2004/1/29日(木)とても気持ちのよい晴れなのです♪


私はよく「引き込まれ」ます。

なんのことかと思うでしょうが、衝撃的な出来事とか強い想いというものに、心が引きずり込まれる傾向があるんですよね。
よく、人の立場に立って物事を考えるっていうのがあると思いますけれど、私の場合は「その人の立場に立って」というよりは「自分がその立場に立ったら」となるみたいで───だから、決して「その人の気持ちを理解する」というのとは違うみたいです。
ただ、その立場に立ったときの自分の気持ち、想いというのが、時として当人の気持ちに合致する場合があって、それで「わかってもらえたんだ」と相手に思ってもらえるようであります。
けれど、それも100%そうなるとは限らないので、だから時々「人の気持ちがわかってない」と言われるんでしょうね。
でも、それが私です。
それを否定されたら私は私ではなくなる。
だから、誰が何と言おうと私は私でいようと思う。

というのも、今朝はそんなわけで引きずり込まれてしまったんです。(^^;

知り合いの日記で知った、ある人の訃報。
私はその方を知っていたわけではありません。
今日、知り合いの日記で初めてその方の存在を知りました。
絵を描かれる方でした。
私も多少なりとも絵は描きますが、私の絵はマンガ絵と言われるものでして大したことない。ただまあ、その方の描かれる絵画のような絵と私の絵はまったくジャンルが違うと思うので、比べること自体ナンセンスなんでしょうけれど。
今回、リンクされていたので飛んで絵を見せていただいたのですが、その中で一番印象に残った絵が、私も大好きな「ひまわり」の絵でした。「また会いましょう」というタイトルが付けられたそのひまわりの絵。胸が締め付けられそうな想いに堪えられず涙を流してしまいました。過ぎ去った日のことを思い出して───
ひまわりは大好きだからというだけでなく、私にとって思い出深い花なので。とても大切な人を思い出させる花だから。
「また会いましょう」とは言い合えない相手。
だから、胸が苦しい。

いけない、いけない───またもや引きずり込まれるところでした。(^^;

無理やりにでもその思い出から意識をはがしましょう。
で、その方のHPは、これからもネット上で存続されるみたいです。ご友人がその方に代わって運営していくそうです。
そっか……そういうこともできるんだなと思いました。
私も、もし自分が死んでしまったとしたら、私の代わりにこのサイトを運営してくれる人が欲しいなあなんてね。旦那は絶対やってくれないってわかってますから(爆)、誰か他の人に頼むしかないですよねえ。
てか、それ考えるより、まず連載している小説を完結させねば。。。

とまあ、そんなわけで、やっとラヴイチャ小説書き出しましたよ。うふふん。天慈さんはがんぱるでよ〜。e(^。^)g_ファイト!!

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いやはや、中島さんの日記読んできたですが、ふふふ、またしても吠えていらっしゃいましたね。(^^)

思わず中島さんの書かれたこの言葉、

『何かを得るためには何かをあきらめなくてはいけない』

で、ハガレンの「何かを得るためには同等の何かが必要となる」という言葉を思い出しました。ふーむ、それは物語世界の話だけじゃなく、現実でもそうなんだなあなんて思いました。

ぷぷぷ…中島さんったら、

『時間が欲しければテレビをあきらめる』

ですって。うん、それは言えるかもね。私も小説とか書き始めたり、ネットとかするようになったら、テレビってそんなに見ることなくなったもん。ネットしない夜とかはさすがに見てますし、あと昼間でもご飯食べてるときとかくらいだよなあ見てるのは。ワイドショーの類はほとんど見なくなった。

テレビで思い出したけど、昨日は「ナースのお仕事 ザ ムービー」見ました、録画してたやつ。あははは…やっぱ「模倣犯」より、断然「ナースのお仕事」のほーがおもしろい。ウドちゃんの演技がちょっとアレでしたけれど、物語自体はよかったな。ああいう話って私弱いんですよねえ。
藤木さんも好きは好きなんですけれど、実は藤木さんより水島先生役の岡田浩暉さんが私の好きなタイプです。(^^;
あと、蟹江敬三さん、好きです♪

そういえば、観月ありさのやってたいずみが、オープニングでほっぺたをぷーって膨らませてるの……あれって天慈さんってばいつもリアルでやってますです、はい。(^^;
そのたんびに旦那とか息子とかが、からかってつついてきますが。やめれ〜、あたしゃー怒ってんだぞ〜。(`´メ)

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『「あなた、その賞がそんなに嬉しいの?」と彼女に訊かれ「嬉しいわ」と答える』 by 江國香織

