2002年6月3日 15:46(月)晴れ


昨日は日記を置いているサイトにアップロードができなくて、急遽ジオにファイルをアップしたのですが、どうやらサーバーも復旧したようです。よかった、よかった。

というか。今日は何だか日記書きモードに入りませんねぇ。(笑)
ということで、執筆の話などをちょこっと。

キリリク小説の妄想が始まりました。(爆)

まゆみさんからも鳥取文芸投稿の件を了解していただきましたので、締め切り7月15日必着で30枚をガシガシ書いていこうと思います。
ほんのちょっとだけ言いますと、題名「雲の王国」もしくは「雲の上の王国」……うん、ゴロで行くと「雲の上の王国」がいいな。でも、わかんない、とりあえずってことで。(えへ)
主人公は小さな女の子。ほのぼのというか、ちょっと感動物になる予定。じゃなくて、感動物にするつもり。ちょっと童話っぽいかもしれない。あ、でもファンタジーってわけじゃないよ、題名がそれっぽいからって。
実はこの「雲の王国」(もともとはこの題名だったのね)は、私がいつか鳥取文芸に投稿しようと思って心に温めてきたプロットだったのだけど、すっかりその存在を忘れてたのですね。σ(^◇^;)

このプロットは空想好きの男の子とその母親のお話だったのです。

で、「雲の王国」という童話を母親が創作し、息子は子供の頃からその話を子守り歌代わりに聞いて育つわけ。でも、母親は身体が弱く、息子がまだ小学生なのに死んでしまうのです──という感じで続いていく話なんだけど、これを今回の話に盛りこんで構築していこうと思ってます。
そうだなー、ちょっとだけネタバレすると(大したネタじゃないですから)「耳をすませば」っぽい感じですか。ほら、物語の中に物語が存在するっていうやつ。
今回のリクは「小学3年生の女の子と先生との交流」ということでしたので、それを踏まえた上でその「雲の王国」のプロットを上手い具合に織り交ぜて書いていこうと思っています。ここが私の腕の見せ所ですね。これで、今年の大賞はいただきだっ!(…となればいいですよねぇ^^;)

さて、それから。

今日は、以前NHKでやってた「白い犬とワルツを」という海外ドラマを見ました。
前にも日記でカキコしたことがあると思いますが、一時期この小説が大ヒットしてましたよね。
年老いた老夫婦の奥さんのほうが先に死んでしまい、残された旦那さんもあちこち身体にガタがきているけれど、遠くや近くにいる子供たちに愛されていろいろ面倒見てもらうようになる。けれど、子供たちは心配のあまり行動に制限をしてくる。で、少々疎ましく思えてきた。そんなときにやってきた一匹の白い犬。最初は子供たちや孫には見えなかった犬だったのだけれど、だんだんと彼らにもその不思議な白い犬が見えてくる。
という、実にありきたりなストーリーなんですけど。(爆)
私、小説を読んでも、いい話だなとは思っても泣くほど感動するかどうか疑わしいと思っていました。今でも別に本は読んでみたいとは思いません。
けれど、このドラマはほんとに見てよかったなと思いました。2時間以上はあったと思うけれど、全然たいくつしなかったし、最初からなんというかかもし出される雰囲気にウルウルきていました。(笑)
私、おじいさん、おばあさん、とくに外国の老人って大好きなんですね。まあ、どんな人もっていうわけにはいきませんが、少なくともこのドラマで描かれているようなご老人は大好きです。見ているだけで泣けてきちゃいます。
このドラマのおじいさんは腰を悪くしている人で、亡くなったおばあさんも心臓かなんかが悪くて、二人とも薬漬けみたいな感じでした。
結婚50年とか言ってたから、ヨボヨボであることは当然ですが、普通ならああいう姿を見て「年は取りたくない」とかって思うんですけど、不思議と嫌な感じはしませんでした。

何箇所か心に残ったところがあります。

まず、亡くなったおばあさんの墓におじいさんが参るのですが、墓石にすでに彼の名前が刻まれていたこと。ああ、次は彼の番なんだなーとか思ってウルウル。(笑)
それから、おばあさんが亡くなる前に、二人の通った学校の同窓会に行きたいといっていたおばあさんのために、おじいさんは苦労して行くのですが、会場の前まで行くけれど入らなかったんですね。自分はオンボロのトラックで乗りつけたのですが、みんな上等の車で来ていて、その車から子供に手を取られてヨロヨロと出ては会場に向かうかつての同級生たちを見つめたおじいさんは「あんな者たちは知らん。知らんぞ」と呟き、おばあさんにプロポーズした池に行ったんです。
なんか、すごく気持ちはわかるなーと思いました。
あと、ラストでおじいさんが一番かわいがっていた息子と、その甥である孫に向かって言った言葉に号泣。(笑)

『この世の中には本当の終わりはない
 発見だけがあるのだ』

孫が「若いままでいたかった?」と聞くところがあるんですが、おじいさんは「いいや」と答えるんですね。
どんなに若いままでいたいと思っても、私たちは必ず年は取っていくし、死は訪れる。それだけは、どんな境遇の人だろうとも平等に用意されているものです。これ以上の平等はないってくらいに平等です。
この世の中で平等であるという言葉を使っていいのは、「年をとること」と「死ぬこと」なんじゃないかと私は思います。
それがいいことか悪いことか──そんなことはまったく関係ないことで、それを私たちは静かに受け入れるべきことなんですよね。だって、どんなにあがいたって、誰でもいつか「年とって死ぬ」んですから。
私が今一番願うことは、そのときが来たら、このおじいさんのように静かに満足して死んで行けたらいいなって。
なんかね、私…

やっぱり自分の前世は欧米人だったような気がする

そんな気がしています。
というか、今日の日記はなんか意味不明で、ところどころつじつまが合ってないところがあるみたいです。うーん、日記書きモードじゃないと、やっぱめちゃくちゃ書いちゃっていかんなー。ご了承くださいませ。σ(^◇^;)


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