2002年4月14日 14:58(日)晴れ


ということで、ちょっと昨日のことをカキコ。(笑)
とはいっても、そんなに珍しいことはなかったんですが。(爆)

午前中は掃除洗濯してたし(「伊集院大介の私生活」読みながら^^;)、お昼は、前の日に録画してた榎木さんの浅見光彦シリーズを見ながら昼食を食べ(息子は私の実家に朝から行ってて、向こうでご飯食べてた)、それが終わったらテクテク歩いてスーパーへお買い物。で、帰ってから日記をカキカキしてました。
夕方というか、7時前に私の弟の長女が誕生会をするっていうので、その子が息子を夕食に呼んでくれて、いそいそと息子は出かけていきました。ところが、しばらくすると帰って来てしまったのですね。半べそで「恥ずかしくて行けない」などと言って。確かまだお邪魔したことはなかったよなーと思い、ついてってあげるからと言うんだけど、もうこーなっちまうとダメ。なだめてもすかしても動きゃーしない。(^_^;)
仕方ないので弟のお嫁さんに電話し、これこれこうでーと謝る。まったく……行けないのなら最初から「行かない」って言えばいいのに、その場の勢いとかですぐノるタチの息子だからして……まさに天慈のミニチュア版だ。(大爆)
いつだったかの劇の出演のことにしても、できないのにギリギリまで練習とかしておきながらドタキャンする───そうすることで他人に迷惑かけたり、悲しませたりするのに……私もそんな幼少時代を過ごしてきたんだよなー。それわかってるから、ほんというとあまり強くは言いたくないんだけど……大人になってからもそれが変わらなかったら、辛い思いするのは自分なんだけどなあ。今の私がそれだから。(^_^;)
結局、弟の長女が息子の分のお寿司をわざわざ持ってきてくれた。まったく、祝ってもらう本人に運ばせて───どんな大人になるやら、息子くん。(信じてあげましょーや天慈さん^^;)

それにしても。

あれからほとんど喉の異物感を感じなくなりました。身体的にはほとんど完全復活って感じなんでしょうね。ただ、精神的にはどうもまだ怖くて───いつまたおかしくなるんじゃないかと思うと、かなりいろいろ神経使っちゃってます。だから、やっぱりしばらくはネットでカキコする気力が出ませんね。書けても一言カキコみたいな感じですね。
こうやって日記とかは時には長文になったりしますが。
うーむ。これを小説の執筆に回せれば、とっくに何作かできあがってるはずなんですけどねぇ。日記がそのまま小説になればいいんですけど。(笑)

そうそう。昨日はそういうことで「伊集院大介の私生活」が読み終わり、今度は「伊集院大介の新冒険」を読もうと思ってます。
で、これ、栗本さん「違う〜」って言うかもしれないけれど、昨日見てた浅見光彦シリーズの光彦さんって、なんか栗本さんの伊集院大介に雰囲気似てるよなーって。(爆)
まあね。普段はボーッとしてて頼りなさそうなんだけど、いざ事件となると人の目なんか気にせずに好奇心丸出しで取り組むっていうのが二人の共通点ってことくらいで、光彦さんは大介さんほど女性に対して無関心というわけでもない。大介さんのほうは、およそ人間らしいってとこがなくて(それは言いすぎだ^^;)彼の活躍を執筆しているというキャラであるところの森カオルに言わせれば異星人みたいだし。
だけど、光彦さんはけっこう事件で知り合うヒロインに心寄せたりするんだけど、結局うまくはいかない。まあ、うまくまとまっちゃうわけにゃーいかんだろう。お約束だもんね。

それにしても、この「伊集院大介の私生活」という短編集読んでて、大介さんの一番なんというか人間らしいとこって、つまるところ「どんな人間に対しても態度が変らない」ってとこかなー。あ、厳密に言うと、それはまったく人間らしくないことかもしれないね。つまり、大変情愛深いってことです。
探偵とか警察とか、犯罪に密接に関わっている人たちって、人間の醜い部分って当たり前に見聞きしてるわけじゃないですか。普通、そういう人たちって人間不信になったり、犯罪を犯すような人間なんて生きてる価値なんてないとか思ったりすると思うよね。
だけど、大介さんっていう人は、どんな悪い人でも死んでいいわけがないって思ってるみたい。(違うかもしれないけれど)
とにかく人が死ぬってことをどうしても止めたいと常日頃から思い続けていることは確かです。

たとえば、この本におさめられていた「伊集院大介の失敗」で、悪徳弁護士の元妻が愛人と共謀して元夫を殺すのに成功するところを大介さんに暴かれてしまうわけですが、大介さんの考えなしの行動で二人とも自殺を図ってしまうわけですね。
で、カオルは「そうやって死ねたことは二人にとって幸せだった」と言い、いつか彼らも心変わりしてどちらの顔も見たくないなんてことになってしまった場合、幸せなときに「愛している」と囁きながら死んでいくことはロマンがあっていいって言うんです。
ですが、大介さんは「心変わりは生きていなければ起こらないこと」と言い、ロマンよりも生きていることが重大なことだと言いきります。

『死んでつぐないをする、とか、死ねばすむ、という発想は、どうも好きじゃない。ロマンチックかもしれないが、やっぱり生きていることの方が大切だ。それに人間の秩序とか、法とかというものは、長年かかってつくりあげられてきたもので、やっぱり守るべきものだからね』

私も罪の最大の償いは「生き続けること」と思っています。生きることは死ぬことよりも辛くて厳しいものですよ。特に、罪を犯してしまった人間にとって生きるということは最も辛いことなんじゃないかな。
被害者の遺族とかの気持ちを踏みにじるわけではないけれど、私は即死刑とは言えない。死刑が一番重い刑であるとは思わない。生かし続けること───これが一番辛い刑だと思うんだけどなぁ。


はら。
昨日から今日にかけて読んでたマンガのことも書きたかったけど、また長文になりそうだからまた明日にでも。
あ、明日は息子たち遠足だ。早く起きてお弁当の用意しなくちゃ。注文つけてきたんだよーメニューに。それの買い出しに行って来なくちゃね。(^^)


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