12:24 02/11/02(土)曇り後雨。


「天ちゃん日記」23号。

いろいろありました。いや、ほんと。(^_^;)
なんか今日もまた長くなりそう。(笑)

まず、これ。

掲示板にも書きましたが、昨日は山陰鉄道開通100周年で4日まで山陰線をSLが通るそうです。私は実はそのこと全然知らなかったんですね。
それで、昨日いつものように夕方義母んちに歩いて行ったんですが、すでに学校から直行していた息子はゲームをやってて、それからしばらくして病院から義母と旦那が帰ってきたんです。(昨日はそういうことで夕飯は義母んちで)
んで。TVのニュース見てたらそれやってるじゃん。そしたら、息子が「今朝学校から見に行ったよ」って。へー、そうなんだ。そしたらまた走るっていうことなので、ちょっと私も見たいなと思い、9時前に高松町駅に着くからそれに間に合うように朝起きて行ってきました。

携帯時計のアラーム(曲はいつものカノン)をいつもの7時から7時半に合わせて目覚めたのですが、実はちょっと前から目は覚めてました。ちょっとね、ヘンな夢見て泣きながら目覚めたんですよ。(^_^;)
で、うとうとしてたら、「ボ───」という汽笛の音が。
旦那も目が覚めたらしく、隣で「聞こえたな」と。
それからまた旦那は寝てしまったのですが、私はカノンが鳴ってからしばらくして起きだし、息子も起こして8時45分過ぎに歩いて一緒に駅に向かいました。ご近所の方々もポツポツと出てこられて、高松駅は人でごった返してました。

それにしても、私も昔蒸気機関車には乗ったことあるはずなんですよね。27年ぶりということは私が小学生の時にはまだ走っていたわけですから。ただ、私が小学生の時に汽車に乗った記憶ってたった一度だけなんですよね。移動手段って父がトラックや乗用車を運転していたってことでそればかりだったと思うし。
すごーく古びた車内で、全部木でできてて、ボーっていう音が響いてて───私はとっても小さくて、たぶん1年生か2年生で。ゴトンゴトン揺れている車内をヨチヨチ歩いてたのを思い出します。それは、本当に銀河鉄道999の車内そっくりでした。
それらの記憶は、ぼーっとした靄がかかったようなフィルター越しに見える感じなんですね。
で、今日だんだんと駅に近づいてくるSL見てて──というか、白い煙を吐きながら近づきつつ、ボーボーと汽笛を鳴らしいるその汽笛の音を聞いていたら、無性に泣きたくなってきて、とにかくうるうるうるうるして涙をこらえるのに必死でした。(T_T)

蒸気機関車がやめになったのは、確かあの煙がよくないという話も聞いています。詳しい話はよくわからないし、石炭で走らせるわけだから、手間がかかるとかそういう関係もあるでしょうし。
ただ、鉄道ファンだけでなく、やはりあのSLは皆が好きなんですよね。確かにああいうのが復活してくれればいいよなあというのもあると思うんですが。
けれど、前に日記でも書いたですけど、それはやはりこういうイベントで走らせるからいいのであって、あれがまた昔のように当たり前に走り出したらいろいろ問題が出てくると思いますね。

当たり前となってしまうと、そのありがたみを感じなくなってしまう───それは人間であればどうしようもない性質であろうと思います。それが悪いというわけではなく、そうでなければ人は次のステップに上がれないのではないかと思うんです。

当たり前からの脱出。

新しい境地に踏み込んでいき、後ろを振り返らない───振り返ってもいいんですが、今回のようにSLに対して郷愁を感じ、それを文学なり芸術なりに反映させる──それがいい作品に繋がるんじゃないかなあと思ってみたりもします。
ちょっと抽象的過ぎて、わかんない人もいるかもしれませんが、少なくとも私の創作に対する姿勢っていうのは、こういうところから生まれてくることもあるんですね。感性、感覚とでもいうのでしょうか。それは大切にしたい私の特性かなと思っています。

