2002年2月12日 14:45(火)曇り


昨日の中島さんの日記で、日本語についての興味深いことを書かれていたので、作家志望の方はぜひ読んでいただきたいなーと思います。
だけども、中島さんご本人もおっしゃっていましたが、「正しいこと」(中島さんは「正しい表現」と言ってましたが)って決してあるわけではないってことで、中島さんが言われることがすべて正しいのだという思いこみを持ってはいけないんだなーと思いました。
私が中島さんの熱烈な大ファンだから、もしかしたら中島さんの言われることはすべて正しいんだって私が思っていると誤解なさっている方がいるかもしれませんが、もちろん私だって中島さんが言われることすべてに賛同しているわけではないです。ちょっとだけ考えが違ってたりする場合もあります。それがほとんど書き物以外ではあるにしても、私が中島さんのことを神様と拝めているわけではないということは忘れないでほしいと思いますね。
ただ、中島さんはやはりプロでいらっしゃるから、私たち素人がどうこういうべきではないと思いますね、いつも言ってることだけど。(もちろん、私が言うべきではないというのも、私だけの考えですから、他人に押し付けるつもりはありませんが。←2005年の天慈の言葉)

それにしても、今の国語教育は間違っているというのには私も実は賛成だったりします。や、私が国語の成績が悪かったのもそのせいだ、などとは言いませんが(爆)、でもどうしてもいい点数を取れたためしがありませんでしたよねぇ。(ちょっと含みがあったりして^^;)
だってさ、先生の解釈とか、マニュアル通りの解釈とかを私ができなかったんですもん。だけどさ、それは、けっこう他人とは違った感性を持っていたということで、今では自慢してもいいかなーなんて思ったりしてます。

とにかく、まあ一度中島さんの考えを読んでみてください。

なんというか、文法のことについても、本来こういう使い方をされていたものが、今は違う使い方をされているというくだりがあるんですが、上げられた例を読んでみて、私の知らなかったことがいろいろと書かれていました。
思ったんですが、ちゃんとこれこれこういう使い方をされていたという昔ながらの文法っていうのはちゃんと頭に入れてたほうがいいのかなーって。
そう思ったら、なんか私ってすごい物事を知らずにいろいろ書いたりしてるんだなーって恐ろしく思ったりしますね。私ってすごい無知なんだって。
とすると、そんな私はまったく中島さんとか他のプロの作家さんの書かれているものに対して、何か意見やら指摘なんて絶対できるもんじゃないと思いますね。身のほど知らずっていう言葉がありますが、そういう人間にだけはなりたくないですよ、うん。

そうそう。

中島さんの日記にも書かれていましたが、自分が好きな表現は正しくて嫌いな表現は間違ってると、そう思いこんでいる人たちが大勢いると思うのですが、私も「私はそうは思わない」とか「ちょっと違うと思うけどなー」と自分の日記でよく書いたりしてたりしますが、だからといって絶対に自分が正しいなどと思ったことはありません。
恐らく、私の日記で「自分のことを何様だと思っている」と感じられた方がいたりするかもしれませんが、それは大きな間違いです。でもまあ、そういうふうに思わせてしまう私にも問題があると思うので、「大きな間違いです」と言う資格はないのかもしれませんが。
だけど、どんな書き方をしたって、私が思っていることと違う解釈してしまう人は出てくると思うし、また同じ解釈を求めるのも独善的でイカンことですので、「あら天慈さん、ちょっとばかし言い訳を言ってるわー」と思ってくださればいいです。σ(^◇^;)

ついでに、この間から書こうって思ってたことも書いちゃえ。(笑)

日本語の表現とはちょっと話題違いかもしれないけれど、さくらちゃんとこでお話してた「作品の重みとか深さって?」ということについて。
これについてはさくらちゃんと私とでは意見が違ってて、さくらちゃんは「キャラ」で私は「ストーリー」で作品に重みや深さを出すってなったんだよね。
もちろん、互いに「絶対に」といってるわけでなく、相手の言い分もわかってるわけ。ただ、私が考えるに、たとえば私が「ストーリー」と言うのも、そしてさくらちゃんが「キャラ」というのも、たぶんそれはそれらを自分が不得意と感じているからではないかと思ったんですね。

私は自分で言うのもなんですが、キャラ作りはけっこう自信あるほうなんです。でもストーリーはなんというか奇をてらったものばっかりで、どうも普遍的なものを提供するってことができない。人とは違っていたいというその気持ちがどうもストーリーに変なこだわりを持たせてしまうみたい。
だけど、よくよく考えてみるとどうやら私の書いてきたものってけっこう話題になったような物語を元にして書いてたみたいで、少なくとも仕事を辞めて投稿するようになってからの作品はそんなに奇抜というわけではないみたいですね。万人に受け入れられるかどうかは別として。
それは、やはり自分がツボにはまったとこだけをピックアップして、よく練りもせずに好き放題につぎ込んで書いてるからだろうなぁ。
でもまあ、結局はさくらちゃんがこの問題に決着つけてくれました。(笑)

つまり、何を取り上げたとしても「とことん書けばいい」と。

つまり、これでもかと突き詰めて書きこめば重厚さがでるのではないかと。
ひとつのテーマを取り上げ──たとえば愛とか友情とか──それをとことん追求して書けばいい。それはキャラでも同じこと。このキャラを重点的に書き(それはほとんどが主人公だと思いますが)、脇役がそれを補佐するという感じでドォォォォ───って書いちゃえば、ほーら出来あがり。(笑)
でもま、それも結局は「気力・体力・知力」がなければ書き上げられないよなー。かる〜く書いて重厚なものをって、そういう能力あればいいですけど、なかなかそういうことはねぇ。

とまあ、つまりはなんだ。

物書きの神さまが降りてこずに、なかなか投稿小説が書けない天慈のグチでしたなぁ。(あっはっはー)←笑ってる場合か。(`´メ)
ちなみに、星矢を読んじゃったので、今度は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を読み始めました。今のところクロコダインとヒュンケルがカッコイー♪


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