2003/5/27(火)晴れ


08:38

ありがとう、教えてくれてっ!!(≧◇≦)ノ

やっぱりそうだったんだよねっ。「レオン」の悪役ゲイリー・オールドマンは「フィフス・エレメント」の悪役だったんだ。彼はほんっとあたし好きですね。「レオン」も「フィフス〜」もああいう似たようなキレた悪役で、あたしは注目してました。キャラ萌え爆裂でっす。
もともと、あたしはいい子チャン的な主人公タイプには萌えない女なんで、いつも脇役汚れ役に惚れてしまいます。「スレイヤーズ」のゼロスなんてその典型。だから、あたしの看板息子マリーが生まれたのだからして。(笑)

そうそう。映画で思い出しましたが。

今朝も各番組で「マトリックス リローデッド」のキアヌ・リーブスのインタビューしてました。あるインタビューではキアヌが無類のラーメン好きであると言ってました。すでに来日してから2回も食べに行ったとか。
リローデッド、見たいなあと思ってるけど、旦那がいまいちノリ気じゃない。というのも、前作がいまいちだったからっていうのもある。あたしはストーリーはありきたりでも映像すごかったし第一キアヌがかっこよかったからいいんだけど、旦那はどうも期待外れだったらしくて。(^^;;;
それよりも「今一番見てみたいハリウッド映画がある」って旦那が言うからなんだと思ったら、あの「エヴァンゲリオン」がハリウッドで制作されるらしい。ほー、それはスゲーや。旦那が見たいと思う気持ちもわからんでもない。けれど、どうなりますことやら。(爆)

ところで。

今朝の新聞に地元出身のマンガ家青山剛昌さんの記事が載ってました。ほー、やっぱりそうでしたか、同い年なんですね。(笑)
彼の記念館というか、コナンの記念館があるんですけど、前に行ったとき、彼の子供の頃のノートとかが展示されてて、旦那と二人で「この人って絶対同年代だよな」と話したんですが、やっぱりそうでした。それにしてもものすごいハードスケジュールみたいですね。あたしとしては、どうか青山さんを潰さないでほしいと願うばかりです。

それから。

昨日書いた横山秀夫さんの記事が載ってました。直木賞決別などと書かれていたので何のことだろうと思ったら……トラブルがあったらしいですね。まあ詳しくはここでは書きませんが、横山さんのこの言葉はあたしもちょっと考えさせられました。

『ただ面白い小説が書きたいと思っていたのに、いつの間にか「いつかは直木賞」という思いが芽生えていた』

あたしもそれと同じような気持ちを抱いてました。「いつかは有名な賞を」と。いくら鳥取文芸で佳作を二回取ったからといえ、頂点の鳥取文芸賞ではなし、しかもそれを取ったからといって即作家として歩けるわけでもなし、やはり中央の賞を取らなければ作家として食っていくことはできないだろうという気持ち───それで本当にいいのだろうかという自虐的な思いと、それでも取れればいいという気持ちが常に葛藤していましたからね。
そう。どちらにせよ、賞を取らなければ葛藤することも無駄なことなんだと思うんだけど、あたしたち物書く人間ってわりとそういう無駄なこと(本人はそうは思ってないんだけど)をグダグダ考え込んじゃうもんなんですよね。よくもまあ、このめんどくさがりのあたしが堂々巡りの考えをいじくりまわしているんだと思うんですが。(^^;;;

だから、実をいうと、今のあたしは方向性を見失っているといった感じですか。書くということで、あたしはどうありたいのか───それがわからないんです。賞を取るために書くのか、ただ読んでもらいたいだけで書くのか。
正直な思いとしては、読んでもらうために書くのが一番望んでいることだというのはわかってはいるんですが、それをするためにはやはり安定した生活が必要で、だからどうしても賞を、しかも大きな賞を取れれば堂々と執筆できるのに、と思ってしまうわけです。確かに賞を取ったからといって、それで即食っていけるかといったらそうじゃないけれど、四六時中書きつづけることで誰にも文句は言われないわけですよね。ま、もっとも今も別に誰かから文句言われてるわけじゃないですけれど。あたし自身が申し訳ないなあと思っているだけで。

横山さんは直木賞と決別して『作家が向かい合うべきは読者。勝負する相手も読者なのだ』と言っておられますが、確かにそうなんだけど、あたしは読者と勝負するつもりはさらさらありません。常に勝負する相手は自分です。まあ、これも横山さんはコンスタントに書き続けているから言えることで、あたしはとにかく今スランプで書けないから、だから書けない自分と勝負しなくちゃならない。読者よりもまず自分に打ち勝ってこそ、なんですよね。で、まずは体力作りからだよなあああ。(爆)



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