↑は、新聞に直木賞受賞者の江國香織さんのエッセーが載っていて、その中に書かれていた言葉です。
それを見て、私も自分の小説が初めて佳作を取ったときのことを思い出しました。そのときの日記に書いた言葉が「どうしようと思った」だったのですが。
私は小説の前に詩でも佳作をいただいたことがあります。それは短大生の時のことで、ある同人誌に投稿した作品でした。その時は単純に「嬉しい」と思ったことしか覚えていませんが、小説が賞を取ったときは、本当に「どうしよう」と思ったものでした。

その作品はノベルでも公開している「空への解離」ですが。

はっきり言って、あの作品は本当に自己満足の小説でしかなかったわけであります。
それを認められたいという思いはもちろんないわけはないんですけれど、あの作品を読んだ人が果たしてどう思うかを考えると、とたんに怖くなったんですよね。

夢のあるファンタジーではなく、私の心の闇を描いた作品だったから。

どうしても泣き止んでくれない子供を抱えて、毎晩一緒に泣いていた私。なんでこの子は泣き止んでくれないのだろう、こんなにうるさくしてたら近所に迷惑だと、途方に暮れてベランダに出て広がる暗闇を我が子を抱えて見つめていた。
今このとき、この子をここから落としたらどうなるだろう、私は解放されて苦しまなくていいかもしれない───そんなことを思ってしまったこともありました。
そして、引っ越して、今の団地に来て、もう小学校にあがる息子の背中をさすりながら、そんな時代もあったよなあと思い出しつつ、あれこれと小説のプロットを組み立てていた。だから、あの作品の舞台はこの団地ですし、物語に出てくる階下の住人も実際の人をモデルにして書いていました。
もし、あの作品をその人が読んだら───という思いも持っていたのですね。

小説って、やっぱり何もないところから生み出すことは難しいです。

フィクションとはいえ、自分の経験や想いを作品に託しているわけですから、どうしたって何かをモデルにしてしまう。
それに、こんなことを思っていたのか───と軽蔑されるかもしれない。
いい話ばかりならまだいいですけれど、嫌な話を書く場合もある。いい人間だけじゃなく、ものすごく嫌な人間も書いたりするわけで、こんな人間を描く人間の頭の中はやっぱりそんなふうなのか───とか思ってしまう人もいるでしょうしね。
まあ、そんなことをいちいち気にしていたら、何も書けなくなりますから、だから、どうしたって多少なりとも心に鎧をつけてしまうことはあると思いますが。

そういえば、新聞に漫画家の高野優さんのコラムが掲載されてて『育児に追われる単調な日々は、孤立感だけを心に刻む』と書かれていました。泣き止まない子供を抱いて途方に暮れてばかりなときに「一生懸命頑張って」じゃなく「頑張りすぎないで」と言ってほしいと。
でもね、「頑張るな」と言われても、なんていうか、頑張ってしまう気質の人間には、それもまた逆効果なんじゃないかなあなんて、ふっと思ったりした。何でもかんでも「頑張れという言葉は言わないように」というのも、なんか違うよなあって。
「頑張れ」と言ってあげたほうがいい人もいるし、「頑張るな」と言ってあげたほうがいい人もいる。それを適切に言えるかどうか……それこそ、付け焼刃な関係では言えない言葉だと思う。
だから、私はそのためにも、その人が何を想い、何を考えているかを知りたい。全てを知りたい。それを話してくれない人とは、やはり深く付き合うことは無理なんだなあって。

私は付け焼刃な関係ではなく、相手と深く繋がりたい人間なんだと思う。

だから、しつこくいろいろ訊くんじゃあないかなって。
こんな私と付き合うのは、確かに苦労は多いだろうし、時に傷つくこともあると思うよ。

それでも、あなたは、私を好きと言えますか?

そんな私を受け入れた人、私は変わらぬ愛を誓いましょう。

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ちーとばかし、マジメになってしまってました。(^^;

恒例の「ちょっと楽しい占いコーナー」いきますか。(笑)
これもある日記作者の方に教えてもらった占いです。→前世占い

あたしは〜。

【平安の世に蝶よ花よと面白おかしく遊び暮らした貴族】

だそーです。(爆)

で、内容が。

あなたの前世は平安貴族。
裕福な家庭に生まれ育ち、
あまり苦労しないで宮廷で出世した運の良さの持ち主だったようです。
特に和歌を得意として、帝から篤い信任を受けていました。
生涯のうち、ほとんど苦労をすることを知らず、その一生をまっとうしたのです。
数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、
前世の生き様のためか、あまりこだわりのない性格のようです。
友達や遊びを愛して、毎日面白く暮らせればいいや、という思いが心のどこかにあるでしょう。
頭脳労働をしているときに、あなたの心に眠る貴族の血が騒ぐことがありそうです。

強者の魂  51%
道楽の魂  100%
苦境の魂  79%
妖魔の魂  30%

うーん…何となく天慈さんらしいと言えばらしいかなあ。。。とはいえ、あたしの前世は絶対に欧米人だと思うんですがねえ。(爆)

2004.01.29 15:05

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