14:30 02/10/30(水)曇り時々晴れ。


「天ちゃん日記」20号。

もうお昼ご飯食べるって感じではないです。
昨日いただいた菓子パンをひとつつまんで食べ、今コーヒー飲みつつこれを書いてるのですが、たぶん途中で夕飯の買い出しに行ってくると思います。
ほんと食べるという行為がおっくうになってきていかんなあと思います。キチンと食べなくちゃと思うんだけど、それしている時間も惜しい感じでいろいろやりたいと思ってるし。でも身体がしゃんとしてなかったら、やりたいことも出来なくなりますからねぇ。もっと考えなくちゃ自分の身体のこと。
けど、掲示板にも書きましたが、ほんと今日は絶好調な天ちゃんなんで、こういう時の私って「行け行けGOGO!!」でもう誰にも止められません。(爆)

ということで、恐らく買い出しから帰ってきたら、今度は遊樹さんにプレゼントする「月」のテーマの短編を書き出すことでしょう。もう題名も決まってるのさ。ただ、遊樹さんのMIDIのどれかをテーマ曲として聞いたほうが絶対ノレると思うんで、今度の話に合った曲を選んでからって感じになりますかね。
昨日だって、ちかさんにプレゼントする「彼方にあるもの」と同名の曲をずーっと流しながら書いてました。

で、実は。

冒頭でも書いた「菓子パン」をくださった方、昨日私がいっしょけんめカキカキしているときに傍らにおりました。(笑)
初めてうちに来た方です。
というか、かつて同じ職場に勤めていた人で、今は旦那の店のパートさんをしているAさんというおばさんなんですが、その人、パソコン始めたんですが、いろいろわからないことがあって、旦那を先生と仰ぎ(笑)、教示してもらうべくうちまで来たんです。つーか、旦那が「来なさい」と言ったらしい。まったく、この人ってほんっと面倒見のいい人なんだから。過去、その性格のせいで、どんなに天ちゃんってばやきもきしたことか。(笑)

あ、そんなことカンケーなかった。(爆)

まあ、どう転んだってそのAさんとどーにかなるってこたあないんですが、とにかく、昨日はそのAさんが自分のノーパソ持参で来てて、旦那にいろいろ教えてもらっている横で私は「彼方にあるもの」(音楽鳴ります)を執筆してました。
すごいぞ、天ちゃん。人がいてもちゃんと書けるなんて。(≧◇≦)ノ

さて。

作品については(「ジョーのごんぎつね」もね)それぞれの「あとがき」で語っているのでまあいいとして、ジョーの更新をしたついでにジョーの扉もちょっとだけリニュしました。これから、不定期とはいえ、確実に一話一話とUPされると思うので、少しキチンとしておこうかなと思いまして。

そういえば。

すごくお久しぶりな方からメールが来ました。
この方は以前「さく・ら」という検索サイトさんで同じようにサイトを登録していた仲間の一人だったのですが、掲示板にはカキコに来られたことはなく、もっぱら数ヶ月かに一度の割合で私の小説の感想を送って来て下さる男性でした。

で、その方からまたメールが来ました。

なんかちょっと嬉しいなと思った反面、実はちっとばかし「うーん」と考え込むことが。(笑)
や、疑えばどんなことでも疑いを持っちゃうことになるんですが、実はこの方も栗本さんのグインを以前読んでいたということで、ちょーっとばかり物思うことあり。今はそれほど熱心にというわけじゃないらしいのですが、やっぱね、グインを知っているという人はどうも全員「そういう目」で見ちゃう天ちゃんです。や、その方に申し訳ないんですが、まあこの日記を読むことは絶対ないと思うので、グチとして聞き流してくださいませ。(^_^;)

まあ、それでも。

今回「大自然の少女たち」を読んでくださり、その批評をしてくださいました。その方も童話を書かれているのですが、なかなか的確な批評をしてくださり、

『物語の原石的なものだと感じました。これに、今の天慈さんの描写と、動物や風景の擬人化、擬音の演出が加わればかなり面白い物語になるように思えます。』

と言ってくださり、おお、なかなかに私の作風を理解していると驚きました。
で、さらに、これ書き直して投稿してみては──と言って下さいました。
ふむむむ……書き直すっていうの、かなり根性とか集中力がいると思うんですが、なんかそう言われると挑戦されているような気分になってしまう私なんで(ヲイヲイ)、書き直してみようかという気持ちに傾きかけています。
ただ、あの話が今の私の萌えに火をつけてくれるかどうか、それがちょっと未知数って感じで、とりあえずは目先の物語に神経を集中して、それがすんでから考えてみようかな。まあ、投稿するということになれば、頑張って書かなくちゃって思うだろうし。そういう目標は持ちたいしねぇ。それに短編だったら何とかなりそうだし。