とまあ、そんな感じだったのですが、ひとつだけハプニングがありました。

駅に集まった人たちはみんなSL見学の人たちだったのですが(息子の友達も来てました)、一人22、3歳の女の子がやって来て、いつもはいない駅員さん、そしてこの人だかりに困惑し、駅員さんに何か聞いてました。
すると駅員さんは「あー、今日はですね、運行してないんですよ。申し訳ないのですが」と。「え、そんな」と女の子はひどく困った顔をしている。「2週間前からここの掲示板にも張り紙してましたし、車内放送でもずっとしてましたし、市報でもお知らせしてたのですが」と駅員さんは言います。けれど、女の子は「知らない、知らない」と言うだけで納得できない様子。
このSLは予約でキップを買った人しか乗れないので、ここで乗せるわけはいかないですよねぇ。かわいそうだとは思うけど、示しがつきませんもの。だってここで彼女を乗せてしまったら、ここで見学している人たちが「だったら私も」と言い出すに決まってますから。
しばらく、恐い顔して駅員さんを睨んでいた彼女でした。私は、どうするだろう、このまま引き下がらずにダダこねるのだろうかと、とにかく興味津々で彼女の表情をじーと見てました。(趣味わるっ^^;)
けど、やっぱり、不機嫌な顔してカバンから携帯出しつつ、歩いてその場を去って行きました。

やー、そりゃねぇ、困るでしょうよねぇ。

彼女が仕事で汽車に乗ろうとしてたのかどうかは私にはわからないですが──いや、仕事だったみたいだな、確か駅員さんが「定期も使えません」って言ってたよなあ──バスに乗って行くとしたら汽車とバスじゃあけっこう運賃違ってますし。しかも定期を使ってるということは、それだけソンしたような気にもなります。ご愁傷さまとしか言いようがないですが、ご本人にとってはやっぱり納得いかないという気持ちでしょう。それは私もすごーく気持ちわかります。以前は私もそうやって毎日この時間の汽車に乗って出勤してましたから。

雪なんか降ったときゃ、絶対に時間通りに来なくて、そのせいで遅刻したことも何回もあります。その時に決まって上司に言われたのが「雪降ったら汽車が遅れるのは考えなくても当たり前。だったら早めの時間に乗りなさい」って。
それはそうなんだけどー、朝大変なのよー、時間通りにいろいろやるのって。しかも、ちーちゃい子供はいるし、旦那の弁当用意しなくちゃならんし、早く起きりゃいいっちゃいいんだけど、夜だって早く寝れるとは限らないじゃん。いろいろ主婦は忙しいのよー。
だから、私はいやだったのよ。子供に主婦に仕事に───ほいっとチャリコに乗って行ける場所ならそれほどでもないと思うけど(それはそれでまた他の問題出るとは思うけどね)、キッチリ時間通りに公の交通機関を利用する場合はね、ほんっと神経遣っちゃって。

そういうの経験してるから、あの彼女のその時の気持ちってすごーくよくわかります。
けど。
JRはJRで、ちゃんと告知はしてたわけだし、山にこもって何もニュースとか見てなかったわけじゃないと思うし、そんなの聞いてない──って言っても、なんかおかしいよそれって思われてもしかたないと思うよ。
見てない、聞いてないっていうのは、それは駅員には関係ないことであって、見てないほうが悪いよねぇと。突然というわけじゃなく、ずいぶん前から宣伝してたわけだし。
ただ、私なんかもまったく知らなかったので、何とも言えませんが。ほんとにちゃんと宣伝したのかって思っちゃったり。(^_^;)
新聞、ニュース、市報と、一応目を通していた私ですけど、ちっとも知りませんでしたよ?
まあ、こう言うと、旦那には「どこに目つけてる」と言われちゃうんですが。「あんたは、興味ないものとなるとちっとも目に入ってない」とか。(^_^;)

ま、そういうハプニングはありましたが、私的にはネタとなってよかったなあと意地悪なこと思ってしまいました。(爆)

さて。

ちょっとグチ垂れさせてください。(^_^;)
一部の方にはちょろっと話したと思うし、ほんというと、このことって18号で途中まで書いてやっぱりやめとこうと思って消した話だったのですよね。
けど、やっぱりグチ垂れさせてもらわないことには、どうにもこうにも胸がもやもやしていかんなーということで、いつもご迷惑をかけますが、右から左でかまわないですので、天ちゃんに付き合って下さい。

今回コラボでグリーティングカードサービスを始めた素材屋さんに関連することなんですが、この素材屋さんがどうこうというわけではないんですね。
ぱぷりかさんの素材は、前にも話したことのある「あなたにはついていけない」と言って去って行った人のところで知った素材屋さんなんです。
彼女もサイトでぱぷりかさんの素材を多用してて、お互い乙女ゲームが好きということもあって交流されていたんじゃないかと思います。私はぱぷりかさんの掲示板をいちいち見ていたわけじゃないので、カキコに彼女が来てたかどうかはわかりません。ぱぷりかさんの方はどうやらカキコには行かれない方らしいので、私のところにもメールだけでカキコには来られませんから。

