2002年4月10日 15:55(水)曇り時々晴れ、黄砂がすごい!


はあ。
思ってたことカキコしたらスッキリしたぞ(笑)

や、ここでは詳しいことはカキコしませんが、お友達の掲示板で日頃思ってたことをとうとうと語ってきました。あれで嫌われても今回はもう「どうにでもなれ」です。だって、相手を好きであればあるほど、私は相手に対して正直でいなくっちゃって昨日の日記カキコしたあとで思ったんだもん。
ほんと高校時代のMには感謝。私にそういう勇気を与えてくれたからねん。

現在これをカキコしているのは午前11時前。明日からガッコは給食始まるんですが、今日はまだ昼までに息子は帰ってくるわけです。んで、その前にPCやって昼からはいろいろ用事を片付けるためにお出かけしようと思っています。アップするのはその用事から帰ってからだから夕方になるかな?

昨日は一日調子は悪くなかったです。
喉の異物感は出てこなかったし、胃の具合もよかった。ただ、「また出てくるんじゃないか」という不安感は始終あったので喉のあたりがモヤモヤしていましたが。
三食、完食せずに半分くらいでやめにしたのがよかったのか、食後に胃がおかしくなることもなかったです。
今日は久しぶりに旦那が仕事が通しで、早く出勤ということで午前6時に起きてお弁当の用意とかしました。普通だったら早く出勤したら夜も7時くらいに戻ってこれるのですが、今日は通しなのでいつものように9時前に帰宅でしょうね。

ところで、昨夜はそういうこともあって早めに寝たのですが(夜11時頃)、これがなっかなっか寝れませんでした。旦那もゲームせずに同じ時間に寝床についたのですが、いつもはゲームしてから12時をだいぶ回ってから寝るくせのついてる旦那でもあるし昨夜はちょっと暑かったってこともあるでしょうが、なかなか寝れないようでした。で、寝返りを何度もうつので、それもあって気になって私も寝れなかったと思います。
結局ずーっと浅い眠りみたいな感じでまたしても息子のピカチュウ目覚ましで叩き起こされ(時間セットし直しておいたのに、いつのまにかまた元の時間に戻されていた^^;)、なんか朝からボーッとしてましたね。
それのせいか、何となく喉のあたりがおかしくて、うーむ、またしても異物感出てくるか?───となりましたが、とりあえず今のところは大丈夫そうです。スッキリサワヤカとは言えませんが。
ただまあ、人さまの掲示板で吠えたり、日記とかこうやって書けるということはそれほど気力は萎えてないかなーということで。(それで怒涛のごとく小説の方に雪崩れこめればいいのですがねぇ^^;)

さて。その昨日の夕方のことですが。

近所で火事ありました。(^_^;)
ちょっと前にここからちょっと離れたタイヤ置き場で大規模な火事があったばかりだったのですが、今回も似たような感じで畑が広がる原っぱで野火のような火事が。
最初ね、台所でスープを作っていると、うちの横を走る道路を消防車が通りすぎたんですよ。ところが通りすぎるかと思ったらすぐに音が止まったので「?」となり、ベランダに出てみたんですよ。目と鼻の先の交差点に消防車が入ろうとしてるんです。ふっと目の先を見ると(東の方角です)黒い煙が───うぇぇぇぇ?? 火事? 火事なのぉぉぉ?? しかも、すごい近くじゃん!!
100メートルほど離れた(道路を隔ててますが)原っぱが燃えてるんですよおう。。・°°・(>_<)・°°・。
かなりの火の手で(そりゃーモー乾燥してますからねぇ)風の向きが違ってたら大惨事になったところです。というのも、風が北から吹いてて、南側には何もなかったからです。これが東から吹いてたら、すぐ近くに民家がありますし、その進行方向にモロうちの団地があったりします。(><)ひーん。
今日は昼からちょっとチャリコでその現場を見てこようと思います。

*****

で、見てきました。(笑)

