2002年1月31日 15:17(木)曇り時々雨時々雪


うぉ〜、見たいぞー「地獄の黙示録」完全版。

前に見たのは84年のこと。ただ、その時の見た感想に「今回は途中から見た。しかし、わけのわからん映画だ。でも昔よりなんとなく何が言いたいのか理解できそうな気がした」と書かれてあったので、それ以前にも見てるはずだと思う。
これのテーマ曲といえば「ワルキューレの騎行」(クリックしてみそ♪)だけど、今朝TVでもしかしたら富田勲さんの「惑星」が使われたかもしれなかったんだと聞き、「おお、それはすごい」と思いました。うーむ。富田さんの「惑星」は手に入れてないよなぁ。

さて。

今日もまだ今は元気なので(只今の時間は10時31分です)、昨日言ってたことをカキコしようかなと思います。

まず、この間もTVでやってた「全米一過酷な刑務所」の話。

その刑務所の所長さんは保安官上がりの人だそうで、「罪人に人権を認めてはならない」とか「大切な税金を使わないようにする」とか「社会に無料奉仕する」とかということを信条にしているのだそうです。
で、番組では、その刑務所に各地から集められたちょっと素行に問題のある子供たちを親共々体験入所させるというのを紹介していたのですね。

よく、すべての人間には人権があるだのなんだのと言う人々がいますが、私もこの所長さんと同じで、人権というものは罪を犯した人間にはないと思っています。

番組で、他の刑務所の様子が紹介されていましたが、なんですか、あれは。(`´メ)
娯楽はあるわ、食べ物はいいもの食べてるわ、清潔でホテル並の部屋だわ、スポーツもできる、TVも見れると、いったいここはどこっていう感じの空間。あれがすべて地道に働いてる人々の税金で賄われているのですよ。ふざけんなって言いたいですよねぇ。
あんなにいい環境だったら、何もあくせく働いて暮らさなくてもいいじゃないって犯罪者が思っても不思議じゃないです。げんに、食べていけないからと自ら犯罪を犯して刑務所に入るバカもいるんですよ?
そりゃあ「自由がない」だの「会いたい人にも会えない」だのと言う者もいるでしょうが、少なくとも私のような、外に出ずにずっと部屋で過ごすのが苦痛に感じない人間だったら刑務所もいいなあなんて不謹慎にも思ってしまいます。だって、刑務所で小説書いたりして出版した人だっているわけでしょ。だめですよ、そんなことさせちゃ。(爆)
あの所長さんが言ってましたが、二度と刑務所には入りたくないという気持ちを罪人には思わせなくちゃなりません。それなのに刑務所内を居心地良くしてどうすんだよって。

刑務所がひどいところで、たとえ罪人であろうとも人間、人権は与えるべきだという声が上がったことで今の刑務所があのように居心地良いものになったのでしょうけど(これ推論ですが)、私はそれは間違いであると思いますね。
確かに、やむにやまれぬ理由で罪を犯してしまった人たちはいるでしょう。そういう人たちと、ただ己の欲望だけで罪を犯したバカ者たちとを一緒に考えることは私もしたくないです。
ですが、やはり罪は罪。そのために裁判というものがあり、情状酌量というものがあるのでしょう?
罪を犯したということは、それがどんな理由であろうとも償いはしなくてはなりませんよ。まったくのお咎めがない罪人は一人としていないと私は思います。ただ、償う期間が短くなるか長くなるか、それだけです。

それと、私は死刑という制度は一応反対です。

というか、人にとって死が最高の罰にならない場合があるからです。そうじゃなきゃ自殺なんて存在しませんからね。極刑というものは、死ぬギリギリのところで生かされるものであると思います。だから、死刑を受けるに値する罪人は生かして地獄の苦しみを味わわせるべきじゃないかと私は思うわけです。

それから。

話は変わって昨日の「わらっていいとも」でのタモさんの発言。「子供中心の生活はダメだ」というやつ。これって、前にも日記で話題にしたような気がするけれど。

昨日は女優の東ちづるさんが出ていましたが(私、好きなんです彼女^^)、彼女も子供の頃、周囲から「あなたは明るくて元気な子なんだ」と言われ、そうしなくちゃいけないんだと思い、無理に明るくいい子を演じていたと言ってました。本当はそんなにテンションは高くなくて、一人遊びが好きな暗い子供だったのにって。私もその気持ちってよくわかります。私もそうだったから。(おや、誰か笑いましたね?)

確かに、私はおもしろい人間でもあると思います。

でも、それだけじゃない。それだけの人間であるはずがない。暗い部分だってあるし、残酷な部分だってある。それをわかってほしいなーって思い続けてきたのですよね。それは、やはり好きな人にはそれに気づいてほしいし、そんな私を受け入れて欲しいって思いますよね。
だから、私は昔から──特に高校生あたりから──私ってこんなヤツなのよってこと細かく自分のことを喋ってきました。それは今でも変わりませんよね?
で、高校の時に大好きだったSくんにも、そういうわけで「私はこう思ってるの」「私はねー」などいろいろ話したもんですが、結局彼は「おまえっておもしろいやつだな」と返ってきただけでした。そりゃ、彼としては、私を気遣ってそう言ってくれたのでしょうし、そう言うしかなかったということも私にはわかりますが、でもやっぱりちょっと悲しくなったのを覚えています。

そうかと思ったら、以前同僚だったAさんに「あなたってほんとは暗いでしょ」って言われたとき、ハデハデでブランドのことしか話さない彼女に対して見る目が変わったということもありました。人間見かけじゃないんだなって。(笑)
それからですね。どんなに派手なかっこうして人生のこともムツカシイことも考えたことないようなチャラチャラした若い人でも、もしかしたら鋭い目を持っているのではないかと外見で判断しなくなったのは。

というか、タモさんの話からずいぶんとズレてきました。(爆)
子供中心じゃダメ──この話はまた明日にします。(気が乗れば…^^;)


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