2002年4月4日 19:08(木)晴れ


今日の日記はたぶん夜に更新。(^_^;)
昨日PCしすぎたから、今日は絶対3時くらいまでは電源入れないぞーと決心していたのだ。(T^T)くうー、なんて健気な天慈さん。(爆)
で、現在これを書き出したのが4時頃なんだけど、3時くらいからかなー、お友達のサイト巡り始めたんだけどやーっぱり回りきれないや。カキコしたいところもあるんだけど、夜にでもまたちょっと回ってみようっと。(T_T)

とりあえず今日の天慈さんの動向を駆け足で追ってみよう。(笑)

午前中は10時過ぎに旦那が出社するまでコーヒー飲みつつ「特ダネ!」を見る。で、旦那さまが出社したら掃除をガガガッと始めて(息子はゲームしながら掃除機に追いかけられる^^;)洗濯もする。
洗濯しながらスタートレックの本を読む天慈さん。(ちなみにこの間からずーっと読みつづけてるシャトナー著の「サレックへの挽歌・上」です^^;)
そうこうしているとお昼になってしまいました。
で、お昼食べてまたまたコーヒー飲みつつ「笑っていいとも!」を見る。なななんと、明日はTOKIOの松岡くんだ。おーし、今度も録画だ。(笑)
で、1時になると今度は出かける用意をして息子とチャリコで市役所近くの書店へ。小学5年生の5月号を買いにいくためです。明日旦那が休みだから、別に明日買いに行ってもいいんだけど、これも何とかPCから離れようという苦肉の策。(そこまでのことか?^^;)
まあ、今日もとーっても天気はいいし(ちと風が冷たかったが)、やはりこういう日はお外に出ないとあかんやろーってことで。
帰りは私の実家に寄りました。
今日は母上は花見に出かけてて、父上だけがおりました。しばらくお話なぞして3時頃に帰って来たということです。

昨日はお昼にお薬飲まなかったんだけど、やっぱり夜えらくなってきて、ご飯食べたあとお薬飲んで横になってたんですね。んで、旦那が帰ってくる頃には復活してて、胃も嘘のように楽チンになってました。
いつかは飲まずにすむだろうかと、時々不安に思ったりしますが、そう思うことがまた胃にはよくないんだろうからなるべく考えないようにしようとしています。
旦那も「少しづつ減らしていけばいい」と言うんで「またお薬もらいに行ってもいいかなあ」と言うと「もらいに行けばいい」と言ってくれました。お薬があるとなんか安心するみたいなんですよね。
で、昨日はちょっとPCもやりすぎちゃったって思ってて、その気持ちがまた余計に不安感をあおるらしくって……で、今日はどうしようと思ったけれど、旦那がああ言ってくれたしってことで朝も昼も飲むのをやめてみました。
最初やっぱり不安があって胃のあたりがヘンな感じでしたが、PCはやってないし、なるたけ「痛くない、痛くない、大丈夫、大丈夫」って念じるようにして掃除洗濯してました。
お昼からもチャリコで外出してもし急に痛くなったら───と思ったけれど、結局は大丈夫でした。完全にいい感じ〜ってわけではないけれど、ひどいことにはなりませんでした。まだまだ不安はあるけれど、何とかなりそうな気もしてます。もっと前向きに思考を持っていきたいなーと。自分は前向き思考だと思っていたんだけどなー。今回のことでほんっと自信なくしちゃいました。でも、もう痛い思いとかしたくないし、精神的なことからくるんなら、精神的なことで治したいなーと。きっとなんとかなるさ、うん。

実はね、昨日は午後3時過ぎからあるビデオを見てました。
それは以前NHKで放送されてたのを録画したやつなんですが「スティーブン・スピルバーグ自らを語る」という番組です。で、今回の病気のことですっかり意気消沈していた私に元気をつけてもらったような気がします。
もー、見ながらね、スピルバーグが語るほとんどの言葉を書き取ってましたよ。(笑)
全部ご紹介したいくらいだけど、それこそすごく時間かかりそうなんで、もしかしたら分けて紹介していくことになるかも。(いつものことだ^^;)

この番組は司会者ジェームズ・リプトンがスピルバーグにインタビューをしていくという形で進行していくもので、会場の視聴者のほとんどが俳優や監督や脚本家志望の若者たちだったんですね。
で、ラストのほうで五人の若者がスピルバーグに質問するんですが、その中で「世界のスピルバーグになる以前、どのくらいの才能や独創性が自分には備わっていると思っていたか」という問いかけに彼はこう答えています。

『ゼロだ。まったくないと思ってた。単に怖いものと向き合い、自分の中から恐怖心を取り除きたかっただけ。ところが僕は悪戯好きで、他の皆も怖がらせたかった。つまり、自分が抱えていた恐怖心を他人に植え付けたんだ』

私、これ聞いたときに今の自分を思いました。
彼が言ったことは自分の才能とかを自分がどう思っていたかということについて語っているのですが、私はまったく別の意味のことが心に刻まれたのです。

『怖いものと向き合い、自分の中から恐怖心を取り除きたかった』

つまり、彼は自分の才能がどれくらいかをよくわかってて、それがとても怖かったわけです。ですが、ただ怖がっていただけでは何も進歩はないということをちゃんとわかってて、だから行動を起こした。
これは私にも言えることだなと。
別に才能のことじゃなくていい。
今回のことでいうなら、胃カメラを飲む恐怖を取り除きたかったから、だから私は行動した(=飲んだ)───と。まあ、かなりジタバタしましたが。(^_^;)

彼は『自分を見つめる作業は大切だ』と言います。
自分は皆が思うようには自身を見ていない、つまり有名人であるとは。だけど有名人であるということはちゃんとわかっているつもりだと。(そりゃー普通の人にサインしてくれなどとは言ってこないからねー^^;)でも、自分も自分のことを他人が思うような有名人だと思い始めたら監督はやめなくちゃならないなということを言ってます。
なぜならそれは『自分を失う時だから』だそうです。

『自らの視点で映画を作れず、他人が持つ僕のイメージをもとに作るようになってしまい、どう見られるかだけが基準となってしまう。僕は常に登場人物の一人を通して作品を見る。自分に似せて描くわけじゃない。作品を見つめるための視点を確保するだけだ』

彼は映画人です。
ですが、今回のこのインタビューで語られる彼の言葉は、すべて私たちのように小説を書く者たちにも充分指南たりえると思いました。とはいえ、ほとんど目新しいことを言ってるというわけではなく、「そうだよなあ」と再確認するような事柄ばかりのような感じもしました。それに、多少私の気持ちともズレているところもありましたが、正直言うと。(なんと恐れ多い^^;)
とまあ、そういうことで、少しづつ彼の言葉を紹介しつつ、私の思いも聞いてもらえたらなーと思っています。

あ、そうそう、またしても私信。(笑)

慧くん、すごーい楽譜集を貸してくれたはいいけれど、当分MIDI作成作業はできそうにないよ。作りたくてウズウズはしてるんだけどねー。増尾さんや慕さんあたりなどは「おおっ!」となりそうな曲目ばかりなんだけどさ。(謎)


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