やー、やっぱり思ってたとおりの場所が真っ黒になってましたね。
で、まあそれからちょっと銀行に行って、やよいデパートに息子の上靴を買いに行こうとする途中で実家に寄ってみました。
今日は母上もいまして、ちょっと話をしました。で、今度17日か18日に米子に出てみようという話をしてそれから一路デパートへ。息子の上靴を買い、夕食の買い物もついでにしてしまい、ちょっと本屋さんを覗いてみました。
で、そこで魔夜さんの「パタリロ!」73巻を見つけたのですが、今自分がどこまで買ったのか覚えてなかったので一応買うのはやめておきました。(ところが今本棚を見たら71巻までしか買ってないことが判明。しまったー!!(><)初版で揃えていたのですよおおお…今度何としても72巻と73巻を初版でゲットせねばっ!^^;)

で、そのあとがいかん。(爆)

ちょっと近くだからと思って古本屋さんに行ったはいいけれど、帰る時にチャリコのところに行ってみたら倒れてる。風も強かったし、置き所が悪かったんだろうと気にせず起こしたら、ベルの蓋がない──キョロキョロとあたりを探すけれど、どこにも落ちてない。「??」となってしばらくそこらへん探すけれどやっぱりない───まさかこんなもん盗む人いないと思うけれど……ううむむ、結局どうしても見つからず、釈然としないまま帰路につく。

ま、そんなこんなで「む…(ーー;)」なことはあったけれど、今現在の天慈さんは元気なようです。これが続けばいいなー。

ところが。(笑)

今、息子ってばさー、三人も友達連れて帰ってくるんだも〜ん。(><)
いや、いいのよ、いいのよ。
友達とは遊ばなくちゃいけないですもんね。
それがね。
転校生連れてきたのよ。おお、知らない子、しかも男の子?
はら、確か5年生の転校生は男の子と女の子のはず……誰だろう、この子たちは。
でも、何でも今回は転校生が多かったらしく、全体で7人だかいるって息子が言ってたなあ。あとでこっそり息子に聞いておこう。つーか、6時までいるのか?それはちょっとイヤかも。5時になったらまた買い物に行きたいんだけどなあ。そのときは息子モロとも追い出そう。(大爆)

そうそう。この間書かなかったんだけど、息子は5年生となったわけです。おお、上級生だ。

で、担任の先生がU(合ってるかな?^^;)先生で、先生の中では一番背が高くて一番絵のうまい先生です。しかも男の先生だ。(笑)
今まで女の先生ばかりだったのでちょっと勝手が違ってドキドキなんですが(ドキドキしてどうする^^;)天慈さん頑張れるかなー。上級生の母親かあああ…自信ないけど、今まで通り自分なりにやってこう、うん。わたしゃできることしかせん。

あ、それで思い出した。

昨日はたまってた「犬夜叉」と「ワンピース」のアニメを見たんだけど(くー、3/24のワンピがぁ〜(><))、久々にワンピでゾロがいーいセリフを言ってました。(笑)
砂漠でチョッパーがゾロにどうしてルフィの仲間になったかを聞くんですが、そのときゾロがこう言います。

『はたから見ればチームワークっていうのがなってないよな。船長からしてああだからな。だがよ、チームワークってほんとは何なんだ? 助け合って、かばい合って……それでいいのか? そういうヤツもいるけどな。悪いがオレにはごまかしてるようにしか思えねえ。それぞれが自分のできることを死ぬ気でやって、オレはやったぞ、次はテメエの番だ。できなきゃぶっ殺す、くらいの気合があってはじめてチームワークってのは成立するんじゃねえのか。そう考えるとよ。仲間っていっても別に一匹狼でもいいんじゃねえのか、オレはそう思うぜ』

うおー、なんていいセリフだ!!
で、それ聞いた旦那がポツリと言った。

「なんだ、俺の会社と同じじゃん」…(^_^;)