でまあ、彼女と別れてしまったのは去年の10月頃。それ以降私はぱぷりかさんの素材を使いたいと思っていても、なんか使えないなあと思っていたんですね。まあ、別にメールとかで「使いました」といえばすむんですが、そこまでして絶対に使いたいっていうほどでもなかったしと、私にしては珍しく眺めるだけで通っていたんですね。
ところが、「愛の歌」の詩を掲載するにあたり、どうしてもあの詩にあった素材が見つからず、悶々としてたんです。すると丁度ぱぷりかさんとこであの夕陽のユニコーンがUPされたんですよ。
私はどうしても使いたいと思って、素材使用報告の掲示板にサイトTOPではなく、実際に使ったページのリンクを張り、お礼を申し上げたんですね。まあ、だいたい「キレイに使ってくれてありがとう」で終わるのが普通ですから、そんなに気にしなくてもいいか。もし、彼女が私の名前を見つけたとしても、そんなに頻繁にカキコにいくことないと思うしと。

ところが、これが誤算でした。(嬉しい誤算でもあったのですが)
ぱぷりかさんからメールが来たのですよ。
最初、送り主を見た時、「え、なんで?」と困惑しました。もしかしたら、彼女から私のこと聞いてて、「もう来ないで」とか???
ところが、まったくそんなわけじゃなく、あの「愛の歌」があまりにも素晴らしいので、ぜひ自分のサイトで掲載させてくださいというメールでした。
私はすごく嬉しかったですよ。
しかも、さらに「リンクも貼らせてください」という言葉までいただき、飛びあがるほど喜びました。何と言うか、詩を書いてて本当によかったと思った瞬間でしたね。

だけど、私の詩が掲載され、リンクまで貼っていただいたということは、当然彼女も私の存在が目の前をチラチラするわけですから、いい気分じゃないだろうなあと思って、やっぱりついつい彼女のサイトでそれについて書かれてないかと覗いちゃう。
まあ、彼女もバカじゃないので、そういうことを日記とかに書くわけはないと思うんですが、時々ポロッと書いたりするんですよ、彼女。そういうところってけっこう私に似てたりするんですよねぇ。(^_^;)
だって、いつだったか、「私はBLを否定しているわけじゃない。だけど、お子様だと罵られて正直腹が立った」と書いてたことがあって。あれはまさしく私のことを書いていると確信しましたが。

私は罵ったわけではないけれど、どうやら彼女はそう思ってしまったようなんですよ。確かに「ついていけない」と言われたときに話題に上がっていたのが、私が日記で「どんなものでも受け入れるようにしないと、成長はない」というのだったのですが、それに対し彼女が「私は受け入れられないお子様だけども、私はこれでいいと思っている」となり、「あなたの考えにはついていけない」となったんですね。
で、それに対して私がレスしたのは「私はお子様が悪いといっているわけじゃない。あなたがお子様であったとしてもそれはそれでいいと思っている」と。
それが彼女にとっては「罵られた」となったらしいんですよ。
実は、以前から、彼女は書かれたものに対して過剰に反応したり、書かれたものに対して解釈が悪いほうに傾くところがあって、そこらへん私にほんと似ているなあと思っていたのですが、いずれこんな日が来るのではないかと思っていました。
この彼女は、以前「輪廻の宝玉は紅き血の色」でマリーが鬼畜なことをしたと悲しんだ人で、「マリーがあんなことするなんてイヤです〜」と言ってちょっと気まずくなったことがあったんですね。
で、しばらくうちに来なかったのですが、これがまたある素材屋さんに私が使用報告しているのを見て「天慈さんの名前をあそこで見かけたので、どうしているかと思って来てみました」とひょっこりまた連続カキコをしてくれるようになったその矢先のトラブルだったんですよ。