それにしても。

私この方の作品全然読んでないんですが、よくまあ私の小説を長い時間かけてとはいえ読んでくださってますよねぇ。「さく・ら」が閉鎖になっちゃったんで、もうこの方もうちに来ることはないのかなと思ってたんだけど、なんか悪いなあって思いますね。
や、それもまた悪いクセかも。
たまーにでもちゃんと読みに来てくださるっていうのは、私のことかあるいは小説を気に入ってくださってるからなんだろうし、へんな勘ぐりはやめたがいいですね。けどー、やっぱいろいろ思っちゃうのは仕方ないと思いません?(って誰に同意を求めてる天ちゃん^^;)

そうそう。

この間も転載したのですが、ある人の日記。
今一番注目している日記ということで、しばらくいろいろ転載させてもらって私も語りたいと思っています。
で、また今日も。

 予定を立てて準備をすると、大抵変わる。期待しているとがっかりして、わくわくしてると悲しくなる。期待なんか二度としない、って思うほど、必ず変わるわけだ。その変わり、期待しない時にかぎって、思わぬラッキーってのがやって来て。期待しないほうが、楽しい事がままある。と、言うか、ほとんどそうかも。お陰で、なるべく楽しい結果になって欲しいって思う時は、絶対期待しないし、楽しいことを想像しない、って癖がついた。
 はぁ。小説が売れるようになったら、って妄想の王者の私は、まだまだ、結果は出せないのかなぁ。力まず、欲を持たずに、ただ書く。これができたら、さっきの期待しないで、思わぬ結果を得られてしまうって事になるから、結果がでるかもしれないよなぁ。と、言っても、欲も、力も入れずに小説を書くなんて、できないよ。
 書いて、書いて、書いて。ただ、無心で書く、となるとこまで書き込んで、その先に何かが来るのだろうか? でも、考えないと、読む人の欲を思って書かないと、売れ筋から外れていくような気がするんだけど。結局、マイナー作家になるのだろうか? 売れて無いんですけどぉって言う作家ほど惨めなことは無い。

そうそう、そうなのよねぇ。
私なんかも、やっぱり自分が書いたものにわりと自信があったりするもんで、投稿したらもう賞を取れた気分になる。
これって宝くじでもそういうこと思っちゃうところがある私なんで、なんというかほんっと極楽な頭をしているなあと自分のこと思ったりします。
まあ、その分落選したときの落胆振りもすごくて、なんか私ってほんっと感情の起伏が激しいヤツだなあって思います。
どんなに頑張ったって、受からないときは受からないし、どんなに手抜いてたって、ひょんなことで受かっちゃう場合があることは現実にゴロゴロある。
だからこそ、旦那なんか「お前、もし今のままで万一にでも賞取ってプロとしてデビューした場合、辛いぞ」って言われるんですよね。

私は旦那よりは小説の書き方ってわかってるほうだと思います。昨日も旦那と話してたんですが、旦那の書くものってとってもレポートみたいなんですよね。
知識はとっても豊富で、ジョーの話にも出てきたミリタリーマニアとかいうところの逸話にしても、私にゃちんぷんかんぷんだし、バイクなんかの話も私にはどうも書けません。
それに、たとえば、車とか運転しているところの描写とか私にはできないじゃないですか。原付の試験は受けたことありますが、車の免許は取ったことないから当然車がどういうものかっていうのまったくわからないし。
詳しいことまで書かなくてもいいとしても、免許持って車運転したことある人ならどんな感じかは何となく雰囲気わかるわけでしょ?
いつだったか車に乗ってるときに、そういうことを旦那と話したことあるんですが、車によってはハンドルとか操作したときの感じが違ってくるのでその表現とかで間違った表現をしちゃったりすることもある。知ってる人が読んだ場合「間違ったこと書いてる」と指摘するヤツも出てくる。

まあ、私なんかはそこまで細かいこと言わなくていいじゃんって思ったりするんだけど、今回栗本さんの一件なんかでいろいろ掲示板で栗本さんの小説のこと叩いてる人見てたりすると、ほんとそういうことを細かくグダグダ言ってる人もいたりして、やっぱ嫌われたらそういうこと叩かれたりするんだなーって思っちゃいました。で、そういうこと言われないためにもキッチリ書きたいよなあって。
けど、今のままじゃ、少なくとも私なんて叩かれまくりだと思うしなあ。
うーん……努力して勉強するのが嫌いな私には、ほんっと無体な世界だわ。楽しく書きたいだけなんだけどさー。
ということは、やっぱり私もマイナー作家として生きるしかないかなって思う。少なくとも売れなくても好きに小説は書いていけるものね。