それから、ゾロは世界一の剣豪を目指してるんだけど、付き合いも長くなると別の目的も生まれてくるって言ってました。それは何なのか───はっきりとは言ってませんでしたが、旦那は「こいつの行く末を見届けたい──じゃないかな?」と言ってました。そうかもしれませんね。

さて。

今日はスビルバーグの言葉、残り全部カキコしちゃおうと思います。そろそろ終わりにしなくちゃね。(笑)

まず、スピルバーグが尊敬する監督はキューブリック、フォード、ベルイマン、黒澤明なんですって。キューブリックは知ってるし、黒澤はまあスピルバーグだけじゃないっていうのも知ってるんだけど、他の人は天慈知らない。(爆)
で、彼が新作にかかる前に必ず見る作品があるそうなんだけど、それが「七人の侍」「アラビアのロレンス」「素晴らしき哉、人生!」「捜索者」だそうです。「捜索者」以外はみんな聞いたことある映画です。(^_^;)
というか「アラビアのロレンス」は天慈も大好き。ピーター・オトゥールのファンだったんですよ、私。

次、「シンドラーのリスト」について。
これって初めてアカデミーを取った作品ですよね。
正直言うと、当時私は「スピルバーグよ、おまえもか」といった心境でした。(><)ひーん、すみませーん!!
作品は後にTVで見させていただきました。いやもうすごい作品だなーと思いましたよ。確かにアカデミー賞は当たり前っていう。ただ、私が彼に対して抱いていた、夢のある冒険活劇を生み出す監督っていう思いこみのために「どうして未知との遭遇やジョーズやE.Tやレイダースのような作品だけ作って行くってことしないんだろう?」と思い、彼もやっぱり名声が欲しいのか?───と勝手なことを思っていました。
そうじゃなかったんですね。
まだ、作品を見た段階では、彼の心のうちなど知る由もなかったですが、今回のこのインタビューで、彼もまた表現者なんだと思い知らされました。そして、勝手に彼に対して私のイメージを押しつけていたのだということを知り、恥ずかしくなりましたね。
だから、いつも思うのですが、やはり作品に対する作者の声っていうのは耳を傾けたほうがいいなと思うのです。作者が語りたくないのなら勝手にこちらが想像してもかまわないとは思いますが、語っているのを無視するのはイカンことです。それは相手に失礼だし、そもそもその作品のことを「なんたらかんたら」と言う資格はないと思いますね。(それをしてた天慈ですが、ごめんなさい、スピルバーグさん^^;)

で、その「シンドラーのリスト」見たことあります? 確か6時間近くの大長編映画ですよね? 長かったですが、見てて疲れませんでしたよ。
見たことある方ならわかると思いますが、あれって故意にモノクロで撮られてましたよね。で、ラストのほうで赤い服の少女が出てきて、あれがまたすごく鮮烈に映ったと思います。で、彼はそのシーンのことをこう言ってます。

『あの少女の姿を借りて言いたかったんだ。ホロコーストは現実に起きたのだと。目の前にいる少女に対しても襲いかかったのだと。あれほどの不条理なことが文明国で起こったのだと。そして、英国もロシアも米国もそれに背を向け、彼らが見て見ぬふりをしている間に大勢の命が奪われたのだと』

私は不条理さに憤る彼の気持ちはよくわかります。
そして、それを作品で訴え、世界に問うことができる立場である彼であることを本当によかったと思います。
ですが、一方では「不条理」というものはしかたのないことだと思う気持ちもあります。これは少し運命論にも通じることなんですが、不条理に立ち向かうことは本当に正しいことなのか───と。もちろん、立ち向かう者もいなければいかんという気持ちもあるのですが、割り切れないんですよ。不条理って「許しちゃいかんこと」と決め付けれないんじゃないかって。
ううむ、うまく言えないんですが……これって、どういう死に方をしたか、それが不条理な死であったら何をやってもかまわないのか───ということなんですが。(><)あいーん、よくわかんないですよねぇ。
でもまあ、よく言われる殺されたから殺すっていう、そういうのじゃなくて、映像で訴えるとか、訴訟で訴えるとか、そういう別の戦い方もあるってことで、スピルバーグのやり方は平和的だなーと言いたいのであります。
ただ、そういうことじゃなく、直接的に身体にわからせる場合もあるので……つまりなんだ、その、画一にならなければいいなーと。σ(^◇^;)…やっぱよくわかりませんよねぇ。私もなんか自分で何言ってんだかわかんなくなってきました。次行こう、次。(大爆)

