2002年2月5日 16:58(火)曇り


切り離しに失敗してしまいましたね。H2A2号機。せっかく打ち上げ成功したのに。でも、失敗しても失敗しても頑張ってもらいたいと私は思います。
何億円もするからと、かなり宇宙開発は叩かれたりしますが、宇宙オタクの私としては、やはりしつこく続けてほしいと思ってます。

今日は、昨日の検査結果でホッとしたので、気分的にも体調的にもだいぶ良くて、久々に楽しい外出となりました。
お昼から旦那の運転する車で米子の本屋さんに行ったのですが、その私の気持ちをさらに良くしてくれる本が出版されていました。「特ダネ!」の血液型選手権(占いのことね^^)が当たっちゃいましたね。(笑)
といっても、一冊手に入らなかったものがあったのですがね。
買おうと思っていたのはCLAMPの「X」16巻と17巻。17はあったけれど16はありませんでした。やっと購入してしまおうと思ったのに、まったくもーってな感じです。
その代わり、JETさんの「犬神家の一族」上下巻を。そして、これが一番の収穫。ウィリアム・シャトナーの「新宇宙大作戦 鏡像世界からの侵略」上下巻!!
角川からもスタートレックの枝ストーリーが出ていますが、やっぱり私は本家本元ハヤカワの宇宙大作戦シリーズが一番大好きです。旧シリーズも新シリーズもどちらも。

さて。

昨日の新聞で、同世代の記者さんのコラム「受験と人生」というのを読みました。この方のコラムは私も旦那もけっこう好きでよく読むんですね。だけども、「これは違うだろう」という考え方の違いももちろんあったりしまして、今回のコラムでも彼が「最も大切にしている友人」というのに疑問を持ったものでした。
彼は、

『できる友達ほど安易に助けてはくれない』

ということを日頃から実感していて、それをたぶん受け入れている人なんだと思います。だって、その大切にしている友人というのが、

『おまえがだらしなく倒れるようなら遠慮なく友達関係は切る。助けを求めるやつに割く時間もエネルギーも無駄』

というのだから。(^_^;)

そうね、そういうのもアリだろうなーとは思ったのだけれど、それだけを大切にするというのは、なんかあんまりだなと思う。彼の言う、

『緊張感がいいのだ』

というのもわかるんだけど、そして、彼も言ってることなんですが、

『傷をなめあう癒しの役割も必要』

なんですよ。緊張感だけが進歩の要となるというのも疑わしいと思います、少なくとも私は。
人によっては癒されるだけでも進歩はするはずじゃないのかと私は思うのだけど。それは甘えだと叩かれるのでしょうかねぇ?
ただ、言い切ってる彼はすごいなとは思うね。一本ちゃんと筋が通っているというてんで。

旦那は「相手が一番困っているときに手が差し伸べられるのが本当の友人」と言っています。

友達が作家になりたいと思っててすごく頑張ってるとする。それに対して金銭的でも意見でも、とにかく手を差し伸べて応援するのが本物の友達である───ということでしょうか。(違ってたらあとで大目玉だろうな、ほんっとお前は読解力ないって?^^;)
もちろん、そうするのには「こいつならやれる」「こいつの作品はいいものだ」と思うことが第一であって、「そんなにいいのか、これが」と相手の作品に疑問を持ったら遠慮なく相手に言えばいい。ただし、その勇気があればですが。
ですが、これは旦那の意見ではなく私の意見ですが「おまえはダメだ」と言うことは、自分自身に相当な自信がないとそういうことは言えないと思いますね。だって、自分が「つまらない」と思ったものでも、他の誰かは「すばらしい」と思うかもしれないわけで、その作品を「ダメである」と決め付けることは誰にもできないんじゃないかと思うんだもの。
それを決めるのは世間であり、売れるか売れないかは、とにかく世に出てみないとわからないことです。

だから、やっぱり本人たちが諦めない限り、そしてその才能を信じる限りは、友達として最後まで付き合ってやるのが本当の友達であると思います。

といっても、絶対にそうしなくちゃいかんと言うわけじゃないですよ。つまり、できる範囲でもいいわけです。金銭的・精神的にままならない状態で応援したって、相手だって素直に喜べないと思いますしね。

で、最後に新聞のコラムに出てきたこの言葉。

『社会に出て成功するために最も大切な能力は”他人の気持ちを察する能力”である』

と彼は言います。

視野が狭くなることが危険。世の中自分の考えとはまったく違う人たちがはるかに多いんだということを知ることは大切なんだということですね。
それはまあ、日頃から私が言ってきていることですが、彼もそれを獲得するのに苦労しているということ。そして、この私もそうなんですよね。私はいろんな考えをする人と付き合っていけると思っていますが、そう旦那に言ったら「あんたのは付き合っているとはいえない。突き進んでるだけだ」って。σ(^◇^;)

つまりですね…

付き合うっていうのはこちらが働きかけ、それに対してリアクションがあるっていうことがコミュニケーションであり、それがあって初めて付き合っていると言えるのであって、一方的に発信して何もリアクションを得られないというのは付き合っているとは言えないんだそうです。

( ̄□ ̄;)!!…そうだったんだ……やはり私は自分だけが友達と思っているだけなんだ。

でも大丈夫。

友達と思ってるけれど本当はただの知り合い100人より、やっぱり親友みたいな感じの友人が一人だけでもいたらそれは財産なんだってね。極端な話、相手にしてくれない人はどーでもいいってことですよ、うん。一番自分のことを考えてくれる人っていうのは、自ずと残っていくものです。それを信じて私はこれからもいろんな人に声かけていきます♪(懲りないヤツ^^;)
だって、ちゃんと私には「○○○」がいますから。(「○○○」には今読んでくださってる「あなた」の名前が入ります^^)←もちろん、その「あなた」っていうのは、メールだろうがうちの掲示板だろうが相手の日記だろうが相手の掲示板だろうが、私に声をかけてくれる人でありますけれどね。(^^)

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