2002年7月3日 20:43(水)晴れ時々曇り


ゴスロリ話(覚えるとすぐ使いたがる短縮語^^;)で思い出したけど、新聞に以前こんな記事が載ってた。

『変容する子どもの現実感覚』っていうやつで、

『若い女性の間で、実際の若者よりもマンガやアニメの美男子にあこがれるという人が増えている』

と書かれてあったのね。
まあ、ゴスロリ好きな女性と虚構の美男子に憧れる女性が同じかというとそれもまた疑問ですが、本質的なところは同じだと思っている天慈です。

で、この記事は、それの延長で子どもたちが実際の体験ではなく、TVゲームなどのバーチャルな情報で現実感を構築していくということを

『人間にとってこれこそが現実だというのは脳が判断していて、脳は幼い頃から現実との交渉を通じて「これこそが現実」と決めていく。そして、いったん「現実」と決めてしまうとそれを基準にしてあらゆることがその現実のもと処理されていく』

ということだそうです。

書かれた東大教授は、いずれは

『生活のすみずみまで情報管理された「ユビキタス情報社会」が訪れる』

ということを言われているのですが、そういう社会っていうのはいいこともあるけれど、いろんな危険とかもはらんでいるので、拒絶反応示す方もいると思います。で、やはり人間は自然の中で暮らすのがいいのだということになっちゃうんですが、それはもちろんそうなんでしょうけど、私はやはり「世界は変容していく」ということが自然じゃないかと思っているところもあるので、情報社会や機械文明をすべて取り払っちゃうのは自然な流れを不自然にとめてしまうことにはならないかなと思うのです。

もっと乱暴なことを言えば、幼い頃は自然や人間と豊かに触れ合うべきであると、すべての子どもたちに「強制」していいものかどうかということまでいっちゃいます。
そういう触れ合いがないせいで犯罪者が増えるというのも、私は実は大いに疑問を感じているのです。確かにそういうことが関与している犯罪というのもあるでしょうけど、それを言ったら、どんなに自然や人間の触れ合いに不自由をしてなくても、犯罪を起こす者は起こすのであって、「これが原因なんだ」という決めつけはできないと思うもの。たとえ、パーセンテージが高いといってもね。

それから。関係あるかどうかわかんないですけど、「ひきこもり」の話。

以前にそういうことを誰かと話した覚えがあるんですが、私自身も「ひきこもり」じゃないかと思っているところがあります。ただ、「ひきこもりは病気なんだろうか?」という気持ちがあったので、友達とかの病状とか聞いてると「私は病気…ってわけでもないよなあ」と思ってました。厳密にいうと、友達のは「ひきこもり」とは違ったものなんですけど、どうも無知なところがある私だから一括りにして見ていたのかもしれません。

で、新聞で説明されていた「ひきこもり」って

『6ヶ月以上自宅に引きこもって社会参加しない状態が続いており、分裂病などの精神病ではないと考えるもの』

と書かれていました。それだけを見れば、私も十分「ひきこもり」であると言えるんですけど、本当にそうなのかはちょっとわからない。

ただ、いろいろなタイプがあるということなので、私の場合もやはり「ひきこもり」なんだろうなと思います。

でも、ものによると、ひきこもりの人は社会参加はしたいと強く願っているところがあるということも聞いたので、それは私は違うなあと思いました。私はむしろ社会参加せずに、ずっとこうやって何か書きつづけ、創作し続けたいと願っているところがあるのですもんね。たぶん、書くということに必要になれば外に出て資料集めに行ったりすることはあるでしょうけど、今のところはまだ自分の中にあるネタというか書く原動力となるものがストックされている状態だから、それが尽きてしまったらネタ集めに何らかの経験をしてみようと思うようになるでしょうけど。だけど、経験は違うでしょうが、少なくとも資料などに関してはいながらにして手に入る時代でもありますからねぇ、ネットとかで。

なんにせよ、今これを書いている時間は午前10時半ですけど、ほんというと息子のガッコの学校公開日であるのでそろそろ出かけなくちゃならないんですけど、やはり今の私にとって学校という場所は出かけるのが辛いです。息子のためと思い、心を強くして行ってますが、ともすればあの雰囲気に飲まれそうになってヘトヘトになっちゃいます。ううむ…やはり私も立派な(というのもヘンですが^^;)病気なのかなと思ってみたり。(爆)
さあ、ちょろっとだけでも顔出しに行ってこようか。ほんというと午後から七夕集会とかいうのがあるんですが、そっちに行こうかと思ったけれど、そっちの方が疲れそうなので、午前中に行ってしまおうと。で、ついでに買い物もすませちゃおう、あ、そうだ、市役所に提出するものもあったから、郵便局にも行って来なくちゃ……やっぱり出かけてこよう。。(^_^;)

時間は過ぎて。

んで。
逃亡こいちゃいました。しかも、郵便出すのも忘れてた。(爆)
ええとですね。

チャリコで行ってきたは行ってきたんですよ。そしたら教室には誰もいない。時間的に3校時あたりだから理数なんだけど、いったいどこに行ったんだ…と思ったけれど、そこでもう居たたまれなくなってしまった天慈さん───逃亡しちゃいました。(爆)
今考えてみたら、理科室とかそういうところだったかもしれないなと思ったけれど、もうダメです。よく確認してないんでどうだったか知りませんが、黒板に今理科室にいますとか書いてくれてればよかったのに───と思いましたが。いえね、普通なら学校中探し回るのでしょうけど(そこまでせんか、職員室で他の先生に聞くとかするかも)、一度つまずくと──というか、思い通りにいかないと投げてしまう傾向のある天慈さんなので(ダメじゃん^^;)「帰らせていただきます」となるんですよねぇ。
運悪く、今日はすごく暑い。気分も悪くなってきた。それにこれ以上学校にはいたくないってことで、ごめん、息子くん、お母さんは帰るよ、とてもじゃないけど昼からも出かける元気なしだよ。(><)

そういえば、逃亡で思い出したけど、遥か昔、私が小学校に入学し立ての夏、同じように学校から逃亡したことあったなあと。(笑)
拙作「てっちゃん地蔵」の主人公の女の子たちがサボッたのと同じ感じで私も授業に遅れてしまい、そのまま逃亡した思い出があります。
何人か友達と校庭で遊び呆けていたのですが、気づいたら誰もいなくなってて慌てて教室に帰ったらもう授業が始まってた。けれど、そこでどうしても入る勇気が出なくて、そのまま校外に出てしまったのですよ。
だけど、よく考えてみたら、あのとき先生なんで私たちを探しに来なかったのかなあと。後に母に聞いたことによれば、学校中がひっくり返る大騒ぎしていてあちこち探し回ってたそうです。
となれば、私が授業が始まってたというのは覚え違いで、ちょうど先生が来たところだったのでしょう。で、すぐに私たちは逃亡しちゃったので、「あら、何人かいないわ」と先生が思ったときにはすでに子供たちは校外に───なかなかスリリングな経験でした。(大爆)

それにしても。

別に気持ち的にヘコんでいるというわけじゃないんだけど、どうも気分がブルーです。思うに、マリッジブルーみたいな感じ。そうだな、バースデーブルーっていったほうがいいかな。(爆)
もうすぐ天慈のバースデー。あと一年で次の大台に乗るんだよなあとか思ったら、この間から無性に「死んじゃいたい病」が頭をもたげてきてます。それを押しこめるのに必死です。書くのよ、私は書くのよぉぉぉ───ってな具合に。(^_^;)

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