彼女を迎えに行ったのは夏の暑い日だった───
流れるような流線型のボディ、真っ赤な姿態が熱い日差しの下、煽情的に見る者を誘い、私たちは彼女を快く迎えたのだった。彼女の名前は───

ＡＺ３

わはは＿（＾＾;）ツ
本日、１２年間乗り続けたＡＺ３と最後のドライブをいたしました……といっても車屋さんのとこまでの約１０数キロといった距離ですけれど。(^^;
スポーツカータイプのこの車、私は車のことにゃ詳しくないんで、この車はあーでこーでとは説明できないんですけれど、なかなかカッコイー車ではありました。

初めてこの車を受け取りに行ったときのことはよく覚えてます。

息子が生まれる年の夏でしたので、私のお腹は大きくて隣の島根県からここまで、新しく編集したばかりのお手製の音楽カセットを鳴らしながらドライブしつつ帰ったものでした。
ちょうど引越してこっちに帰ったばかりの頃のことで、なんか思うにそういう節目のときばかりに車を買い換えてるような気がしますね。
ＡＺ３の前は紺と白のツートンカラーのマーチターボだったのですが、それも旦那と私が付き合いだした時で、旦那が新しい職場に就職したばかりの頃のことでしたもん。で、今回も旦那が転職して買い換えたわけで。ま、今回の車は場つなぎのための中古だったんですがね。旦那の趣味の車っていったら、やっぱスポーツカータイプだし、オートマはイヤだなあということだし。（この中古はオートマです）

でまあ、受け取りに行って、そのままお昼でも食べてちょっとドライブでも───なんて言ってたのに、ま〜今日もよーけ降った降った、雪が。（爆）
そんなわけで、ドライブどころじゃなくなってしまいました。この雪、都会の人が見たらびっくり仰天でしょうねえ。ここらへんでも最近ないくらいのけっこうな雪の量で。けど、旦那なんか「これっくらい山はあたりまえだ。何とも思わん」と言ってた。(^^;
道路走ってても、雪が除雪されてないもんで大変なことになってました。木は倒れて道路を片側ふさいでるわ、中央線のフェンスも、誰かがぶつけたらしくてひしゃげて道路を片側ふさいでるわ、あちこちで乗り上げてしまって動けなくなった車がいるわ、ぶつかって事故してるのもいるわと、悲惨な光景がチラホラと。(^^;

でまあ、受け取りに行きましたが、なかなか帰ってくるのにも大変でしたねえ。（って、私は乗ってるだけなんですが）
とにかくまあ、そういうことで、とりあえずは交差点で止まってしまう怖れはこれからなくなったわけですね。よかったよかった。

受け取りに行ったら、Ａさんが出迎えてくれたわけですが、ちょっとばかしまたお話してました、かつての職場での出来事とかいろいろと。や〜共通の話があるっていいなあって思いましたね。彼女はそんなわけで私たちが勤めてたところの人たちにもお得意さんがいるわけで、そういう人たちの動向をよく把握してるわけです。あの人は今どうしてる〜っていうのが聞けてなかなかに楽しかったです。

さて。いったん帰ってきたわけですが、これからまたババさまんちの灯油やうちの灯油も買いに出かけなくちゃなりません。忙しいです〜。いつになったらラヴイチャ小説が書けるのでしょうか〜。(T▽T)

2004.01.25 14:58