で、それについていろいろ語ってるわけですが。いや、ほんとにこの人って「熱い人」だなあと。(^^;;;
そこで語られていることの触りが、「自白」にも書かれてあったのですが。
たぶん、「告白」で書かれている「ファミリー」というのが「仲間」ということかなと思いました。
「素晴らしき…」ではガクトさんは群れるのが嫌いで一人でいたと書かれてました。それ聞いて、ああ、それ私もそうだったなあと思いました。
まあ、私の場合は、他人といるといろいろ制約がかかるのがイヤだったからというので一人でいたわけなんですがね。私はあそこに行きたいのに他の人は違うところに行きたいとか。私がもっと傍若無人だったら(え?違うの?^^;)「あたしはこっちがいいのっ!」と言ってアッピールすることでストレスためなかったのでしょうが、私は「言えない人」なのですよ。それは今でもそうなんです。えーどこがー?日記では「ちゃんと自分の想いは伝えようね」なんて書いてたのにー?って思うでしょうけれど、リアルの私は言えない人なんですよっ、間違いない!←最近あの人お気に入り。(爆)
それに、私ってちょっと人と違うところがあったんで、ツルんでるとどうしても私一人だけ浮いちゃってたんですよね。小学校から中学に上がる頃に近所の仲の良い(と、私は思ってた)女の子二人と、一時期登下校を一緒にしてたことがあるんだけど、すぐに二人は親友になってしまって私だけそれには入れてもらえなかった。口で自分の言いたいことが言えない私だったので(それは今も一緒やな^^;)手紙を交わしたりして私の気持ちを切々に訴えたのですが……嫌いだとハッキリ言われてしまった。(^^;;;
いえね、今では、そう言うしかなかったんだろーなー、ほんとは嫌ってたわけじゃなかったんだろーなーと思えるようになったんですがね。あの頃はとにかく傷つきまくって、二人を呪ったものです。私のどこがいけないのよーって。(爆)
いやはや、昔からちーっとも変わってませんな。(−−;)
てか。ずいぶんと話がソレまくりましたが。(^^;;;
ま、それでだ。ガクトさんは「自白」で書いてましたけど、以前だったら闘うのなら一人が楽だと思ってたわけですね。男だったら闘って倒れてもかまわないと。でも、今は倒れないと言ってます。それは一人で闘ってるわけじゃないからって。自分には「ファミリー」がいるから、支えてくれる人たちがいるから倒れないと。
『守るべきものがあることは心が強くなる』by Gackt
ただ、あえて一つだけ異論を唱えるとしたら。
私は悩みや苦しみを話すことが必要な人もいるってことを言いたいです。
ガクトさんは
『話したからといって傷の痛みが和らぐのか』と言いますけれど、全ての人とは言わないけれど、それで和らぐ人も必ずいるはずです。私はそう思います。でも、ここに書かれていることで気になったのが、
『悩みや苦しみを話し合う』という言葉。この「話し合う」ということは、ただたんに「話を聞いてもらうだけ」とはニュアンスが違うような気もする。
私の中では「話し合う」というのは、ただ聞いてもらうってだけではなく、話して解決策を一緒に考えるっていう認識をしています。
そうだったとしたら、私も「話し合う必要はない」と思いますね。そう、話し合う必要なんかない。
ただ、ただ、聞いてくれるだけでいい───
少なくとも、私の場合は己の悩み、苦しみを誰かに話して、それで消化し、昇華させてしまいたいと思っています。解決するのは自分自身と思っていますから。結局は自分が動くしかないんですものね。
誰かに言われて動くのではなく──それでももちろん、誰かの言葉や存在がきっかけになって動くわけではあるのですけれど──けれど、動くのは自分自身であることに間違いないわけですからね。
だから、そういう観点で言えば、私もガクトさんと同じ種類の人間なんだなあと思います。
ただ、私がガクトさんと違うところは、ガクトさんは
『誰かが辛く苦しかった時に、その人のそばにいて「辛いよね、苦しいよね」と、言うことではなく』と言ってますけれど、私ならそれをやるだろうということ。私自身は、他人にそうされたくないですけれど、私は他人にはそうしてあげたい。
だからこそ、私はガクトさんが言うところの
『「まだ、出来るだろ?」と、言える立場でいること。そのために、僕はもっと力をつけるべきだと思う』という、そんなガクトさんが好きなんです。私自身は、ガクトさんに「辛いよね、苦しいよね」とは言ってもらいたくない。私は「まだ、出来るだろ?」と言われたい。そうすることによって、私はしっかりと一人で立って頑張れるのだと思うのです。
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そして、読みました。「あらしのよるに」第6巻「ふぶきのあした」を。
オオカミのガブとヤギのメイの友情物語のクライマックスは、それはそれは悲しい最後でした。
秘密の友達同士だった二人の関係が、森中に知れ渡ることになり、二人はオオカミたちに追われる身となったわけです。
そして二人で暮らせる緑の森を目指して逃避行が続くわけですが。
高い雪山でガブはメイを助けるために命を落とすことになるのです。
ガブが最後に言った言葉。