2002年7月25日 18:12(木)晴れのち曇り


学生の頃、私は必ず日記のノートを一冊書き終わるごとに扉にそのときの心境を綴ったのですが、とある日記の最終ページでは、ちょうど一番大好きな人に私のことをどう思っているかと家まで押しかけて詰め寄ったことを後悔して綴ったのでした。
私は、いつの時代もまったく変らず「私」なんだなあと、今つくづく身に沁みて感じ入っています。

で、ちょっと昔の日記をめくってみて、17歳のバースデーの日に書かれたことを読んでみた。もらったものを事細かに書いていたよ。(笑)

ほんとにまあ、子供の心忘れずに生きてきたなあと思います、今の私。σ(^◇^;)
おかげで、私を好いてくださる方々を振り回して、悲しくさせて、子供でもいいけれど、少しは分別ある大人になれよって感じですよね。けれど、今回のことで、私ももう少し賢くならなくちゃいけないなと思いました。
やっぱりこれからもちょっとのポカはやると思いますけど、それでも何人かの人はそんな私でも見守っててくれる──そして、そういう人たちがいれば何も不安に思うことはないということを肝に銘じて、もっと心を預けてもいいんじゃないかと思うに至りました。

本当にご迷惑をおかけしたと思います。
申し訳ありませんでした。

ところで、その17歳のときにもらったプレゼント、実はまだ大切に持っています。ポスターカラーはもうなかったかもしれないけど(許せ○よ^^;)、ベートーヴェンの「月光」のピース(楽譜のことね)もちゃんと持っているし、他のプレゼントもまだ大切にしまってあります。私が死ぬときまで私の手から離れることはないと思うな。

そういえば、それから少し後の18日に自分をほめてくれる大人に対して、自分がいい子だからなのかなあと書いていました。そんないい子な私なのに、どうして好きにな人が自分を好きになってくれないんだろうって。

いやはや、いい子だからって好きになってもらえるとは限らないのが男女の間ってもんなんだけど、それを信じることができなかった私。若いねぇ、独善的だねぇ、と言ってしまうは簡単だけど、それは今でもそんなに変っていないような気もする。
特に友達に対して、大げさな幻想を抱いてしまうところなんかそうですもん。
そのときに書いた言葉「ツヒラ」っていうのは、確か「親友」という意味でした。私の大好きな「スター・トレック」の本文に出てくる言葉なんですね。当時、カークとスポックとマッコイの関係がとっても好きで、私にもそういう親友が欲しくてたまらなかったのだけど、私も相手が好きで、向こうも自分を好きでいてくれるということが信じることができなかったんですよ。

それというのも、私は中学のときに、白黒ハッキリカタをつけるために好きだった二人の女の子に「私はあなたたちを一番大事な友達と思っているけれど、あなたたちは私をどう思っているか」とつきつけたことがあったのです、すごい大げさな詩を添えて。
最初は彼女たちも、「私たち二人は親友だけど、あなたのことは普通のお友達よ」と言ってくれたのですけど、結局は拒絶されたわけです。で、しばらくは私も仲間に入れてくれてたけれども、学校の行き帰りとか、私に聞かれたくないこともあるからと「はっきり言ってあなたのことは嫌いです、もう付き合えません」と絶縁状を渡されたのですよね。
でも、私は今でも彼女たちのことは大好きなんです。後に、他の人に「そこまでされて好きでいられる気持ちがわからない」と言われたことがありますが、それでも私は好きという気持ちは二度と変わらなかったですね。それは今でも同じですし、誰に対してもそうです。
でも思ったのですが、もしかしたら、私のこの異常なまでの執着心が、彼女たち、あるいはごく一部の人には「とてもイヤなもの」として感じられるのかもしれないなと。

で、思い出したのですが、その二人組の女の子は小学校の頃から私は好きだったのですが、私が彼女たちを追っかけまわしていたとき、同じく小学校の時から私に思いを寄せてくれていた女の子がいたのです。
その子は、美人でかわいい彼女たちとはまったく正反対の、まるで男の子のようで、メガネをかけた女の子だったのですが、私はそれほど嫌いではなかった。むしろその子も好きではあったのですが、いかんせん私は好きな人がいるとそれ以外は目に入らなくなるという猪突猛進型で(爆)、そのメガネの女の子をそれほど大切にしなかったという思い出があります。

まさに、今の私と同じでした。

あのメガネの子とは中学に上がってからは、それほど親しく親交を深めるということはなかったために(他に夢中になってることもあったし)、結局それ以降何かの接点を持つということはなかったですね。高校は違うところに進んだし。
今にして思えば、彼女がもしかしたら私の親友となり得たかもしれないのに。
そして、あのときの自分を後悔していたというのに、それと同じ過ちを犯してしまったみたいですね。
もしかしたら、今回のことで何人かの人が私から離れていくかもしれません。けど、もう今回のことは取り消せないので、これからは、私が好きな人は向こうがアクションしてこない限り、ただ見守るだけにして、私を好きだと言ってくれる人たちをもっと大切にしたいと思います。それにしても、こんな簡単なことを私はわからなかったのかと、とても恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

そういうことで、今回のことはもうこれでおしまい。
そして、今日の出来事にいってみましょう。(^^)

今日は、お昼からちょっと郵便局まで用事がありまして(しかも本局ね)市役所近くまでチャリコで行って来ました。で、近くには本屋さんがあるからということで、月刊ピアノがないかなあと思って覗いてみたら───ありませんでした。(T_T)
失望しつつ、ふろふろ店内をさまよっていましたら(笑)、なななんと、栗本さんの「タナトス・ゲーム」がっ!(≧◇≦)ノ
うわーん、この間新聞社からいただいた図書券持ってくるの忘れてましたっ!(><)
ほしーけど、600円はつらいっス。(><)
泣く泣く別れを告げようとしたら、なななんとっ(爆)、今度読もうと思ってた、同じく栗本さんの「ゾディアック」が2巻全巻ではないということが判明っ!(大爆)
読みかけてたんですよおう。(T_T)
けど、6巻まであるなんて……新刊ではなかなか手に入りません〜。全巻揃うまで読むのやめときます〜。さあ、せっせと新聞社へ投稿しなくてはっ。(笑)
と思ったら、今確認したら、今度読もうしてたのは「ヴァンパイア」でした。あら、勘違い。(大爆)
とまあ、そういう午後でした。(それだけかいっ^^;)

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