現してしまうのが「表現者たる所以」なんではないかと思っています。

『所詮表現者と生活者というのは対立してしまうものだと思う』 by 中島梓

この言葉は私の思い違いでなければ、やはり表現者はどんなことをも表現してしまうものなんだなということだと思うんですが、いかがなものでしょうね。

はらら…くだけようかと思ってたのに、やっぱりマジメに語ってしまいましたねえ。ま、これが天慈さんってことですよ、うん、(爆)

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つーか、今日は息子ちゃんが早めに下校してくるって言ってたな。
今のうちに買い物行ってこようか……絶対また友達連れてくるに違いないから。日記は……買い物帰ってきてから更新するか。今現在の時間は11時半です。(^^;
ではちょっくら行って参ります。(^^)/

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ということで、買い物行って、ちょっと遅いお昼ご飯食べて、続きを書き出しています。
チャリコロでちょっと遠出してツタヤに行ってきました。そして、そのあと福山(噂)マンション近くのスーパーで夕飯の買出しをしました。ボルヴィックも買いました。(^_^)v
で、ツタヤなんですが〜、月間ピアノもグイン特集の別冊宝島もありませんでした。(;_;)
でも!!

ガクトさんお持ち帰りしましたぁ〜(違)

うわはは…ほんとにお持ち帰りできたらいいな〜と思いつつ、お持ち帰りしたのは「ARENA37℃」の2月号です。(^^;
今から読むのが楽しみでっす。表紙はガクトさんじゃないけれど(爆)、いっぱいガクトさんの言葉が載ってるから、まあいいとしよう。(ごめんね、サイコ・ル・シェイムさんたち^^;)

さあて、天慈さんはお仕事しながらラヴイチャ小説の執筆することにいたします〜。ぐぁんばるぞっと。(^o^)/


2004.01.30 14:22



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