つか。

ちょっと買い物に行って来ます。
続きはまた後ほど。今日はちょっと長文になる予定。(って、いつも長文だけど^^;)

【17:32 02/10/30】

買い物から帰ってきました。(笑)

まず、この間の新聞に、発刊された「鳥取文芸」の書評が載ってました。谷本さんという方が書かれていたのですが、ラスト近くにこういうことを書かれていました。

『応募作品の多寡もあって選者の配慮も焦慮も感じられるが、全体として、今後、選者の意向など無視した、若い人たちの、思い切った発想の作品が数多く出てくることが待たれてならない』

だって。(^^)

おお、それならやっぱり私は、これからも自分の好きなものを好きな感じで書いて投稿すればよいのだな。(笑)
恋愛物語みたいな、そういうのを書いて投稿してみてもいいし。なんか、背中押してもらったようなそんな気分だよ。うふふん。頑張るぞっと。

それから。

同じ日の別のページに松本零士さんの記事も載ってました。
で、その内容に『事を始める前には必ず飯を食え』と父親に言われていたということが書かれてありました。(あと『親より先に死ぬな』とか)
それは『戦時中、ろくに食事をとらずに出撃し、不時着して生死の境をさまよったから』ということらしいですが、松本さんは『部下を死なせてしまった父の悔恨は、後に「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長の姿に重ね合わせた』ということです。
松本さんのお父さんは、マンガ家志願の息子に一切干渉しなかったということで、松本さんが世に出る契機となった「蜜蜂の冒険」を執筆中『一生懸命かいてるな。絵かきというものは、生涯カネとは無縁だなぁ』と言われたそうです。
で、そのお父さんが亡くなったときの逸話がまたいいんですよ。(T_T)

『1980年の夏、帰省した小倉から東京に戻るという日、父親は珍しく玄関先まで見送り「元気でな」と笑った。その年の暮れ、自宅で猫を抱いたまま76歳の大往生。最後の笑顔を今も思い出す。人間、別れ際が大事だと、また教えられたような気がします。』

そして、

『ヤマトをはじめ息子のテレビ放映作品はすべて録画し、きれいに棚に納めてあったという』

ということです。

なんかね。
なんかいいなあって思います。
今これ書きつつ、実はうるうるしてたりします。(泣笑)
うーーー、傍で息子がゲームしてるんですよ。だから泣くに泣けない。(苦笑)
こういう話を聞いて泣けるってどうでしょう?
私の感覚では、こういうのって泣いちゃうんで、こんな感じの物語とかだったらすぐ泣いちゃう。だから、それを基本にして私も書いちゃうんですが、するってーと、私と同じ感覚の人だったらきっと泣いてくれるわけでしょ?
そしたらそれって物書きとしてけっこう成功していると思いません?
ただ、そういうので泣いちゃう人がごく少数だっていうことになったら、私はそんなに大した作家ってわけじゃなくなる。
私は時々、人とちょっと違う自分の感性というものを、果たしてこれでいいんだろうかって思うことがあったりします。自分の感性のまま書いてたら、万人には受け入れてもらえないですよね。
けれども、私は自分に正直にいきたいと思うので、そのまま自分が泣ける物語を書いていくしかないんですけど。

ただ、よくよく考えてみれば、やはりちまたで爆発的な人気のある物語は、それが万人に感動を呼び起こすということで、注目したほうがいいんですよね。
たとえば「ハリポタ」にしても、なんか趣味じゃないっていって邪険にせず、素直に受け入れ、それを参考にしていけば皆に受け入れてもらえるものを書けるんじゃないかと思えます。まあ、「ワンピ」なんかは私は好きなジャンルだしマンガだし(爆)ってことで夢中になって見てて「おお、そうか、ちきしょう、そうすれば皆感動するぜ」なんてブツブツ言いつつ見てますが。(本のほうは読んでないけど、TVでも十分勉強になります…この間の盆暮れ〜の逸話は最高に感動したゼ^^)
確かに、そういうことは二番煎じという感じになってしまいかねないですが、けれどもやはりまずは「基本」でしょう。「基本」である、「すべての人が胸打たれる王道」というものを押えておいて、それから自分のカラーでコーティングしていけばいいんじゃないかと私は思います。

ううう。
まだまだ語りたいことありますが、もう晩御飯の用意しなくちゃなので、やめておきます。
配信はまた夜にしますので、もうしばらくお待ちください。(って、これ読む頃にはもう配信されてるってば天ちゃん^^;)

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