えー、でもまたまたその「シンドラーのリスト」関連なんですが。(笑)
あれだけ長い作品なんだけど、撮られた日数がすごく短いんですよ。撮影日数71〜72日間なんだって。それについて彼はこう言ってます。

『撮影が早く進むと、作品を客観的に見られていい仕事ができる。仕上がった時の作品の形が自然と見えてくるんだ。「ジョーズ」のように撮影時間がかかると、その形が見えてこない。思い入れの強い作品の時は早く撮るようにしてる。完成版のタイムでいうと5分半〜6分に相当する分量。俳優の演技も途切れず、物語がどんどん進み、形になっていくのが分かる。撮影が遅いと、まったく逆。主観が入りこみすぎて芸術性が失われてしまう』

それから、自分の作品の主人公について、彼はこう言ってます。

『自分の作品の主人公は、人生をコントロールする力を失ってしまうが、やがてもう一度その力を取り戻していく。強大な力に人生を支配されてしまった人が、それに立ち向かう姿が好きなんだ』

 もっともです、スピルバーグさん。(^^)

最後に。
映画人を目指す若い人たちとの問答を4つ。

『ご自身の人生はどの程度作品に反映されてるのか』

『作品はどれもタイムカプセルだ。仕上がった作品にはそれに費やした時間も封じ込められているんだ。作品が人生の節目になる。僕の人生で大切なことは2つ。子供の誕生と映画の完成だ。子供も作品も誕生するごとに新たな1章が刻まれた。あと何章刻めるか楽しみだよ』

『耳を傾けない人が嫌いだと言われたが、私たち若者はその代表。聞くことの大切さとは何か…それと宇宙人は信じるか』

『僕は両親からユダヤ教の教えを受けた。単に祈の言葉だけではなく、振る舞いについてもだ。中でも一番大切なのは”耳を傾けろ”ということだった。ただ黙って親の言うことを聞けということではない。心の声を聞くんだ。大声ばかりに気を取られのではなく、聞き逃しがちなささやきをね。僕はそう教えられて育った。耳を傾けない人たちは損をする。何かを学べないだけでなく、飛躍の機会を失うんだ。自業自得でしかないけどね…宇宙人、信じるよ』

『時々すごくいいアイデアが浮かぶが、それを形にするにはどの程度まで理論や技術を学べばいいのか』

『映画を見て学ぶのがいい。音を消して見るんだ。カメラの位置や動き、ショットのサイズやつなぎ方の意味を学べる。脚本家の諸君。君たちの力をみくびってるわけじゃない。撮り方を学ぶためだ。セリフ抜きでストーリーがどれだけ伝わるかを見る。十分に推測できるようなら映像に力があるってことだ』

『あなたのビジョンを象徴するシーンを一つ挙げるとしたらどれか、またあなたにとって演技とは?』

『2つめの質問は難しいな。正解したら得点アップ?(笑) 象徴するシーンか…これまでの作品すべてを頭に思い浮かべるけど、一つに絞るのは簡単じゃない。それでもあえて一つを選ぶとしたら「未知との遭遇」で、少年がドアを開けるシーンだ。外で輝く怪しい光に興味を覚え、近づいて見てみよう、触れてみようとする。好奇心あふれる彼の姿が僕の信じるものの象徴だと思う。演技とは何か? 人から笑われるのを恐れないことだと思うね。いくらバカにされてもめげずに続ける勇気を持つこと。演技とは勇気だ』

やはりスピルバーグは素晴らしい!!
愛してるよ! スピルバーグ!!!


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