私は、本当に彼女が今でも好きなんです。

カキコしてもらえるのが嬉しい私だったんで、いつもいつも長文カキコをしてくださって、そのカキコやメールで慰められていた私ですので、今でも私が悪かったんだなあ、もっと私が大人であるべきだったかなあと思ったものですが。
まあ、それでも日記に書かれたことで「ついていけない」と言われてしまったわけですから、どうしようもないわけで。そんな感じで、きっと彼女以外にも私に愛想をつかしている人もいたのではないかと思います。
ですから、やっぱり私に限っては日記を公開すべきじゃないなと今は思います。そうですね、人によっては私の心のすべてをさらけ出しては付き合って行けない人もいるんだと思い知らされた一件ですね。
ですから、この天ちゃん日記を読んでもらう人を選ぶにはとっても慎重になっている天ちゃんです。とはいえ、読んでもらってない人にだって、大好きな人たちはいますけどね。

けど、最近の彼女の日記で(まだ見てる天ちゃん^^;)、ショックなことを知ってしまってちょっと落ちこんでいると書かれてました。(^_^;)
もしや、ぱぷりかさんとのことが知られてしまったか?───と、いつもの悪いクセが出た私。(爆)
けどねー、グリーティングカードのページ行かれた人ならわかると思いますが、BGMつけられるようになってたでしょ。あのMIDIを提供しているのが、どうやらぱぷりかさんのお母さまらしくて、実はそのサイトの掲示板には例の彼女が頻繁にカキコに行っているのですよ。(^_^;)
で、自分のサイトのMIDIでその方のをよく使われているんですが、このMIDI
がクラシックで、まあ私がMIDI館で提供しているのと似た感じなんですね。
彼女、以前私のMIDIも「いい、いい」と使ってくれてたことがあって、作成して欲しいと言われて作ったMIDIもあります。今でも私のサイトでは彼女にリクされて作りましたとコメントしてますし。けれど、そのプレゼントした曲、どうしちゃったのかなあ、捨てたわけじゃないって信じたいけど。

とまあ、そんな感じで、ヤな話を聞かせてしまいましたが、私はもうこれっきり気にしないようにしようと思います。
そうですね、ある人が言ってくれましたが、どちらも悪いわけじゃない、向こうもちょっと成長できてなかったかもれないけれど、私のほうも大人としての態度を取っていたわけじゃない。「どっちも子供だったってことだよ」と。で、だったら、静かに見守っててあげればいいじゃないかと、そう言ってくれた人もいましたね。
うーん。。けど、やっぱり日記覗いちゃうんですよねぇ。なんとかならんものかなあって思うんだけど。でもやっぱり気になって見ちゃう。σ(^◇^;)

さてさて。
まあそういう暗い話はもうやめにして。
今度は一転して幸せ一杯な話をば。(笑)

とまあ、いろいろ物思うところのあるグリーティングカードだったのですが、やはり誘っていただけたのはすごく嬉しいわけで、とにかく私を詩人として評価していただけたということですからね。(しかも、あんなに素晴らしいイラスト描かれる方に^^)
私としては認められたいと常日頃から強く強く願っていたわけですから、これ以上ないくらいに喜んでいるわけです。いちおね、押しつけで読んでもらったわけじゃないので、ちょっとは自分の書くものに自信もつくじゃないですか。ああ、幸せ♪

でまあ、そんなこんなで昨夜は寝る前のメルチェをしたらば、みっちょんから(掲示板に彼女が書いたから名前バラしていいよね^^;)一番私が気に入ってるカードを送ってくれました。「あなに会えてよかった」ってやつですよ。
もう、PCの前でメッセージ読みながら(T_T)状態。ああ、よかった、旦那が寝てしまった後で。(^_^;)
んで、私はすぐさまカード返し(笑)をしたわけですが、あまりの嬉しさに、ついでに(え?)ある人にもカードを送っちゃいました。(きゃー、ごめんーついでだなんて書いてー^^;)
あああ〜、自分も企画に参加しているとはいえ、やはり突然カード来たら嬉しいですよねぇ。
ふふふふふ。なんか楽しい。
以前はグリーティングカードって、来てもレスしなかった私です、なぜか。
けど、ハロウィンにも楽しいアニメーションカード突然もらって、ものすごく嬉しかった。なんかいいね、こういうのって。私もこれからはマメに送ってみようかなと思ったです。
ほんとに皆さん、ありがとうございました。

つか。

こーんな長文日記を読んでくれただけで、感謝感激です。(><)
さあ、昼から一気に執筆完結させるぞ!!……うぉ、時間がもうこんな時間?? とするとやっぱり夜までズレこむか。(只今3時)
けど、遊樹さんのMIDI明日配布だって言ってたし、まだもうちょっと猶予あるかな。頑張るぞ。皆もぜひ読んでね。(≧◇≦)ノ

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